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筋トレの効果を最大限に引き出すためには、正確なメニューの組み方が重要です。しかし、どんな筋トレメニューを組めばいいかわからない人も多いですよね。

この記事では、効率的な筋トレメニューの組み方を詳しく解説。部位別の筋肉の働きから、セット数・レップ数の選び方、さらには高度なセット法まで、初心者から上級者までが知っておくべき情報を網羅しています。

本記事を参考にして、自分だけの最適な筋トレプランを作成し、目標達成に一歩近づきましょう。

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筋トレメニューの考え方

筋トレメニューの組み方には科学的な根拠と個々の目的が大きく影響します。ここでは、効果的な筋トレメニューを組むための基本的な考え方を解説。トレーニング頻度、部位、目的、そしてセットの組み方など、総合的な視点からアプローチをしていきます。

小山圭介:ダイエットトレーナー

筋トレにおいてフォームは皆さんが考えている以上に重要です。間違ったフォームでトレーニングを続けると、想定外の怪我につながることがあります。無理をして体を壊しては本末転倒です。
慣れないうちは鏡を見たり、専門家に習って正しいフォームを習得したりするのがおすすめ。プロのトレーニングフォームを動画でチェックするのもいい練習になりますよ。
理想的な体をつくるために急ぐ必要はないのです。ベイビーステップで頑張りましょう!

トレーニング頻度を決める

筋トレメニューを組む際の最初のステップは、トレーニングの頻度を決定することです。頻度は個々の目標やライフスタイルに依存しますが、一般的には週に2~3回が推奨されます。

頻度が高すぎると、筋肉が回復する時間が不足し、効果が減少しやすいです。逆に、低すぎる頻度の場合、筋肉が成長しにくくなります。

頻度を決めたら、次に考慮するべきは「回復期間」です。筋肉はトレーニング後、48〜72時間の回復期間が必要です。部位ごとにトレーニングする日を分けるなど、この期間を考慮しながら週間スケジュールを作成しましょう。

トレーニング部位を決める

次に、トレーニングする部位を決定します。全身トレーニングと部位別トレーニングが一般的な選択肢です。全身トレーニングは、短時間で多くの筋群を鍛えることができますが、特定の筋群に焦点を当てることは難しいです。

逆に部位別トレーニングは、特定の筋群に集中して効果を高めることができますが、トレーニング時間が長くなる可能性があります。

トレーニング部位を決定したら、その部位に効果的な種目とセット数、レップ数(回数)を選びます。セット数とレップ数は、目的(筋力アップ、筋肥大、筋持久力)に応じて調整します。

トレーニング目的を決める

筋トレメニューを組む際には、目的を明確にすることが非常に重要です。目的がダイエットであれば、カロリー消費を重視したトレーニングがおすすめ。一方で、筋肥大が目的であれば、筋力を高めるためのトレーニングが求められます。

ダイエット目的の場合、筋トレや高強度インターバルトレーニング(HIIT)とともに有酸素運動を行うのも効果的です。これらのトレーニングは、短時間で多くのカロリーを消費することができます。

筋肥大を目指す場合は、重量を増やし、セット数とレップ数を調整することが重要。具体的には、重量を70-80%の1RM(一回最大挙上重量)に設定し、3〜5セット、6〜12レップを目安にします。

セット数・レップ数を決める

セット数とレップ数は、トレーニングの目的に応じて変わります。ダイエット目的であれば、セット数は少なく、レップ数は多くすることで、持久力を高め、カロリー消費を促します。具体的には、セット数は2〜3セット、レップ数は15〜20レップ程度の組み方が一般的です。

筋肥大を目的とする場合、セット数を増やし、レップ数を減らすことで、筋力を高めます。通常、セット数は3〜5セット、レップ数は6〜12レップが一般的。ただし、個々の体調や目標に応じて細かな調整が必要です。

大筋群から小筋群の順に鍛える

筋トレメニューを組む際、大筋群から小筋群へと順番にトレーニングすることを推奨します。大筋群とは、胸、背中、脚などの大きな筋肉群を指し、これらを最初に鍛えることで、全体的なエネルギー消費を高めます。

大筋群を先に鍛える理由は、大きな筋肉には多くのエネルギーが必要であり、トレーニングの初めにそれらを鍛えることで、効率的なエネルギー消費が可能となるからです。また、大筋群を鍛えることで、小筋群も間接的に刺激を受け、全体的な筋肥大が促されます。

多関節から単関節の順に鍛える

多関節種目とは、複数の関節を動かすエクササイズ(例:スクワット、ベンチプレス)を指し、単関節種目とは、一つの関節だけを動かすエクササイズ(例:レッグエクステンション、ダンベルカール)を指します。

多関節種目を先に行う理由は、複数の筋肉群を同時に鍛えることができ、効率的なトレーニングが可能だからです。

多関節種目で全体的な筋肉を鍛えた後、単関節種目で特定の筋肉に焦点を当てることで、バランスの良い筋肥大を促します。この順番にすることで、トレーニングの効果を最大限に引き出すことが可能ですよ。

ウエイトトレーニングは段階的に変える

ウエイトトレーニングは間違ったフォームで行うことで怪我につながる危険性があります。どんなに筋力に自信がある方でも、最初は低重量・低回数から始めましょう。正しいフォームが習得できてから、徐々に重量を増やせば安全に運動できます。

重量と負荷の目安

レベル 運動の目的 重量と負荷
初心者 正しいフォームを覚える 低重量・多回数
中級者 正しいフォームに慣れる 中重量・中回数
上級者 筋肥大・神経系の強化 高重量・低回数

上級者は高重量を扱うことで筋繊維に強い負荷をかけて、筋肥大を促進させましょう。高重量を用いることで、通常はあまり活動しないIIb型筋繊維(速縮性筋繊維)が刺激され、全体的な筋力と筋量の向上が期待できます。

また、高重量・低回数のトレーニングは、筋肉を動かすための神経伝達も高めます。これにより、筋肉が効率よく動くようになり、高負荷のエクササイズでも怪我のリスクを低減できます。筋肉への指令がより速く・正確になり、パフォーマンスの向上も期待できるでしょう。

【基本編】筋トレメニューのセットの組み方

シングル・セット法

シングル・セット法は、1つのエクササイズに対して1セットだけ行う方法です。シングル・セット法の利点は、トレーニング時間が短縮されること。しかし、筋肥大や筋力向上には限界があります。

そのため、短期間での成果を求める場合や、筋トレ初心者が最初に取り組むべき方法としておすすめです。

マルチ・セット法

マルチ・セット法は、1つのエクササイズに対して複数のセットを行う方法です。この方法は、筋肥大や筋力向上に非常に効果的。通常、3〜5セットを行い、各セット間には休憩を取ります。

マルチ・セット法の利点は、筋肉に多角度から刺激を与えることができる点です。ただし、トレーニング時間はシングル・セット法よりも長くなります。

サーキット・セット法

サーキット・セット法は、複数のエクササイズを連続して行い、その後に休憩を取る方法です。この方法は、筋持久力の向上や有酸素運動との組み合わせによる脂肪燃焼に効果的。

サーキット・セット法のメリットは、高いエネルギー消費と短いトレーニング時間です。そのためハードでもいいから、短期間で効率よく痩せたい人におすすめ。

ただし、筋肥大を目的とする場合には、マルチ・セット法の方が適しています。

【重量・回数編】筋トレメニューのセットの組み方

重量固定法

重量固定法は、全セットで同じ重量を使用する方法。この方法は、特定の重量で筋肉に一定の刺激を与え続けることを目的としており、筋力の基礎を築く際に非常に有用です。

一方で、筋肉が慣れてしまうと効果が減少する可能性があります。そのため、一定期間ごとに重量を増やすようにしましょう。

ピラミッド法

ピラミッド法は、セットごとに重量を増やしていく方法です。最初は軽い重量で多くの回数を行い、次第に重量を増やして回数を減らしていきます。

この方法は、筋肥大と筋力向上の両方に効果的です。特に、筋肉に多角度から刺激を与えることができるため、多くのトレーニーに推奨されています。

ウエイト・リダクション法

ウエイト・リダクション法は、セットが進むにつれて重量を減らしていく方法です。この方式は、筋持久力を高める目的で使用されます。特に、最後のセットで筋肉に深い疲労感を与えることで、筋成長を促します。ただし、筋力向上にはあまり効果がないため、目的に応じて選ぶ必要があります。

【応用編】筋トレメニューのセットの組み方

スーパーセット法

スーパーセット法は、異なる筋肉群を対象とした2つのエクササイズを連続して行う方法です。例えば、胸のエクササイズと背中のエクササイズを組み合わせて行います。この方法の最大の利点は、トレーニングの効率性が高まることです。

1つの筋肉群が休む間に、別の筋肉群を鍛えることが可能。また、心拍数が上がりやすく、有酸素運動的な効果も期待できます。

コンパウンドセット法

コンパウンドセット法は、同じ筋肉群に対して異なるエクササイズを連続して行う方法です。この方法は、特定の筋肉群に集中的な刺激を与えることができ、筋肥大を効率よく促進します。

例えば、上腕二頭筋を鍛える場合、ダンベルカールに続いてバーベルカールを行うといった具体的な組み合わせが考えられます。

トライセット法

トライセット法は、1つの筋肉群に対して、3つの異なるエクササイズを連続して行う高度なトレーニング方法です。この方法には、同じ筋肉群に対して多角度から刺激を与えることで、筋肥大を効率よく促進する狙いがあります。

例えば、胸を鍛える場合、フラットベンチプレス、インクラインベンチプレス、そしてフライを1つのセットとして行います。

この方法の利点は、筋肉に対する総合的な刺激が高まること。それにより、筋肉の成長が促され、筋力も向上します。また、トレーニングの効率性が高く、短時間で多くの負荷をかけることが可能です。

ジャイアントセット法

ジャイアントセット法は、四つ以上のエクササイズを連続して行うトレーニング方法。筋持久力を極限まで高めることを目的としたトレーニングで使用されます。

ジャイアントセット法では、通常、同じ筋肉群に対して多角的な刺激を与えることで、筋肉の成長を最大限に促します。

代表的な筋トレメニュー

脚部(大腿四頭筋・ハムストリングス・下腿三頭筋など)

脚部の筋肉は、歩行、走行、ジャンプなどの基本的な動作をサポートします。特に大腿四頭筋は膝の伸展を、ハムストリングスは膝の屈曲と股関節の伸展を、下腿三頭筋は足首の動きをコントロールする筋肉です。

● スクワット
● レッグプレス
● ランジ
● デッドリフト
● カーフレイズ

胸部(大胸筋)

胸部の大胸筋は、腕の前方への移動や内旋、肩関節の水平方向への動きを担当しています。この筋肉を鍛えることで、胸板に厚みをもたせることができます。

● ベンチプレス
● ダンベルフライ
● プッシュアップ
● インクラインベンチプレス
● プルオーバー

腹部(腹直筋・腹斜筋・腹横筋)

腹部の筋肉は、体幹の安定化と動きをコントロールを司っています。腹直筋は体を前方に曲げる動作、腹斜筋は体を横方向に曲げる動作、腹横筋は体幹の安定化と内臓を保護する役割があります。

● クランチ
● レッグレイズ
● プランク
● ロシアンツイスト
● バイシクルクランチ

背部(広背筋・僧帽筋・脊柱起立筋)

背部の筋肉は、肩と腕の動き、そして背骨の安定に重要です。広背筋は腕を体に引き寄せる動作、僧帽筋は肩を上げる動作、脊柱起立筋は背骨を直立させる動作に関与します。

● プルアップ
● ラットプルダウン
● バーベルロウ
● フェイスプル
● デッドリフト

肩部(三角筋)

三角筋は肩の動きをコントロールし、腕の持ち上げや回転、側方への移動などを可能にします。三角筋は前部、中部、後部の三つの部分に分かれており、それぞれが異なる動作を担当しています。

● ショルダープレス
● ラテラルレイズ
● フロントレイズ
● リアデルトフライ
● アップライトロウ

腕部(上腕二頭筋・上腕三頭筋・上腕筋)

腕部の筋肉は、手や指の動きと連携して、持ち上げる、押す、引くなどの動作を行います。上腕二頭筋は腕の屈曲を、上腕三頭筋は腕の伸展を、上腕筋は肩と腕の安定化に貢献しています。

● バーベルカール
● トライセップスプッシュダウン
● ハンマーカール
● ダンベルオーバーヘッドエクステンション
● コンセントレーションカール

筋トレをサポートするおすすめのアプリ2選

効率的に筋トレをできるおすすめのアプリを3つ紹介します。あなたにあったトレーニングメニューの作成など、便利な機能が豊富です。筋トレに失敗したくないという人は、ぜひ利用してみてください。

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プロの現役トレーナーが音声でガイドしてくれる定額フィットネスアプリ。まるでパーソナルトレーニングを受けているような臨場感があります。1日3分からできるので、初めての人でも続けやすいでしょう。

ランニング、筋トレ、ストレッチなど、7種類のトレーニングジャンルから自分に合わせてメニューを選べます。レベルの幅も広いので、初級者から上級者まで利用しやすいアプリですよ。

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またデータを入力していくと、“いつ目標体重になれるのか”が明示されます。目標に向かって筋トレをする人にぴったりのアプリです。

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メニューの順番やセット方法にこだわって筋肉を育てよう

筋トレの効果を最大限に引き出すためには、ただ漫然とエクササイズを行うのではなく、メニューの順番やセット方法に工夫を凝らすことが重要です。この記事で紹介したことを参考に、効率的なトレーニングプランを作成してみてください。

重要なのは、自分の体調や目標に合わせてトレーニングメニューをカスタマイズすること。ダイエット目的であれば、高回数・低重量のセットを組むことが有効でしょう。筋肥大を目指すなら、高重量・低回数のトレーニングが推奨されます。

筋トレは単なる肉体的な活動以上のものです。精神的な集中も必要であり、それが高いレベルのパフォーマンスを生む鍵となります。しっかりとしたプランニングと実行によって、筋トレから得られる多くの利点を最大限に活かしてくださいね。

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