ウォーキングは脚のむくみを解消する効果があり、健康的に脚を細く見せることができます。この記事では、脚やせを目指す方にむくみの原因とその解消メカニズムを解説。日々のウォーキングを工夫して脚のむくみを減らし、理想の脚に近づく方法をお伝えします。
さらに楽しくウォーキングするのにおすすめのアプリもピックアップ。むくみに悩んでいる人、ウォーキングを始めたい方はぜひ参考にしてくださいね。
歩いて貯めたマイルをTポイントに交換できる歩数計アプリ
Tヘルスケア
移動距離でポイントGET! 現金や電子マネーがもらえるアプリ
トリマ
ウォーキングで脚のむくみを解消して脚やせする方法 浮腫予防や原因も解説
ウォーキングはむくみ(浮腫)解消に効果あり
ウォーキングは血液循環を促進する有酸素運動の一つです。特にふくらはぎの筋肉は、リンパ液や血液を心臓に送り返す「第二の心臓」とも呼ばれており、ウォーキングを効果的に行うことで、脚のむくみ解消にも繋がるといわれていますよ。
また、ウォーキングはトレーニングアプリと併用することで、モチベーションを保ちながら楽しめます。例えば『Tヘルスケア』というアプリでは、体重や歩数の記録ができるだけでなく、毎日の歩数をポイントに変換できるためポイ活にも役立てることが可能です。
Culture Convenience Club Co.,Ltd.
無料で使えるおすすめの歩数計アプリは以下の記事でご紹介しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
脚がむくむ原因とメカニズム
ここからは脚がむくむ主な原因と、そのメカニズムを詳しく解説します。むくみの原因を理解して、むくみ対策をしましょう。
水分バランスの乱れ
水分のバランスが乱れると、体内の細胞間に水分が滞留しやすくなり、それがむくみの原因となります。
例えば、塩分の過剰摂取は体内で水分を保持しやすくするためむくみやすく、反対に水分摂取が不足すると血液がドロドロとして流れにくくなり、むくみを引き起こします。塩分・糖質の過剰摂取や飲酒は控え、こまめに水分補給することを意識しましょう。
長時間の座り姿勢
長時間座っていると、特に下半身の血行が悪くなります。血流が滞ると血液や体液が下半身に溜まりやすく、それがむくみとして表れます。特にオフィスワークや長距離の移動で座りがちな場合は定期的に立ち上がって歩いたりストレッチをしたりするなどの工夫が必要です。
ホルモンバランスの変化
女性はホルモンバランスの変化によって、むくみが起きやすいとされています。生理周期や妊娠、更年期など、ホルモンの影響を受けやすい時期には、体内の水分バランスが崩れやすくなるので注意が必要です。
プロゲステロンとエストロゲンという二つのホルモンバランスが崩れると、体液が細胞間に滞留しやすくなり、むくみが発生します。
高温・多湿の環境
暑い季節は汗を多くかき、それが水分バランスを崩す一因となります。また、高温多湿の環境は血管を拡張させ、血液の流れが悪くなることもあります。このような高温や多湿の環境下では、特に水分補給と適度な休憩を心がけるようにしてください。
むくみを解消に効果的な正しいウォーキングのフォーム
ウォーキングの効果を高めるには正しいフォームの理解が必要です。ここでは、ダイエットトレーナー・小山圭介さん監修のもと、6つのポイントを解説します。
正しいウォーキングのポイント
- 背筋を伸ばす
- 肩を自然に開く
- 膝を伸ばす
- 踵から親指の付け根の順に自然と着地する
- 視線は「2階ルックウォーク」
- 息を吐き切る
背筋を伸ばす
ウォーキングで最も基本的なポイントは、背筋をしっかりと伸ばすことです。頭が上方向にまっすぐ引っ張られているイメージで背筋を伸ばして歩きましょう。うまく背筋が伸ばせない方は、大きく伸びをするようにストレッチをしてみてください。重心が上に上がって自然と背筋が伸びますよ。
背筋を伸ばすことで全身のバランスが整い、効率的な歩行が可能になります。また呼吸もしやすくなり、より多くの酸素を体内に取り込むことができるので、疲れにくい体と持続可能なウォーキングにつながります。
肩を自然に開く
背筋を意識できたら次は肩を改善しましょう。肩が前に出る巻き肩は、見た目が悪いだけでなく、肩の周りに集中しているリンパ管が圧迫され、むくみの原因になります。鏡の前に横向きに立ち、肩が胸より前に出ていたら要注意。肩の中心が耳の下に来るように意識して開いてみましょう。
肩と一緒に気をつけたいのが腕の使い方。腕は90度に曲げ、大きく前後に振ります。この動作は歩行時のバランスを取るだけでなく、上半身の運動にもなりカロリー消費を促進します。歩幅も自然と大きくなり、より効率的な歩行が可能になるでしょう。
膝を伸ばす
背筋や肩の意識ができたら実際に歩いてみましょう。着地の瞬間、膝がまっすぐ伸びているか確認してみてください。膝が曲がっていると、前に進む力にブレーキをかけている状態になり、膝や股関節、腰などに負担がかかります。
また通常よりも少し大股で歩くと、同じ時間でより多くの距離を歩くことができます。カロリー消費も増加し、ダイエット効果も高まります。ただし、歩幅は無理なく続けられる程度に調整することが重要です。急に大股で歩き始めると、筋肉痛や怪我のリスクが高まる可能性があるので注意しましょう。
踵から親指の付け根の順に自然と着地する
姿勢が作れたら、足裏にも意識を向けましょう。踵から着地したら、親指の付け根の拇指球(ぼしきゅう)の順に重心を移動させ、最後に小指側を自然と着地させます。踵から爪先までスムーズに体重移動ができるようになればOK。最後は地面をしっかり掴むように親指の付け根で地面を蹴ります。
このように足裏の重心が内側にくるように意識して歩くと、内ももやお尻などの気になるパーツに刺激を加えることができますよ。
視線は「2階ルックウォーク」
視線は常に上を向きましょう。周辺の建物の2階の窓や屋根を見るようなイメージです。視線が上がれば顔が自然と前を向き、自律神経にも良い影響を与えます。気持ちも自然と上向きになるので、メンタルコンディションにも最適です。
息を吐き切る
ウォーキング中の呼吸も非常に重要です。特に、息を吐き切ることを意識すると、より効果的なウォーキングが可能です。息を吐き切ることで、肺の中の古い空気がしっかりと排出され、新しい酸素が取り込みやすくなります。
むくみ解消に効果的なウォーキングのコツ
ウォーキングはむくみ解消に有効ですが、その効果を最大限に引き出すためにはいくつかのコツがあります。ここからは、正しいウォーキングのフォーム、効果的な時間帯と頻度、さらには脚痩せについても解説します。
ウォーキングの効果的な時間帯は朝!
ウォーキングを行う時間帯は朝がおすすめです。朝日を浴びることで「幸せホルモン」とも呼ばれるセロトニンの分泌を促し、夜にはセロトニンから「メロトニン」が作られます。メロトニンは睡眠を促す効果が期待でき、生活のリズムを整えるのにも最適です。
また、一般的に朝は1日の中で食事の間隔が最も空いていることから、脂肪燃焼の効果も期待できます。エネルギー源は糖質が不足していると、次に脂肪が使われるためです。
起床後30分程度はゆっくりとストレッチや水分補給をして、ウォーミングアップからはじめましょう。バナナなどちょっとした糖質を摂取すると、より元気に運動できますよ。
ウォーキングは週2回以上で、1回20分程度がおすすめ
ウォーキングなどの有酸素運動では、脂肪燃焼の効率が高まるまでに15分~20分程度かかるといわれています。また、朝にウォーキングを行った場合は、ウォーキングが終わったあとに1日が始まるため、1回あたり20分程度を目安に取り組むとよいでしょう。
脚のむくみを解消するにはウォーキングを継続的に行い、適度な筋肉をつけておくことが大切です。できるだけ週に2回以上実施することを目指しつつ、無理のないペースで続けるようにしてくださいね。
ウォーキングが終わったら、ストレッチも欠かさず行う
ウォーキング前のストレッチは、その後の運動による怪我の予防や、疲れの軽減に役立ちます。一方で、ウォーキング後のストレッチでは、脚の部位を伸ばすことで血液の循環が促されるため、むくみ解消効果の向上も期待できるのです。
ストレッチと聞くと、運動前に行うイメージが強い方もいますよね。しかし、前述のとおり運動の前後でストレッチの主な目的は異なります。
できるだけウォーキングの前後にストレッチを取り入れ、安全に、そしてより一層運動の効果を高めていきましょう。
ウォーキングでの脚痩せには、食事管理も合わせる
ウォーキングは有酸素運動なので、適切な方法で行えば脂肪燃焼に繋がり、脚痩せにも効果的です。むくみ解消とあわせて脚痩せを目指す場合は、歩く速度を速めたり坂道を登ったりするなどして、心拍数を少し上げることを意識しましょう。
また、脚痩せを目指すのであれば、食時管理も同時に行う必要があります。消費カロリーが、1日の摂取カロリーを上回るよう、食事と運動のバランスを調整することが重要です。
ウォーキングの継続で、脚やせ効果はいつごろから出る?
ウォーキングは運動の中でも運動量や負荷が少ないため、その分脚痩せ効果が表れるまでには時間がかかります。頻度や食事管理との組み合わせ方にもよりますが、1~2ヶ月程度をひとつの目安として考えておくとよいでしょう。
ウォーキングを長続きさせるコツ
ウォーキングの健康効果を最大限に活かすためには、継続が鍵です。しかし、単調な活動になりがちなウォーキングを長続きさせるには、いくつかの工夫が必要です。ここからはそのための具体的なコツを紹介します。
人と一緒に歩く
友達や家族、パートナーと一緒にウォーキングすることで楽しさが増し、継続しやすくなります。一緒に歩くことで会話が生まれ、日々のストレス解消にもつながるほか、相手とのペースを合わせることで無理なく運動強度を保つことができます。
人と一緒に歩くことは、単に運動するだけでなく、相互の関係を深める機会にもなります。例えば、ウォーキング中にお互いの近況を話し合ったり、新しいルートを探索したりすることで、新鮮な刺激を得ることができ、互いに健康を意識し合う良いよい習慣になるでしょう。
音楽やラジオを聞きながら歩く
ウォーキング中に音楽やラジオを聞くことで、飽きずに歩き続けることができます。特にリズミカルな音楽は、無意識のうちに歩くテンポを上げ、より多くのカロリーを消費させる効果があります。また、好きな曲や興味深いラジオ番組を聞くことで、精神的なリラックス効果も得られるでしょう。
ただし、安全面には十分注意し、特に交通量の多い場所では音量を控えめにするなど、周囲の環境に留意することが重要です。
目標を決めて歩く
具体的な目標を設定することで、ウォーキングに対するモチベーションが上がります。例えば、一ヶ月で何キロ歩く、むくみを何日で解消するなど、目標を明確にして挑むことが重要です。
目標達成の過程で、自分の体調の変化や健康状態の改善を実感することができ、これがさらなるモチベーションにつながります。
歩数計アプリを活用する
ウォーキングの効果を高めるためには、歩数計アプリの活用もおすすめです。多くのアプリは歩数計、距離測定、消費カロリー計算などの機能を備えており、自分の活動を客観的に把握するのに役立ちます。
また、アプリによってはウォーキングのルートを記録したり、ポイントを集めて商品券をもらえたりといった楽しみ方も可能です。これらの機能を利用することで、ウォーキングをより楽しく、効果的に行うことができます。
むくみ解消だけじゃない! ウォーキングの効果
ウォーキングはむくみ解消に効果があるだけでなく、他にも多くの効果をもたらします。ここからは、むくみ解消以外でのウォーキングの効果を紹介していきます。
ダイエット効果
ウォーキングは有酸素運動の一つで、脂肪燃焼に効果的です。速度を変えたり、坂道を登るなど心拍数が上がるような負荷をかける工夫をしたり、定期的にウォーキングを行うことで、体重管理や体脂肪の減少が期待できます。
血液循環の改善
ウォーキングは心臓に負担をかけずに血液循環を良くすることのできる運動です。特にふくらはぎの筋肉を使うことで血液が心臓に戻りやすくなり、全身の血液循環がスムーズになることでむくみや冷え性の改善にもつながります。
血糖値の改善
ウォーキングはインスリンの働きを助け、血糖値を下げる効果もあります。特に食後に軽くウォーキングをすることで、食後の血糖値の上昇を抑制することができるので、糖尿病予防や管理にも有用です。
心肺機能の改善
ウォーキングは心臓と肺に優しい運動でありながら、心肺機能の向上も促します。定期的なウォーキングは心拍数を適正に保つだけでなく、心臓の働きを助け、肺への酸素供給も改善され、全身の酸素化を促進します。
骨密度の改善
ウォーキングの際にかかる適度な骨への負担は、骨密度の向上につながります。特に中高年においては骨粗しょう症の予防にも有効です。
睡眠の質の向上
ウォーキングは身体を動かすことで、自然な疲れを感じやすくなります。これが良質な睡眠につながります。また、ウォーキング中に浴びる自然光は、体内時計をリセットし、睡眠リズムを整える効果があります。
ストレス発散
ウォーキングは心地よい疲れを感じさせ、ストレスホルモンの分泌を抑制します。また、ウォーキングをすることで心が落ち着き、ストレスや緊張を和らげる効果もあります。特に自然の中でのウォーキングは、その効果がさらに高まります。
ウォーキング以外のむくみ予防テクニック
むくみ解消は重要ですが、それ以上に大切なのはむくみを予防することです。ここからは、日常生活で簡単に取り入れられるむくみ予防のテクニックを紹介します。
水分摂取のバランスを保つ
適切な水分摂取はむくみ予防に欠かせません。1日に必要な水分量は体重と活動量によって異なりますが、一般的には成人で約1.5〜2リットルが目安です。
しかし、過度な水分摂取は逆効果。特に食事中や運動後は、体が水分を保持しやすいため、少量ずつ水分を摂ることが大切です。また、カフェインやアルコールの摂取は控えめにし、ハーブティーや白湯などを選ぶと良いでしょう。
適度な運動で血流を良くする
運動には、むくみ解消や脂肪燃焼、基礎代謝の改善といった効果が期待できます。特にウォーキングや水泳などの有酸素運動は、心臓のポンプ機能を高め、全身の血流を改善します。これにより、余分な水分や老廃物が体外に排出されやすくなり、むくみの解消に効果的です。
また、筋肉を動かすことで基礎代謝が上がり、安静時でも体が多くのエネルギーを消費しやすくなります。食生活の改善と合わせて行えば、高い効果が期待できるでしょう。
長時間の座り作業を避ける
デスクワークなどで長時間座り続けると、下半身の血流が悪くなり、むくみが生じやすくなります。2〜3時間ごとに立ち上がり、短いストレッチや歩行を行うことが効果的です。
足首を回す、膝を高く上げる歩行、または簡単なスクワットなどで、下半身の血流を促進しましょう。また、足を高くしてリラックスする時間を作ることも、むくみ予防に役立ちます。
食生活を見直す
むくみを解消することで体の余分な水分が抜けて体重が減るだけでなく、代謝が促進して脂肪が燃焼しやすくなります。塩分や糖質、食品添加物の多い食事やアルコールの摂取を控え、余分なナトリウムや水分を排出する働きがあるカリウムの多い食品を選びましょう。
カリウムは野菜やイモ類、果物などに多く含まれています。野菜の多いヘルシーな食事を増やしつつ、こまめに水分補給をすることで老廃物の排出を促すと良いでしょう。
ストレスを溜めない良質な生活を心がける
ストレスで自律神経が乱れると、むくみや基礎代謝の低下などを引き起こし、体を痩せにくい体質へと変化させます。ストレスを解消しようと過食に走ってしまえば、過剰に摂取したカロリーが脂肪として蓄積されて悪循環に陥るでしょう。
またストレスが原因で睡眠不足になれば、肌荒れなど見た目にも変化が出てきます。ダイエットで美しい見た目を手に入れるためにも、できるだけストレスは溜めないよう心がけましょう。
ウォーキングをサポートするおすすめアプリ3選
Tヘルスケア
楽しく歩きながら、お得にポイントを貯められるアプリです。散歩や通勤、買い物などで歩数が増えればマイルをゲットできます。マイルはTポイントへの交換が可能。500マイルでTポイント100ポイントに交換できます。
また、クイズに正解したりアンケートに回答したりすると、ポイントがもらえます。知識を試しながら楽しくマイルを貯められるため、暇つぶしにも最適です。手軽に楽しみながら、どんどんポイントを貯めましょう。
Culture Convenience Club Co.,Ltd.
aruku&
歩けば歩くほど、名産品ゲットのチャンスが増える歩数計アプリ。マップに表示された住民たちを探し、指定歩数を達成して応募カードをGET。地域名産品などが当たるプレゼントキャンペーンに応募できます。たくさん歩いて、欲しい商品を無料で手に入れちゃいましょう。
ミッションを受けたらひたすら歩くだけなので、手軽にできるのが特徴。またミッションを達成すると「Tポイント」やアイテムももらえます。
Powl
毎日の歩数でポイントが稼げるポイ活アプリです。貯めたポイントは電子マネーやギフトカードに変更できるため、私はいつもの買い物や散歩などでちょっとしたお小遣い稼ぎをしています。また、アンケート回答やゲームなどでポイントを稼ぐことも可能。
iOSなら「モーション」、Androidなら「Google Fit」と連携できる点も便利。アプリを起動していない状態でも歩数をカウントしてくれます。
こちらの記事もおすすめ
小山圭介:ダイエットトレーナー
「歩く」という行為は、脂肪燃焼や健康維持に効果があるだけではありません。
3大ハピネスホルモンの1つ、セロトニンが分泌され、脳と気持ちが健康に整います。日々のウォーキングは、人生に潤いをもたらし、幸せな気持ちにさせてくれるんですよ。
ウォーキングを続けるコツは、毎日のルーチンに変化を加えることです。友達や家族と歩いたり、歩くコースを変えてみたりしても良いでしょう。こうした小さな変化が、ウォーキングをより楽しくしてくれます。