Googleが提供するAIアシスタント『Google Gemini』は、さまざまな機能追加や仕様変更が随時行われています。
本記事では、それらのアップデート情報や重要な変更点を、公式発表や各種メディアから随時集約。アプリ利便性を高めるための新機能のヒント、セキュリティの仕様変更、UI改善など、編集部がピックアップした最新動向をまとめてお届けします。
【随時更新】 Google Geminiアップデート最新動向:新機能、変更点、リリース情報を解説
アプリ版で一時チャットやチャット削除が可能に(2026年6月16日)
Googleは『Gemini』アプリに、チャットを管理できる機能追加しました。
これにより、会話履歴が保存されない一時チャット機能を使用したり、全チャットまたは各チャットの削除が可能になり、ユーザーが自分の会話履歴をより柔軟に管理できるようになります。
出典元:Control whether your users can have temporary chats and delete conversations in the Gemini app
リアルタイム音声翻訳モデル「Gemini 3.5 Live Translate」がリリース(2026年6月9日)
出典:Google
Googleは、新しい音声翻訳モデル「Gemini 3.5 Live Translate」を発表しました。
70以上の言語を自動認識し、話者のイントネーションや話すペース、声の高さを維持したまま、ほぼリアルタイムで別言語の音声を生成できます。
本モデルは『Google 翻訳』や『Google Meet』に順次導入されるほか、開発者向けAPIとしても提供が開始されています。
「Gemini 3.5 Live Translate」の詳細はこちらの記事で解説しています
出典元:Fluid, natural voice translation with Gemini 3.5 Live Translate
無料プランでも思考レベルを選択可能に(2026年6月3日)
Googleは、『Gemini』の無料版を含む全ユーザー向けに「思考レベル」の選択が可能になる機能を開放しました。
速さ重視の「標準」と、じっくり推論する「拡張」を手動で切り替えられるようになっており、ユーザー自身が、用途に合わせてAIの思考の深さをコントロールすることが可能です。
出典元:Josh Woodward
自律型AIエージェント「Gemini Spark」が発表(2026年5月19日)
出典:Gemini
Googleは新たなAIエージェント「Gemini Spark」を発表しました。ユーザーに代わって365日24時間、タスクを自律的に実行できるAIで、メール整理やスケジュール共有、文書作成などをバックグラウンドで進められる点が特徴です。
『Canva』などの外部サービスとの連携も可能で、対応サービスも増加予定。
「Gemini Spark」の提供は現時点で米国ユーザーが中心ですが、今後対象ユーザーの拡大が見込まれます。
新動画生成AI「Gemini Omni」の提供が開始(2026年5月19日)
Googleは新たな動画生成AIモデル「Gemini Omni」を発表しました。テキストのほか、画像・音声・動画・テキストを組み合わせた入力ができ、自然言語での指示や段階的な編集も可能。
最初のモデルである「Gemini Omni Flash」は、『Gemini』と動画生成プラットフォーム「Google Flow」で有料プランユーザー向けに提供されており、今後、『YouTube』のショート動画作成機能や動画編集アプリ「YouTube Create」などでも順次展開予定です。
「Gemini Intelligence」が2026年夏にAndroidに搭載(2026年5月12日)
出典:Google
米国時間2026年5月12日、GoogleはI『Gemini』をOSの基盤に組み込んだ新システム「Gemini Intelligence」を発表しました。今夏よりAndroidデバイスへ順次導入予定です。
これにより、AIがOSの動作基盤と深く統合され、複数アプリ間の操作やウェブ予約、複雑なフォームへの入力など、これまで手動で行っていた各種タスクをAIが自立的に行ってくれるようになります。音声入力を整った文章に変換する「Rambler」や、カスタムウィジェットの作成機能なども提供される予定です。
「Gemini Intelligence」の詳細はこちらの記事で解説しています
出典元:A smarter, more proactive Android with Gemini Intelligence
「パーソナルインテリジェンス」(ベータ版)の日本展開が開始(2026年4月14日)
Googleは『Gemin』の新機能「パーソナル インテリジェンス」のベータ版の提供を日本で開始しました。
この機能は『Gemini』が『Gmail』や『Google フォト』などの GoogleアプリやGoogleでの検索履歴と連携して、より個人のニーズに合わせた情報提供を行ってくれるものです。
この機能の対象は個人アカウントとなっており、Google Workspace Business、Enterprise、Educationのアカウントでは利用できません。
『Gemini』に「ノートブック」機能が追加(2026年4月8日)
『Gemini』アプリに、チャット履歴やファイルをトピックごとに専用スペースを作成し、チャットができる「ノートブック」機能が登場しました。
ドキュメントやPDFをスペースにアップロードすることで、『Gemini』が資料と検索結果を組み合わせて、より的確な回答を返してくれるようになります。
本機能は、『NotebookLM』とも同期されます。
出典元:Try notebooks in Gemini to easily keep track of projects
日本語版『Gemini』で『Google フォト』との連携が可能に(2026年3月下旬)
これまで海外版しか対応していなかった『Gemini』と『Google フォト』とのアプリ連携(拡張機能)が、2026年3月下旬より日本語版でも順次可能になっています。
これにより、『Google フォト』を開かなくても、『Gemini』から内容、撮影場所、撮影日などにもとづいて、写真や動画の検索が可能です。検索結果は 『Gemini』 上ではなく、『Googleフォト』で提供されます。
本機能を利用する際は、『Gemini』「アカウント設定」から「アプリ連携」を開き、『Google フォト』との連携をオンにすることが必要です。
Geminiに深い思考を飛ばす「スキップ」機能登場か(2025年12月15日)
Geminiで、ユーザーが深い推論プロセスを手動でスキップできる 「Skip(スキップ)ボタン」 がテストされていることが報じられています。
このボタンは、複雑な推論を必要としない基本的な質問で、より軽いモデルによる高速な回答へ切り替えを可能にします。
機能概要と現況
このスキップ機能は、Geminiが複雑な推論を開始した際に表示され、タップすることでそのプロセスを強制終了でき、より軽量なモデルへ切り替え。これにより、基本的な質問や事実確認などでは待ち時間の短縮が期待されます。
ただし、現時点ではこの機能はまだテスト段階で、適用対象は一部ユーザーに限られていると見られています。また、いつ一般ユーザー向けに広く提供されるかは明らかになっていません。
なお、提供プラットフォームはモバイルアプリおよびWeb版両方の見込みです。
Geminiの回答体験が変わる可能性
もしもこの機能が広く実装されれば、ユーザーは「じっくり考えてほしい時」と「すぐに答えが欲しい時」を状況に応じて使い分けられるようになります。複雑な推論が不要な質問では、無駄な待ち時間を減らせる一方、複雑な論理的思考が必要なタスクでスキップを使うと、回答の質が低下する可能性があるため、使い分けがカギになるでしょう。
出典元:Gemini could soon stop wasting your time on basic questions, and that’s great news