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将来に備えるためにも貯金は重要ですが、年収や世帯の構成によって適したペースは変わってきます。本記事では年収500万円の平均貯金額や世帯による違い、貯金ペースの目安を紹介します。調査結果を参考にしつつ、自分に合った貯金計画を考えてみましょう。

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この記事をまとめると・・・

  • 年収500万円の貯金額の平均は、300〜400万円前後
  • 固定費を見直し効率的に節約することで、家族のいる世帯でも十分貯金できる
  • 着実に貯蓄を増やしたいなら『マネーフォワードME』で家計簿をつけよう
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効率的に貯金をするなら『マネーフォワード』がおすすめ

生活費を正確に管理し、貯金をコツコツ増やしていくためには家計簿が欠かせません。とはいえ、地道に家計簿をつけ続けることに、苦手意識を感じている人は多いはず。

そこでおすすめなのが、家計簿アプリ『マネーフォワード ME』。

本アプリには、銀行口座との自動連携機能が搭載されています。口座の引き落とし履歴が自動でアプリ側にも反映されるため、手を動かすことなく家計簿を管理できます。クレジットカード払いがメインの人なら、ほとんど何もすることなく収支を記録できるでしょう。

現金払いが多い人でも、レシートを撮影するだけで収支を読み取ってくれる機能があるので安心です。

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以下の記事で、おすすめの家計簿アプリを紹介しています。ぜひ参考にしてください。

【2024年】家計簿アプリおすすめランキングTOP10

年収500万円の手取り額

年収500万円は「総支給額」であり、社会保険料や税金、残業代を全て含めた金額を指します。実際に会社から受け取る際の、税金や保険料が引かれた後の給与は「手取り額」といいます。

年収500万円の場合の手取り額は、400万〜430万円ほど。月収に換算すると30〜33万円程度に相当します。ボーナスの有無で変動するため、人によって若干の差があります。

また国税庁の調査によると、日本人の平均は443万円とのこと。年収500万円は平均よりも多い額であり、工夫次第で余裕のある生活を送れます。

年収500万円の実際の貯金額

国民生活基礎調査によると、年収500万~600万円の世帯は全体の8.4%と少数。また平均年収に近い値であることがわかります。ここではこの年収における貯金額や、影響する要素について触れていきます。

出典:厚生労働省 令和4年「国民生活基礎調査」

【単身】年収500万円の世帯の平均貯金額

金融広報中央委員会の調査によると、年収500万円の人の貯金状況は、以下のようになっています。

平均値 中央値
年収300〜500万円未満 796万円 200万円
年収500〜700万円未満 1,988万円 600万円

引用:金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査」2022年(令和4年)版

日本においての年収・貯蓄額は格差が大きく、極端に高い金額の人もいるため、平均値は高くなりがち。今回は中央値を参考に確認していきましょう。

年収300万〜500万円未満の貯金額の中央値は「200万円」。年収500万〜700万円の中央値は「600万円」になっています。このデータから、年収500万円の人の平均貯金額はおよそ300〜400万程度だと推測できます。

また以下は、年収500万円・単身世帯の、1ヶ月の平均支出をまとめたものです。

年収500万円・単身世帯の1ヵ月の平均支出

食費 73,146円
光熱・水道 24,538円
家具・家事用品 12,067円
被服及び履物 7,781円
保健医療 12,968円
交通・通信 38,001円
教養娯楽 23,794円
その他(交際費・理容サービスなど) 49,269円
合計(家賃を除く) 257,689円

出典:総務省「家計調査年報(家計収支編)2022年」

手取りの月収が33万円に対して、1ヶ月の平均支出はおよそ17.5万円。単純計算で、15万円程度は手元に残る計算になります。あくまで平均金額なので、工夫次第ではさらに大きな額を貯金できるでしょう。

【二人以上】年収500万円の世帯の平均貯金額

続いて、二人以上の世帯(年収500万円)の平均貯金額を見てみましょう。先ほどと同じ、金融広報中央委員会のデータから引用します。

平均値 中央値
年収300〜500万円未満 1,052万円 310万円
年収500〜700万円未満 1,226万円 500万円

引用:金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査」2022年(令和4年)版

300〜500万円未満の中央値の平均は「310万円」。500〜700万円未満の中央値は「500万円」になっています。両者を平均した400万円前後が、年収500万円の人の大体の平均貯金額だと推測できます。

また以下は、年収500万円・二人以上の世帯の1ヶ月の平均支出をまとめたものです。

年収500万円・二人以上の世帯の1ヵ月の平均支出

食費 73,146円
光熱・水道 24,538円
家具・家事用品 12,067円
被服及び履物 7,781円
保健医療 12,968円
交通・通信 38,001円
教養娯楽 23,794円
その他(交際費・理容サービスなど) 49,269円
合計(家賃を除く) 257,689円

出典:総務省「家計調査年報(家計収支編)2022年」

単身者に比べて、合計支出が8万円ほど高くなっています。このデータの世帯人数の平均は2.97人なので、子どもが一人、二人と増えるごとに、さらに支出が増えていきます。

また子どもが生まれると、子育て費用や住宅ローンもかかるため、計画的に節約をしないと貯金は難しいでしょう。実家暮らしの場合は、家賃や光熱費の支出が少ないため、比較的貯金がしやすいといえます。

年収500万円での貯金計画

年収500万円の場合、どれくらいのペースで貯金するのが適しているのでしょうか。具体的な目安や想定される貯金計画を紹介します。

手取り収入に対する理想的な貯蓄割合

金融広報中央委員会の調査では、500~750万円の世帯の年間手取り収入に対する貯蓄割合は、単身世帯・二人以上世帯ともに10~15%との回答が最多です。

保険料や扶養などにもよりますが、年収500万円の場合の手取り年収はおおむね400万円前後。毎年40~60万円ほど貯金するのが無理のないペースといえます

ボーナスなしで年収500万円であれば毎月3~5万円ずつ貯めていけば、平均的な貯蓄割合に届きます。ボーナスありで年収500万円の場合は、ボーナスを貯金に回すことを想定した上で、毎月無理のない貯金額を算出するといいでしょう。

出典:金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査] 令和4年調査結果」金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査] 令和4年調査結果」

年収500万円で車を購入するための貯金の仕方

車の購入を考える場合、貯金計画は車種とローンの返済計画によって変わってきます。銀行で借りられる車のローンの上限は30~40%とされており、年収500万であればおよそ150~200万円ほどになります。購入する車種に応じて、無理なくローンを返済できるよう貯金計画を考えることが大切です。

返済や貯金のペースによっては、手の届く車種が限られることもあります。その場合はカーシェアや中古車といった選択肢も視野に入れると、選べる車種が広がるでしょう。

年収500万円で結婚をするための貯金の仕方

結婚情報誌『ゼクシィ』の調査では、結婚の準備から新婚旅行までにかかる総費用は平均して約370万円とされています。

旅行など一部のイベントを省くとしても、結婚式の費用の平均である約300万円と、結婚指輪の費用の平均である約26万円は最低でも必要になるでしょう。大事なライフイベントですから、2人で結婚前後の流れを考えながら貯金計画を考えるのがおすすめです。

また共働きであれば2人で協力してお金を出し合えます。1人では叶えられない計画も、2人で話し合えば実現できるかもしれません。

出典:ゼクシィ「【結婚式のお金はいくら?】相場や項目別平均費用などまるっと解説!」

年収500万円の人が効率的に貯金・節約するポイント

年収500万円の人が効率的に貯金・節約するポイント

  • 毎月の支出を正確に把握する
  • 毎月の貯金額目標を立てる
  • 自炊の頻度を増やす
  • 家賃の見直しをする
  • 光熱費の見直しをする
  • 目的別にお金を分けて管理する

年収500万円でも、支出を抑える工夫をすることで、大きな金額を貯金できます。ここでは、年収500万円の人が効率的に貯金をするポイントについて解説します。

毎月の支出を正確に把握する

節約・家計管理の第一歩は、毎月いくらの金額を何に使っているのか、正確に把握することです。支出を項目ごとに把握することで、お金を使いがちな部分や無駄遣いしている固定費などが見えてきます。

支出を正しく把握するには、家計簿が効果的。しかし、毎日地道に家計簿をつけることに苦痛を感じる人は多いでしょう。

家計簿が苦手な人は、家計簿アプリを使うのがおすすめです。特に『マネーフォワードME』は、家計簿初心者の人でも使いやすいと評判で、すでに1,200万人以上に利用されています。

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毎月の貯金額目標を立てる

具体的な目標は、節約のモチベーションに火をつけてくれます。毎月貯めたい金額を目標として設定してみましょう

目標は無理なく、現実的に立てるのがポイントです。1週間ごとの貯金金額を決め、その金額を月額に換算すると、地に足のついた目標になりやすいです。

自炊の頻度を増やす

外食よりも自炊をメインにしたほうが、効率的に食費を抑えられます。特に夜ご飯の外食は高くつきがちなので、事情がない限りは自分で料理をすることをおすすめします。

以下は、自炊で食費を安くするポイントです。

自炊で節約するコツ

  • 作り置きをする
  • 旬の野菜をメインで使う
  • コンビニではなくスーパーで買う
  • 献立をなるべく固定する
  • セール品を積極的に買う
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家賃の見直しをする

固定費のうち大きな割合を占める家賃。必要以上に高額な部屋に住んでいると、何もせずともどんどんお金がなくなっていきます。もう少し家賃を下げる余地はないか、改めて検討してみましょう

もちろん、侘しい生活に耐える必要はありません。現在の生活水準を落とさず、より安い家賃の家に引っ越すことはできないか検討してみてください。

光熱費の見直しをする

光熱費、中でも電気代は、工夫次第で費用を大きく下げられます。「プラグを抜いておく」のような細々としたテクニックではなく、根本的な改善を行うことが効果的です。

電気代を下げる方法

  • 最新の省エネ家電を買う
  • エアコンを自動運転に設定する
  • 安いプランに変更する
  • 電力会社を変更する

目的別にお金を分けて管理する

給料日にお金が振り込まれたら、目的別に振り分けてしまいましょう。何にどれくらい使う予定かが直感的に分かりやすくなります。

同じ銀行内で、目的別に口座を作ってしまうのがおすすめです。「電気代用」「食費用」などに振り分けて、余った金額を最初から貯金口座に入れてしまえば、上限を意識しながらお金を使えるようになりますよ。

年収を増やすには?

年収そのものを増やす場合には、転職やキャリアアップといった方法が考えられます。ここでは求人の選び方やキャリアアップのヒントを紹介します。

求人選びのポイント

求人を選ぶ際には、給与の額面以外にも将来的なキャリアプランや福利厚生、職場の環境も考慮することが大切です。自分のスキルや経験を活かせれば、より高い評価を受けられ、昇進や昇給が見込めます。また自分に合った働き方ができる職場なら、無理なく長く勤められるでしょう。

キャリアアップの方法

キャリアアップのためには、専門的なスキルや資格の取得が有効です。研修やセミナーは新しい知識やスキルを身につけるチャンスなので、積極的に参加するのがおすすめ。また上司や先輩と親交を深め、アドバイスを仰いでみるのもいいでしょう。

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副業で収入を増やす

会社員での収入が、短期間で大きく上がることはありませんよね。そのため、本業ではなく副業に注力して、トータルの収入を増やすのもおすすめです。

副業では、1人でビジネスを作って回していく必要があるので、成果が出るまで時間がかかります。半年〜1年後を見据えて気楽に、スキマ時間にコツコツ種を蒔いていきましょう。

副業としては以下のような、個人でも取り組みやすい仕事がおすすめです。

おすすめの副業

  • Webライティング
  • YouTube
  • ブログ
  • 動画編集
  • Webデザイン
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アプリを活用!貯金額を増やす節約の手順

ここまで貯金のテクニックを説明してきたものの、「どこから手をつければいいかわからない」「やることが多くて面倒」と感じている人もいるかもしれません。

支出管理が面倒な人には、家計簿アプリがおすすめです。支出の自動記録や振り返り機能が充実しており、家計簿初心者でも無理なく支出を管理できます。

ここでは家計簿アプリ『マネーフォワードME』を例に、貯金額を増やす節約の手順をシンプルに紹介していきます。

家計簿マネーフォワード ME - 人気の家計簿(かけいぼ)

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  • STEP1

    費目ごとに出費を洗い出す

    1ヶ月分ほど支出の記録をつけたら、費目ごとに支出金額を洗い出していきます

    まとめてカテゴリーを分類するのは大変なので、1日に1回カテゴリー分けを行うのがおすすめ。支出金額自体は自動記録されるので、あとは「外食費」「娯楽」のように項目を割り振るだけでOKです。

  • STEP2

    無駄遣いをしていそうなポイントを特定する

    明らかに支出が多くなっている項目に着目し、内訳を調べます

    たとえば食費なら、外食の頻度の多さが無駄遣いにつながりやすいです。食費の他に、娯楽費や洋服代などが支出を多くする原因になりがちです。

  • STEP3

    不必要な出費を差し引いて予算目標を決める

    支出を減らせそうな項目がわかったら、その支出分を全体の支出から差し引いて、予算目標を設定しましょう

    最初から大変すぎる目標を立ててしまうと、ストレスが溜まって生活の質が落ちてしまうリスクがあります。「外食を月4回までにする」「娯楽にかける費用を週◯円にする」など、ちょっとしたアクションから始め、徐々に負荷を強くしていくのがおすすめです。

マネーフォワードME』以外にも、便利な家計簿アプリはいくつもあります。自身の好みやライフスタイルに合わせて、適切なアプリを選んでみてください。以下でおすすめのアプリを紹介しています。

貯金に使えるおすすめの家計簿アプリ3選

気軽に家計簿をつけたいなら、スマホアプリを使うのがおすすめです。ここからは、貯金に活用できるおすすめアプリを3つ紹介していきます。

『マネーフォワードME』

『マネーフォワードME』では、カードやクレジットカードと連携をし、家計簿を自動でつけてくれます。いちいちレシートを見て家計簿を入力する必要がないので、無理なく家計簿づくりを継続できるでしょう。

また、カードだけでなく、証券や電子マネーとの連携も可能。長期的な資産管理にも適したアプリになっています。

有料プランはあるものの、無料のままでも十分に使えます。収支の流れが視覚的にわかりやすく表示されているので、初めて家計簿をつける人でも安心です。

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『finbee』

「家計簿を細かくつけるのは面倒」という人におすすめなのが、『貯金アプリfinbee』。本アプリでは、設定した貯金目標を目指してお金を貯めていきます

1日◯歩達成or達成しなかったら貯金する「歩数貯金」や、◯円単位で支払ったらおつりを貯金する「おつり貯金」など、全7つの貯金ルールが搭載されています。既存の目標だけでなく、自分でオリジナルの目標を設定することもできます。

また、銀行口座と連携せずに架空の貯金をする“つもり貯金”と、銀行口座に連携して貯金する2種類の方法から選べるユニークさも魅力です。

貯金アプリfinbee-楽しくお金が貯まる貯金管理アプリ

NestEgg, Inc.

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『Zaim』

『Zaim』では、手入力での収支の記録はもちろん、口座連携による自動記録ができます。基本的にはカードで自動入力をさせ、現金決済の時だけ手作業で入力するのがいいでしょう。銀行口座やクレジットカードのほか、電子マネーや証券との連携も可能なので、資産管理にも役立ちます。

また、有料プランでは複数のアカウントから1つの家計簿を管理できます。家族で共用の家計簿を作りたい人にもぴったりですね。

Zaim - お金が貯まる人気家計簿(かけいぼ)

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目標に合わせて貯金計画を考えよう

世帯の構成や大きなライフイベントは貯金のペースや収支状況にも影響を与えます。平均的なデータをひとつの目安にしつつ、結婚や車の購入など今後のライフプランを設計して、自分に適した貯金計画を考えることが大切でしょう。

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