英語以外の言語では、レベルに応じて語彙を学べるデジタル教材が少なく、入門を終えた後の学習者が次の一歩を踏み出しにくいという課題があります。AI辞書&単語帳アプリ『DiQt(ディクト)』は、「入門単語帳」に続く第2弾として、東京外国語大学の専攻28言語に対応するA2レベルの語彙が学べる「基礎単語帳」を公開しました。
AI辞書&単語帳アプリ『DiQt』、外大専攻28言語向け「基礎単語帳」を追加
入門の次で挫折しやすい多言語学習の課題
DiQtは2024年、東京外国語大学が主導する「CEFR-J x28 Project」との産学連携の一環として、同大学に導入されました。この取り組みの一環として、2025年11月には専攻28言語の学習の入り口となる「入門単語帳」(A1レベル)を公開し、各言語で最初に身につけたい語彙と例文を教材化してきました。
一方、入門レベルを終えた後には、「覚えた単語を増やしたい」「単語だけでなく文の中で使い方を身につけたい」という次の課題があります。特に英語以外の言語では、レベル別の語彙と例文を継続して学べるデジタル教材が限られているのが実情です。
そこで今回、A1レベルの入門編の次の段階として、A2レベルの語彙と例文をまとめた「基礎単語帳」が追加されました。
▲「基礎単語帳(A2レベル)」(出典:PR TIMES)
A2語彙を双方向・例文付きで学べる
「基礎単語帳」には、入門レベルの次に身につけたい基礎語彙が、言語ごとの単語帳として収録されています。学習する言語から日本語の意味を答える問題と、日本語の意味から学習する言語を答える問題の両方向で学べる仕組みです。
▲「学習言語→日本語」「日本語→学習言語」の両方向で学習(出典:PR TIMES)
収録語彙には例文問題も用意されており、単語単体で意味を暗記するだけでなく、実際の文の中でどのように使われるのかを確認できます。例文と日本語訳を両方向から学習できるため、読解と表現の両面から基礎力を養えます。
▲対象言語の例文と日本語訳を使った問題も収録(出典:PR TIMES)
14言語は発音問題にも対応
スペイン語、イタリア語、ロシア語、フランス語、ドイツ語、ブラジルポルトガル語、中国語、ポーランド語、アラビア語、韓国語、ベトナム語、タイ語、ヒンディー語、マレー語、英語の14言語では、A2レベルの単語の発音問題と、収録語彙を使った例文の発音問題も利用できます。
語彙の意味や例文の内容を覚えるだけでなく、実際に発音する練習を組み合わせることで、基礎的なスピーキング力の向上を支援する狙いです。
▲対象言語の語彙と例文の発音問題も収録(出典:PR TIMES)
間違えた問題は自動で復習に反映
DiQtでは、単語帳で間違えた問題を復習機能と組み合わせて再学習できます。新しい語彙との出会いから問題演習、復習までをひとつのサービス内で行えるため、「覚えても忘れてしまう」という語学学習の課題にも対応しています。
▲新規学習から定着までの復習サイクル(出典:PR TIMES)
英語一辺倒ではない多言語学習の裾野が広がる中、マイナー言語であっても入門から一歩先へ進める教材が整っていく流れは、独学で語学を続けたい人たちの選択肢を広げていくことになりそうです。
株式会社BooQs担当者メッセージ
英語以外の言語では、入門後に使える教材が限られ、学び続けたくても次の一歩を見つけにくいことがあります。
『DiQt』では、単語の意味だけでなく、例文・発音・復習まで一つにつなげ、学ぶ言語にかかわらず継続して力を伸ばせる環境を目指しています。今回の基礎単語帳が、好きな言語を諦めずに学び続けるきっかけになれば幸いです。