メモやタスク管理、議事録作成、日程調整など幅広い機能を搭載したオールインワンのワークスペースアプリ「Notion」を提供する米国サンフランシスコのNotion Labs Inc.は、2024年10月24日(日本時間10月25日)に、新しいスタンドアローン型メールアプリ「Notionメール」(プレビュー版)を2025年初頭にローンチすると発表しました。

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2025年初頭ローンチの「Notionメール」は何ができるのか

「Notionメール」は、ユーザーの業務やワークフローに最適化されたメールアプリ。Gmailと同期し、受信したメッセージを「Notion」のデータベースと同じように、ユースケースやワークフローに合わせたビュー、レイアウト、アクションを自由に作成できます。
さらに、Notion AIを活用すれば、簡単なプロンプトを設定することでメールの自動整理やアーカイブ、下書きの作成などが可能。また、Notionカレンダーとの連携によって、Googleカレンダーのような予約システムを利用できます。

この「Notionメール」の登場によって、よりオールインワンのワークスペースアプリとしての存在感を増したNotion。CronやSkiffなどのサービスの買収によって、信じられない速度で進化し続けており、ドライブやウェブ検索といった、さらなる機能の追加が期待されます。

「Notionメール」は2025年初頭にローンチ予定で、現在、利用を希望するユーザーに向けてウェイトリストの登録ができるようになっています。

Notionメールの活用アイデア

ここでは、2025年のローンチに先駆けた、「Notionメール」の活用アイデアを紹介します。
メール機能単体での利用はもちろん、メモやタスク管理、議事録作成、日程調整などができる「Notion」との連携で、オールインワンのワークスペースアプリとしてより便利に活用できると思われます。

・会社で使っているメーリングリストに届いたメールを、担当者ごとに割り振る
・メールごとに対応にかかった時間を入力し、チャート機能でデータを視覚化する
・「Notion」でタスク管理に使用しているデータベースと受信トレイを連携。メールに優先度や期日を割り振ることでタスク管理用データベースで一覧表示する
・「Notion」でメールの文章のデータベースを作成し、「Notionメール」でそれを引用する
・メールの下書きにNotion AIを活用して、「Notion」に蓄積された社内データをソースとした文章を作成する

これらのように「Notioneメール」は、個人やプロジェクトでの効率に役立つでしょう。Notionメールは2025年初頭にローンチ予定です。


(文・田代真也)

Notion: メモ、タスク、AI

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