「写真を撮りすぎてiPhoneの容量が足りない」「動画編集にiPhoneで撮った動画を使いたい」といったときは、iPhoneからパソコンへ写真や画像、動画を保存するのがおすすめです。
この記事では、iPhone内の写真・画像・動画をパソコンに保存する方法をご紹介。Windows・Macそれぞれで、あなたの目的に合った方法を解説します。
数百枚をまとめて移したいときも、今日撮った1枚だけを取り込みたいときも、目的に合うやり方が見つかるはずです。
他にも便利な使い方が色々!編集部おすすめのスマホ最適化アプリランキングはこちら
iPhoneの写真・画像をパソコンに保存する方法10選 Windows・Mac対応
iPhoneの写真・画像をWindowsに保存する方法
iPhoneの写真や画像、動画をWindowsのパソコンに保存する方法の中でも、できるだけ利用しやすいものを紹介していきます。
中でも、手元にパソコンがあるならUSBケーブルを利用した方法が最も手軽です。
もし出先で「緊急でスマホのストレージを空けたい」「今はバックアップを取れればいい」といった場合は、クラウドサービスを利用するのがおすすめです。
USBケーブルで画像をまとめて取り込む
iPhoneをPCにケーブルで接続し、PC側で読み込み操作を行うやり方です。ケーブルさえあれば、ネット環境がなくても手軽・高速に利用できるところが魅力です。
ケーブルはiPhoneに付属しているもので問題ありません。iPhone 15以降はUSB-C、それより前のモデルはLightningの端子になっているので、パソコン側のポートに合わないときは対応するケーブルか変換アダプタを用意してください。
こんな場合におすすめ
- 大量の写真を一気に送りたいとき
- 長時間の動画など重いファイルを送りたいとき
- データ通信を行わず送りたいとき
-
STEP1
iPhoneとパソコンをケーブルで接続
つなぐとiPhone側にアクセスを求める確認が出るので、許可します。これは「パソコンがあなたのiPhoneにアクセスして、写真や動画ファイルを操作できるようになりますがよろしいですか?」というメッセージです。
もし他人のPCに繋ぐのなら安易に許可しないほうがいいですが、今回は写真を取り込みたいので許可しましょう。 -
STEP2
パソコンでエクスプローラーを開く
▲こちらがエクスプローラー。
キーボードで「Windowsマーク+X」を押し[エクスプローラー]を開きます。
-
STEP3
エクスプローラー内で[Apple iPhone]を右クリック
▲[PC]という項目の中に[Apple iPhone]があるので選択する。サイドバーのものでもOK
▲インポートは読み込みの意。
[Apple iPhone]を右クリックして、[画像とビデオのインポート]を選ぶと、画像や動画を取り込む準備が始まります。
-
STEP4
一部を取り込むか全部を取り込むかを選択
▲一部の写真だけインポートする場合、このような選択画面が出てくるので取り込みたい写真を選ぶ。
一部の写真だけインポートするなら、「インポートする項目を確認、整理、グループ化する」にチェックを入れて[次へ]に進んでください。
全部インポートするなら、「すべての新しい項目のインポート」にチェックを入れ、その下の空欄にファイル名(「今日撮った写真」など適当でOK)を入力してから[次へ]を押しましょう。 -
STEP5
インポートの完了と保存先を確認
▲[ピクチャ]内にインポートした年月日のフォルダが生成されている
エクスプローラー上に読み込んだ画像・動画が表示されれば完了です。
取り込んだ画像や動画は[ピクチャ]内の日付フォルダに入っています。フォルダが自動で開かなかったときは、そちらをのぞいてみましょう。
USBケーブルで画像を1枚ずつ取り込む
前述の方法は写真・画像を複数選択し、一括でパソコンに保存するのに適している一方、若干画像が探しにくく「この画像だけ取り込む」がやりにくいです。
実は、画像は1枚ずつ(複数選択も可能)取り込む方法もあるので、紹介していきます。
「今日撮った画像だけ取り込めればいい」といった人は、こちらもチェックして使いやすい方を選んでみましょう。
USBケーブルで画像を1枚ずつ取り込む流れ
- iPhoneとPCをケーブルで繋ぎ、iPhone側でアクセスを許可
- PCでエクスプローラーを開く
この2つは、前のUSBケーブルで画像をまとめて取り込むの手順1・2とまったく同じ操作です。接続とエクスプローラーの表示を済ませてから、次の手順へ進みましょう。
-
STEP1
エクスプローラー内で[Apple iPhone]をダブルクリック
▲[PC]という項目の中に[Apple iPhone]があるので選択する。サイドバーのものでもOK
▲画像はiPadのもの。基本的にはiPhoneと同じ
[Apple iPhone]をダブルクリックすると[Internal Storage]というフォルダが表示されるので、これもダブルクリックしてください。
-
STEP2
年月ごとのフォルダから目当てのものを選択
▲たとえば2020年3月に画像や動画を撮っていると、[202003_]というフォルダが生成されている
▲年月のフォルダではない箇所を右クリックする
Internal Storageを開くと、「yyyymm_」といった年月のフォルダが表示されます。
過去、写真や画像、動画を撮った年月のみフォルダが生成されているので、求める画像が入ったフォルダを選択します。
最近の画像は初期設定だと一番下に並ぶので、Internal Storageフォルダ内を右クリック→並べ替え→降順にしておくと探しやすいはずです。 -
STEP3
写真や画像をコピー&ペーストでパソコンに保存
▲画像の種類は拡張子で判断可能。JPGやHEICは写真、PNGはスクリーンショット画像、MOVは動画になる
▲Ctrlを押しながら画像ファイルを左クリックすれば、複数選択も可能
あとは、保存したい写真・画像・動画を探して右クリックしコピー。パソコン内の保存したい場所に貼り付けるのみです。
また、[コピー]ではなく[切り取り]も可能です。この場合、iPhone内の画像は消えるところがコピーとの違いです。
スマホのストレージ整理のため、パソコンに画像をバックアップしたいようなときに活用しましょう。
Windowsの「フォト」アプリで取り込む
エクスプローラーに[画像とビデオのインポート]が見当たらないときは、Windowsに最初から入っている「フォト」アプリからも取り込めます。Appleが案内しているのもこの手順です。
パソコンがiPhoneを認識しない場合は、Microsoft Storeで『Appleデバイス』アプリを入れてから、もう1度つなぎ直してください。
こんな場合におすすめ
- エクスプローラーからiPhoneを開けないとき
- 取り込む写真をサムネイルで選びたいとき
- 保存先のフォルダを自分で決めたいとき
-
STEP1
ケーブルでiPhoneとパソコンを接続
iPhoneのロックを解除し、[このコンピュータを信頼しますか?]と表示されたら[信頼]をタップします。画面がロックされたままだと、パソコン側からiPhoneが見えません。
-
STEP2
「フォト」アプリで[インポート]を選択
スタートボタンから「フォト」を開き、[インポート]をクリックして、つないだiPhoneを選びます。
-
STEP3
取り込む写真と保存先を指定
サムネイルの一覧から取り込みたい写真・動画にチェックを入れ、保存先のフォルダを決めてからインポートを実行しましょう。
iPhoneで[iCloud写真]をオンにし、本体の容量を節約する設定にしていると、iPhoneには縮小版しか置かれていないことがあります。この状態ではフル解像度のデータを取り込めないため、先にオリジナルをiPhoneへダウンロードしてからつなぎましょう。
「iCloud」を経由してパソコンへ保存する
iPhoneを使っていて「iCloud」という単語を見かけたことはありませんか? これはAppleのクラウドストレージ、つまりインターネット上にある倉庫のようなもの。
クラウドに保存された写真は、タブレットやPCなどiPhone以外からも簡単にアクセスできるのが特長です。
たとえば出先でスマホのストレージがいっぱいになったときなどは、「まずiCloudに写真をバックアップしてから、あとでパソコンへ保存する」といった使い方ができます。
※iCloudへ写真・動画をアップロードする、iCloudから写真・動画をダウンロードする際にデータ通信が発生します。
無料で使えるiCloudの保存容量は5GBまでです。写真をたくさん預けるなら、有料のiCloud+(50GBで月180円から)に切り替えるか、パソコンへ移してiPhone本体とiCloudの両方を軽くしておきましょう。
こんな場合におすすめ
- 数個のファイルを単発で送りたいとき
- スマホ、タブレット、PCなど複数のデバイスから写真・動画が見えるようにしておきたいとき
まずはPCのWebブラウザ(Google Chrome、Microsoft Edge、Safariなど)から次のページにアクセスします。
-
STEP1
iCloudにサインイン
初回はサインイン(ログイン)を求められるので、登録したApple IDとパスワードを入力してください。
-
STEP2
[写真]にアクセス
▲写真にアクセスするとこのようなページに切り替わる。
iPhoneと同じアプリアイコンが並んでいるのでわかりやすいと思います。[写真]アプリを選択しましょう。
iCloudにアップロードされている写真一覧が表示されました。 -
STEP3
保存したい写真を選んでダウンロード
▲Ctrlキー(Windows)、Commandキー(Mac)を押しながら写真をクリックすれば、複数選択できる。雲マークに「↓」がついているボタンがダウンロードの印。
取り込みたい写真を選び、画面右上のダウンロードボタンをクリックします。
これでダウンロード完了です。写真なら素早くダウンロードできますが、動画の場合は開始してからしばらく時間がかかることもあります。
まとめてダウンロードするときは、1回に選べるのは1,000項目までです。それを超える枚数があるなら、何回かに分けて操作してください。
iCloudの写真が同期されないときの対処法
もしお目当ての写真が表示されない場合は、iCloudの写真が同期されていない可能性があります。
iPhoneのホーム画面から設定アプリを開き、[写真]の中にある[iCloud写真]をオンにしてください。
その後、iPhone側で[写真]アプリ→画面上部の[すべての写真]を選択し、一番下までスクロールすると同期が始まります。
完了したらPC側のiCloud画面を更新すると同期した写真が表示されます。
▲[すべての写真]タブで一番下まで画面をスクロールさせると、同期が開始される
「Send Anywhere」を使ってパソコンに保存する
「Send Anywhere」は、6桁のコードを共有することで簡単かつスピーディに写真を送れるサービス。
異なるデバイス間でも、自分以外の人にでも問題なく送信できるスムーズさが快適です。利用料もありません。
※iPhone・PC間で写真・動画をやりとりする際にデータ通信が発生します。
6桁のコードは発行から10分間だけ有効で、受信に1回使うとその時点で切れます。コードを伝えたら、その場で受け取ってもらうのが確実です。
こんな場合におすすめ
- 数個のファイルを単発で送りたいとき
- 他人にファイルを送りたいとき
iPhone側ではアプリが必要なので、App Storeからインストールします。
-
STEP1
iPhoneで「Send Anywhere」をインストール
▲初回導入時のみ、写真アプリへのアクセスを許可する必要がある。
App Storeから入手し、初回だけ写真アプリへのアクセスを許可しましょう。
-
STEP2
送りたいファイルを選んで送信
▲送りたい写真を選んで送信。
▲6桁のコード(QRコードも利用可)が発行される。
アプリを開くとiPhone内の写真や動画ファイルが表示されます。送りたいもの(複数選択可)をタップして[送信]ボタンを押しましょう。
-
STEP3
パソコンで6桁のコードを入力
コードを入力して「↓」ボタンをクリック。
パソコン側にソフトを入れる必要はありません。上のリンクからWebブラウザで『Send Anywhere』のサイトを開き、「受信」の入力欄に、iPhone側で表示された6桁のコードを入力します。
[リンク共有]でダウンロードリンクを他者に共有することも可能ですが、『Send Anywhere』のアカウントへのログインが必要になり、若干煩雑になります。
これでダウンロードが完了。PCのダウンロードフォルダに画像が保存されています。
「Google フォト」を経由してパソコンに保存する
先述した「iCloud」と同じクラウドストレージ。インターネット上に画像・動画を保管してくれるサービスです。
iPhoneの写真や動画を自動でアップロードしてくれるうえ、Googleアカウントの保存容量15GBまでは無料で使えます。足りなくなったら、100GBに増やすプランが月290円で用意されています。思い出の写真などを溜めておく場所として最適です。
撮った画像が自動でGoogleフォト内に保存されているので、これをパソコンへ転送するといったことも可能です。
※iCloudと同様、写真・動画の送受信の際にデータ通信が発生します。
こんな場合におすすめ
- iPhoneで撮った写真のバックアップを毎回とるのが面倒なとき
- 一時的なファイル移行というより、永続的にファイル保存しておきたいとき
サービスの利用にはGoogleアカウントが必要です。YouTubeやGmailなどを利用していればGoogleアカウントがあると思いますが、もしない場合はあらかじめ作っておいてください。
-
STEP1
初期設定で[このデバイス内の写真と動画を自動的にバックアップする]をオンにする
[このデバイス内の写真と動画を自動的にバックアップする]がオンになっていることを確認し、[使ってみる]をタップします。
-
STEP2
写真へのフルアクセスを許可する
[続行]をタップすると写真へのアクセスを求められるので[フルアクセスを許可]を選択します。
-
STEP3
自動アップロードを待つ
初期設定を完了させると、さっそくアプリが自動でiPhone内の画像・動画を追加してくれます。ユーザーが何か操作する必要はありませんが、アルバムを作って分類するなど整理機能は用意されています。
-
STEP4
パソコンのブラウザで「Google フォト」にアクセス
▲iPhone側でログインしていたものと同じGoogleアカウントでログイン。
▲アップロードした写真がズラリと並ぶ。
アップロードが完了したところで、パソコンからGoogle フォトにアクセスしてみましょう。
Googleフォトへ -
STEP5
写真を選択してダウンロード
▲写真を選択(複数選択可)して、画面右上の[…]ボタンを選択。
▲[ダウンロード]を選択。
パソコン内に写真・動画を保存したい場合は、それを選択してメニューからダウンロードするだけです。
Googleフォトはコンピュータ上に写真を保存するのではなく、インターネット(Googleのサーバー)上に保存するサービスです。
保存容量に空きがあるうちは、単にiPhoneの容量を空ける目的で画像・動画を移したいだけなら、パソコンにダウンロードしなくて構いません。「Google フォト」に入れっぱなしにしておくのがおすすめです。
また操作ミスなどで重複アップロードされた写真が自動的に1つになる気の利いた機能もあります。
チャットツールやメールツールからパソコンに保存する
クラウドサービスではないですが、FacebookやGmail、SlackやChatworkなど、ビジネスでよく使うツールを利用することでも、iPhoneの画像をパソコンに送ることができます。
大きなファイルの転送には不向きですが、写真数枚などは簡単に共有可能。普段仕事でよく使うツールがあるなら、こちらも利用してみましょう。
チャットツールで画像をパソコンに転送する方法は、ツールごとの細かい設定を別にすれば、主に次のような流れです。
-
STEP1
iPhoneとパソコンの両方にツールを用意
WindowsでもMacでも、同じツールをiPhoneとパソコンの両方に入れておきましょう。
-
STEP2
同じアカウントでログイン
iPhoneとパソコンで同じアカウントにログインすると、片方でアップロードしたファイルがもう片方から見えるようになります。
-
STEP3
iPhoneから写真をアップロード
iPhone側のツールを開き、送りたい写真を添付しましょう。
-
STEP4
パソコンでダウンロード
パソコン側で同じ画面を開き、添付した写真をダウンロードすれば完了です。
アップロードする場所は、自分だけが見られるチャットやメールにするのがおすすめです。各ツールの一例を紹介します。
- Facebookなら……自分だけが参加しているメッセンジャー画面
- Gmailなら……下書きメール
- SlackやChatworkなら……自分用のDM(ダイレクトメッセージ)画面
▲Gmailの下書きメール画面。画像添付後、保存するのをお忘れなく
iPhoneの写真・画像をMacに保存する方法
iPhoneを作ったApple社のパソコンであるMacなら、より手軽でスムーズにファイルを送受信できる方法が用意されています。
AirDropを使って送る
Wi-FiとBluetoothを使うため、インターネットにつながっていなくてもファイルを直接送り合えるのが特長です。Appleデバイス間でしか使えませんが、とても便利な機能です。
こんな場合におすすめ
- 送り先のデバイスがすぐ近くにあるとき
- 無線で送りたいがモバイルデータ通信は使いたくないとき
-
STEP1
受信するMac側の設定を確認
▲Finderは画面下段Dock内の1番左に固定されている。
受信するMac側がAirDropの設定をオフにしているといけないので、最初に確認だけしておきましょう。
まず「Finder」を開きます。 -
STEP2
「shift + command + R」でAirDrop設定を開く
Finderを開いたら、キーボードで「shift + command + R」を押します。すると次のようなAirDropの設定画面に切り替わります。
-
STEP3
検出可能な相手を「連絡先のみ」に設定
「このMacを検出可能な相手」のところをクリックすると、選択肢は「なし」「連絡先のみ」「全員」の3つです。
なしにすると受信できないので、連絡先のみ(全員でもOK)にしておきましょう。
これで受信側の準備は完了です。 -
STEP4
iPhoneでファイルを選んでAirDropで送信
▲共有メニューから[AirDrop]をタップ。
▲MacのFinderを見ると、写真が送られている。
iPhoneの「写真」アプリを開き、送りたい画像・動画を選んで共有メニューを開きます。
そうするとAirDropで送信できる相手(=近くにあるデバイス)一覧が表示されるので、送り先を選択します。
これで転送が完了します。
イメージキャプチャを使って送る
iPhoneとMacをケーブル接続し、Macに標準搭載されている「イメージキャプチャ」を使って取り込む方法です。
線を繋ぐ手間はかかりますが、そこまで手順は難しくなく、重い動画でも着実に読み込めるのが特長です。
こんな場合におすすめ
- 長時間の動画や大量の画像など、重いファイルを送りたいとき
- AirDropによる転送がうまくいかないとき
-
STEP1
iPhoneとMacをケーブルで接続
まずはiPhoneとMacを繋ぎます。
-
STEP2
Macで「イメージキャプチャ」を起動
▲Launchpad(左から2つ目)
▲いろいろな便利ツールがまとめられている「その他」フォルダ。
▲イメージキャプチャのアイコン(左上)
まずはDock内にある「Launchpad」を起動し、初期設定のままなら「その他」フォルダの中にある「イメージキャプチャ」を起動します。
Dockに「Launchpad」が見当たらないときは、「command + スペース」でSpotlight検索を開き、「イメージキャプチャ」と入力して起動する方法が確実です。 -
STEP3
写真・動画を選択して読み込む
iPhone内の写真・動画がずらりと表示されるので、読み込みたいものを選択して[読み込み]をクリックします。
すべて読み込むなら、最初から[すべてを読み込む]をクリックすればOKです。
これで読み込みが完了します。
iCloudを通して自動的に共有する
iPhoneとMacの両方で[iCloud写真]をオンにすれば、ケーブルもAirDropも使わずに写真がそろいます。無料で使える容量と料金は、前の「iCloud」を経由してパソコンへ保存するのとおりです。
これを活用すれば、わざわざ自分で操作せずとも写真を同期(複数のデバイスで同じ状態に保つこと)してくれます。
こんな場合におすすめ
- 撮った写真・動画はすべてPCからもアクセスできるようにしておきたいとき
-
STEP1
iPhoneのiCloud写真をオンにする
▲iPhoneではホーム画面の設定アプリを開き[アプリ]→[写真]→[iCloud写真]をオンにする。
iCloudでの写真共有機能がオフになっているといけないので、まずはiPhoneから設定を確認しましょう。
-
STEP2
MacのiCloud写真をオンにする
▲画面上段のメニューバーから[写真]→[設定]へと進む。
▲[iCloud写真]をオンにする。
次にMacでも設定を確認しましょう。画面下段Dockにある「写真」を開きます。
-
STEP3
写真アプリで自動同期を確認
iCloud写真がオンになれば、特に何もしなくても双方のデバイスで写真が同期されます。つまりiPhoneで撮った写真はMacでも見られますし、Mac内の写真もiPhoneに表示されるということです。
一見1番ラクなので「これでいいじゃないか」と思われるかもしれませんが、写真を同期するためにネットワーク通信を行う点に注意。写真・動画をたくさん撮る場合、月々の通信量残高をかなり削ってしまう可能性があります。
うまく転送できないときの対処法
さまざまな方法をご紹介してきましたが、日々使っている中でうまく送信できなかったり、エラーが起きたりすることもあります。
とはいえそのほとんどは再起動や時間を開けて再度試すなど定番の対処法で直るので、ここで基本的な対処法を一通り記しておきます。
iPhoneやPCの再起動
あらゆる不具合が起きたときの基本、再起動。画像・動画の送信失敗時にも、再起動であっさりうまくいくことはよくあります。
ケーブルを抜いてから挿し直す
有線でうまくいかないときは、1度ケーブルを抜いてから挿し直すのも基本的な対処法です。もし古いケーブルを使っているなら、端子のサビ具合もチェックしてみてください。
BluetoothやWi-Fiをオフにして再度オンにする
ネットワーク関連で一時的な不具合が起きることもよくあります。BluetoothやWi-Fiを1度オフにしてから再度オンにし、もう1度試してみてください。
PC(転送される側)の容量があるか確認する
動画や大量の画像を転送するときに、受信側に空き容量がなくて失敗することもあります。不要な写真を削除するなどして容量を空けましょう。
ファイルが多すぎないか、重すぎないか確認する
Wi-FiとBluetoothでファイルを送る「AirDrop」の場合、長時間の動画など重すぎるファイルは送信失敗することがあります。ファイルの数があまりに多いときも同じです。
少しずつ小分けに送信したり、別の手段を用いるなどして対応してみてください。
取り込んだ写真がパソコンで開けない
転送はできたのに写真が開けないときは、まずファイルの拡張子を確認しましょう。HEICという形式は、Windowsの環境によっては表示できないことがあります。
これから撮る写真をJPEGにそろえるなら、iPhoneの設定アプリで[カメラ]→[フォーマット]と進み、[互換性優先]を選びます。すでに撮ってある写真は、HEICをJPEGに変換する方法をご覧ください。
別のデバイスでも試し、うまくいくか否か確認する
なかなか解決しないときは、送信側と受信側どちらに問題があるのか切り分けるため別のデバイスで送信テストしてみるのがおすすめ。
iPhoneからパソコンAに送信失敗するがパソコンBには無事送信できる場合、iPhone側の問題ではなくパソコンAに問題があると考えられますよね。逆にパソコンBにも送信失敗する場合は、iPhone側に問題があると考えられます。
そうして問題を切り分けると、どこに原因があるのか探りやすくなりますよ。
各方法を一通り把握しておいて、状況に応じて使い分けを
方法によって長所・短所が異なるので、1つの方法にこだわらずいろいろ使い分けてみてください。
Wi-Fi環境が充実している人は『Googleフォト』や『iCloud』を使って自動的にクラウドストレージへ保存するのがラクですし、逆にWi-Fiにあまりつなげない人には向きません。
ケーブル接続して送信する方法は少しだけ手間ですが、通信量が減ることはありませんし重い動画ファイルでも着実に読み込んでくれます。
自分以外の第三者に送信する場合は、その場限りのやりとりで済む『AirDrop』や『Send Anywhere』を使うのがおすすめ。
ひとたび理解すればどの方法も簡単なので、ぜひ身構えずに試してみてください。