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部屋の間取りや家具の配置の都合で、ベッドを窓際に置くときは要注意。デメリットの把握と、発生しうる問題への対策をしないと、睡眠の質が下がってしまうかもしれません

本記事ではベッドを窓際に置くデメリットや窓際にベッドを置くときに知っておきたいポイントについて紹介します。

ベッドを窓際に置くデメリット

ベッドを窓際に置く場合にどのようなデメリットがあるでしょうか。いくつか見ていきましょう。

外からの熱や冷気を感じやすい

窓際は外に近い分、外気の影響を特に受けやすい場所です。そのため寝ているときには、暑さや寒さをほかの場所よりも感じやすくなります。睡眠の質が下がるおそれがあるので、安眠のためには掛け布団や服装など、温度調節の工夫が必要です

外の騒音や光が気になる

窓際では暑さや寒さと同じく、外の騒音や光も感じやすくなります。道路や線路、繁華街などが近い場所では、特に騒音が睡眠を妨げてしまうでしょう

また街灯や看板といった人工光が入ってくると、メラトニンという睡眠ホルモンの分泌が抑制されてしまいます。これも眠りが浅くなるなど、睡眠の質を低下させる原因になります。

結露によってカビが生えやすい

冬場は室内と外の温度差で窓に結露が発生しやすくなります。ベッドや布団にも湿気がこもり、劣化やカビの発生の原因になります。ベッドが痛みやすくなるだけでなく、カビは健康にも悪影響を及ぼします

窓の掃除が大変になる

窓際にベッドがあると、窓を掃除するときにベッドが邪魔になります。特に掃除しにくい窓際とベッドの隙間は、ほこりがたまりやすく、ダニやカビが増殖するおそれもあります

ベッドを窓際に置くメリット

ベッドを窓際に置くことには、デメリットだけでなくメリットもあります。以下のメリットを活かしたいなら、窓際へのベッドの配置を検討してみてもいいでしょう。

部屋を広く使える

ベッドを窓際に置けば、部屋の真ん中にベッドを置くよりも、部屋を広く使えます。家具を置いたり、くつろいだりするスペースを確保することも可能です。

太陽光を浴びて起きられる

窓が近い分、朝は太陽光を浴びて起きられます。朝から太陽光を浴びると、体内時計がリセットされ、体のリズムを整える効果があります。気持ちよく目覚められ、1日の始まりをすっきりと迎えられるでしょう

ベッドを窓際に置く際のポイント

ベッドを窓際に置くときには、以下のポイントすることが大切です。デメリットを緩和して、睡眠や生活を快適に保てます。

ベッドは窓から少し離して配置する

ベッドは窓際から50cmは離して置くのがおすすめです。その分スペースは使いますが、音や光のほか結露など、外からの影響を軽減できます。また掃除もしやすくなります。

光や熱を遮断できるカーテンを使う

機能性に優れたカーテンを使えば、ベッドを窓際に置く際のデメリットを緩和できます。制菌加工がされた物や、音を遮断してくれる物、熱を遮断して温度を一定に保てる物などさまざまなタイプがあります。自分が悩んでいる要素に応じて選ぶといいでしょう。

カーテンの長さは床につく程度の物にすると、より温度の影響を軽減できます。

カビへの対策ができるマットレスを使う

カビや湿気への対策としては、通気性に優れたマットレスが有効です。コイルを内蔵したマットレスは、コイル間の空洞が風を通しやすくなっており、カビの発生を抑えられます。生地に防カビ加工がされていれば、さらに安心です。

またこまめに布団を干す、布団乾燥機を使うといった行動も湿気対策に役立ちます。

寝るときに頭を窓側に向けない

寝るときに頭が窓側の位置にあると、熱や音といった外の影響を受けやすくなります。また夏場など日の出が早い時期は、日光によって本来より早い時刻に目が覚めてしまうことも。頭を窓側に置かないようにするか、窓とは反対側を向いて寝る、アイマスクを使うなどの対策が必要です。

折りたたみベッドを使う

折りたたみベッドであれば、使わないときはたたんでおけるため、窓際の掃除や換気がスムーズにできます。よりスペースを広く使いたい人や、きれい好きの人には特におすすめです。

ベッドを窓際に置く場合には、適切な対策が必要

ベッドを窓際に置くことにはデメリットも多いですが、適切な対策をすれば問題を回避できる場合も。もしベッドを窓際に置く場合は、発生しうる問題を踏まえ、部屋の環境も考慮しながら対策を立てましょう。

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