LINEのトーク画面のメッセージに、小さい絵文字を付けられる「リアクション」機能。2025年5月29日には全絵文字が対応となり、これまでの6種類から一気に拡大しました。
詳細はこちら→【新機能】所持している絵文字すべてが使用可能に
気軽に使えて便利な反面、「リアクションできないメッセージがあるのはなぜか」「相手に通知されるのか」など、はっきりわからずモヤモヤしながら使っている部分もありますよね。
この記事では、このような疑問を解消できるよう、リアクション機能の特徴や、送り方、取消し方法などを基礎から解説します。

【LINEのリアクション機能】消し方や変更の仕方は?使い方を基礎から解説&新機能も
LINEのリアクション機能とは?
▲トーク画面でメッセージに対して絵文字を付与できる
LINEのリアクション機能を頻繁に使っていても、スタンプとの使い分けや、使用できるメッセージなど、細かいルールは意外と知らないもの。
中には、これまで使ったことがない方もいるかもしれません。
この機会に、利用場面や対象となるメッセージなどを確認してみましょう。
相手への通知なしで、感情を伝えられる機能
LINEのリアクション機能は、トーク画面でメッセージや画像に絵文字を送って、感情などを伝える機能です。
絵文字は複数のバリエーションが用意されており、状況に応じた反応が可能です。相手に通知が届かないので「返信するほどではないけれど、気持ちを伝えたい」「グループLINEで、全員に通知が届くのを避けたい」などのシーンで気軽に使えますよ。
リアクションは1人につき1つしか送れないので、アンケート代わりに使うこともできます。
送れる期間が決まっている
リアクションに関して、「送りたくてもできない」「リアクションできるメッセージと、できないメッセージがある」という声を聞くことがあります。
実は、リアクションには期限が設けられており、送信から7日以内のメッセージに限られるんです。8日以上経過しているとリアクションはできず、削除や変更も不可能です。
スタンプと使い分けるのがおすすめ
LINEのトーク画面では、スタンプを使う方も多いでしょう。
リアクションとスタンプはメッセージの吹き出し外に表示される点で共通しているものの、表示のされ方や通知が異なるので、シーンによって使い分けるのがポイントです。
スタンプはトーク画面に大きく表示されるため、会話の流れを中断しがちです。実際、スタンプを会話終了の合図として利用している方もいますよね。また、通知が相手に届き、やや目立つ印象。
一方、リアクションはメッセージの下に小さく絵文字が表示されるので、会話を中断させずに返答をしたいときなどに最適。通知も届かないので、早朝や深夜などに使いやすい点もメリットです。
なお、絵文字だけをトーク画面に投稿すると、スタンプのように大きく表示されます。
LINEのリアクション機能の使い方は?
リアクション送信後に、削除や変更をしたいと思っても、どのようにすればいいのかわからないことがありますよね。
削除や変更自体は可能なので、リアクションの送り方と併せて、操作方法を見ておきましょう。
リアクションの送り方
▲リアクションを送りたいメッセージを長押し
リアクションは、以下の手順で送れます。
①リアクションを付けたいメッセージを長押し
②メニューの上に表示された絵文字の中から送りたいものをタップ
リアクションの取消しや変更方法
▲顔マークをタップし、削除なら同じ絵文字を、変更なら変えたい絵文字を選択
送ったリアクションはメッセージ送信から7日以内であれば、削除や変更が可能です。
方法は簡単。表示されたリアクション横の黄色い顔マークをタップすると、絵文字一覧が表示されます。取り消す場合は送った絵文字と同じものを、変更する場合は差し替えたい絵文字を選択しましょう。
【新機能】所持している絵文字すべてが使用可能に
▲右端の顔マークをタップすると、持っている絵文字が表示される
リアクション機能は便利な反面、これまでは指定の6種類しか使えず、お気に入りの絵文字を送れなかったり、気持ちに合うものがなかったりと、使いにくいところもありましたよね。
ですが、2025年5月29日に、ユーザーの持つすべての絵文字を使えるようになりました!
メッセージを長押しすると、絵文字の候補の右端に顔マークが出現するのでタップ。絵文字が一覧表示されるので、好きな絵文字を選択するだけです。
▲リアクションの絵文字が重ならない表示に変更
リアクション表示箇所の変更もなされており、これまで重なって表示されていた絵文字が、離れて表示されるようになっています。
さまざまなリアクションで、気持ちをより伝えやすくなるうえ、トーク画面がにぎやかになりますよ!
(文・ばんしょうふみえ)