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昨今の物価高などの影響により、節約を意識している人は多いでしょう。

節約できる固定費の1つとして、費用を払うことで、商品やサービスを所有せずに一定期間サービスを楽しむことができるサブスクリプションサービスが挙げられます。

Appliv編集部では、サブスクリプション型のサービスを利用した経験がある10~60代男女605人を対象に、サブスクリプションサービスの利用に関するアンケート調査を行いました。

月にかけている費用、利用しているサービス数、節約目的でサブスクリプションサービスを解約しようと思った人の割合などについて、調査の結果を公開します。

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半数以上の人がサブスクリプション型サービスの利用経験有

事前調査で10~60代の男女4,646人を対象に、サブスクリプション型サービスを利用したことがあるか調査した結果、「経験あり」が50.6%、「経験なし」が41.0%と、利用経験者がやや上回る結果となりました。

年代別で見てみると、経験割合が最も高いのは20代で62.4%でした。

利用したことがある割合が5割を超えているのは20代と30代、続いて40代と10代となっており、50代も4割を超えています。

最も少なかったのは60代で35.5%と、未経験者の割合は6割となっています。

利用したことがあるサブスク、1位「動画配信」、7割以上が経験あり

サブスクを利用したことがあると回答した2,350人に、利用したことがあるサービスを聞いてみると、最も多いのは「動画配信(1,712人)」、次いで「音楽配信(1,155人)」、「電子書籍(511人)」でした。

全体の7割を超える人数が動画配信サービスを利用したことがあるようです。

定額で利用できるサービスが多様化するなかで、映画やドラマなどの映像作品、CDや書籍などが毎月定額で無制限に利用できることに魅力を感じている人が多いことが分かります。

継続率が高いサブスクサービスは1位「旅行・ホテル」で約9割

それぞれのサブスクサービスの継続率を調査してみると、継続率が高いのは1位「旅行・ホテル(89.2%)」、2位「動画配信(84.8%)」、3位「自動車・バイク・自転車(84.5%)」という結果でした。

利用したことがあるサービスで1位だった「動画配信」が2位、下位だったサービスでも継続状況で見ると上位にランクインしています。

旅行や出張時にお得になる旅行・ホテル系、交通手段となる自動車・バイク、家具・家電などの、金額が比較的高いと思われるジャンルや、日常生活に必要なジャンルでの継続率が高いと考えられます。

利用しているサブスクサービスは平均2.3個、月額費用は3,000円未満が最多

現在契約しているサービスの数を尋ねると、「1個(31.9%)」が最も多く、次いで「2個(29.6%)」、「3個(14.5%)」という結果でした。

平均2.3個のサブスクリプションサービスを利用していることがわかります。

続いて、毎月の利用金額を聞いてみると、最も多いのは「1,000~3,000円未満(31.4%)」、次いで「500~1,000円未満(27.1%)」、「500円未満(16.5%)」でした。

全体の75%が3,000円未満であることが分かります。

7割近くの人がサブスクサービスの解約を検討した経験有

サブスク型サービスの解約を検討した経験を調べると、検討したことがある人は69.%でした。

7割近くの人が、何らかの理由で解約を考えたことがあるようです。サブスクリプション型サービスは、毎月の費用がかかるため、固定費の見直しで検討した人が多いのではないでしょうか。

解約を検討した人の理由は「節約」が最多、年間10万円以上節約できた人も

サブスクサービスの解約を検討したことがある人に、その理由を聞いてみた結果、最も多いのは「節約のため」で226人でした。

全体の半数を超える人数が、毎月の固定費を減らすために解約を検討しているようです。

続いて「利用頻度に見合わないため(198人)」、「サービスを利用しなくなったため(151人)」と、利用頻度・回数に対し料金が見合っていないことを理由に挙げています。

全体的に、サービスの質や内容に関することよりも、お金に関することが解約理由になっていることが分かりました。

サブスクサービスを解約したことで節約できた年間の金額を尋ねると、「5,000円未満」が最も多く、32.2%でした。

全体の約半数が年間10,000円未満ですが、中には年間5万円以上も節約できた人もいることから、家計に大きな節約効果をもたらす可能性も考えられます。

月額料金が高いサービスや複数利用している人にとっては、契約サービスの見直しも節約に有効な手段となるのではないでしょうか。

編集長コメント

今回の調査の結果、サブスクリプションサービスの利用状況と、節約するために解約を検討し、実際に節約できた金額が明らかになりました。

サブスクリプションサービスは毎月定額で利用できることから、使い方次第で出費を抑えることが可能です。どのサービスを契約するかを見極めるうえでは、無料期間などを利用し、自分にあった最適なサービスを選ぶことも大切です。

家計の出費の見直しの際には、家計簿をつけたり、支出を把握したりすることができるアプリを利用することで、無駄な出費を減らし、効率的に節約をすることができるでしょう。

調査対象:サブスクリプションサービスを利用したことがある10~60代の男女605人
調査機関:株式会社ジャストシステム
調査方法:インターネット調査
調査期間:2024年2月2日~2月7日
◇性別
男性:314人
女性:291人
◇年齢
15~19歳:94人
20~29歳:112人
30~39歳:101人
40~49歳:90人
50~59歳:97人
60歳以上:111人
※本アンケート結果は小数点以下任意の桁を四捨五入しているので、合計が100%にならない場合があります。

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