2024年11月12日、『Zaim』に新機能「ペア家計簿」が追加されました。この機能を使えば、パートナーと管理したい口座だけを共有し、二人のお金を「見える化」しながら家計簿を共同で管理できます。プライバシーを守りつつ、残高や推移をリアルタイムで確認したり、共通の貯金目標を設定したりと、二人で協力しながら家計管理をラクに進めたい方にぴったりです。
この記事では、『Zaim』のペア家計簿の解説に加え共有家計簿で有名なアプリ『OsidOri』との違いについても詳しくご紹介します。夫婦やパートナーと使う家計簿アプリを選ぶ参考にしてくださいね。
夫婦やパートナーと家計簿を共有できるアプリを探す
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『Zaim』のペア家計簿とは
『Zaim』のペア家計簿は、2人で管理したい口座を共有し、お金を「見える化」する機能です。ここからは、ペア家計簿の特徴を詳しくご紹介します。
2人で管理したい口座だけを共有できる
夫婦やパートナーといっても、知られたくない口座やお金の流れはありますよね。『Zaim』のペア家計簿なら、選んだ口座だけが共有されて、2人の口座を合算した残高や推移を確認できます。趣味や個人的な貯蓄のための口座を見られる心配がないので、プライバシーを守りたい方でも安心です。
貯金の意気込みを設定できる
ペア家計簿のもう一つの特徴は、「ふたりの意気込み」を設定できる点です。2人で家計管理をするなら、貯金の目的を明確にしておきたいところ。『Zaim』のペア家計簿なら、30文字程度の短いテキストで「旅行資金を貯める」や「一緒にお金のことを考えよう」といった目標や意気込みを書き込めます。
お金に対する前向きなコミュニケーションを図れるので、目標達成に向けたモチベーション維持に役立ちますよ。
『Zaim』ペア家計簿の使い方
『Zaim』のペア家計簿を使うには、それぞれの端末にアプリをインストールして、会員登録を行う必要があります。ここからは、インストール後の設定手順を解説します。
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line-height: 1.3;
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text-align: left;
word-break: break-all;
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}
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color:#666;
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}
.p-table-memo-head th {
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}
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padding: 4px;
}
.p-table-memo td {
padding: 4px;
}
.p-table-memo .c-flex {
gap: 4px;
align-items: center;
}
/* チェックボックスは非表示 */
.p-table-memo-toggle {
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}
.p-table-memo--all {
display: none;
}
/* チェックボックスがチェックされた場合にコンテンツを表示 */
#p-table-memo-toggle:checked + .p-table-memo--top + .p-table-memo--all {
display: block;
}
#p-table-memo-toggle:checked + .p-table-memo--top {
display: none;
}
.p-table-memo-btn {
background: #fff;
border: 1px solid #ccc;
border-radius: 5px;
display: inline-block;
font-size: 14px;
font-weight: 400;
margin: 14px auto;
min-width: 200px;
padding: 13px 14px;
text-align: center;
color:#00a6c9;
cursor:pointer;
}
.p-table-memo-btn:after {
content: "";
display: inline-block;
margin-left: 7px;
position: relative;
background: url(/images/sp/list/ico_down.png) 0 0 no-repeat;
background-size: 13px 7px;
height: 7px;
top: -1px;
width: 13px;
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span.close-text {
display: none;
}
#p-table-memo-toggle:checked + div + div + .text-center .p-table-memo-btn:after {
rotate: 180deg;
}
#p-table-memo-toggle:checked + div + div + .text-center .close-text {
display: inline-block;
}
#p-table-memo-toggle:checked + div + div + .text-center .open-text {
display: none;
}
@media screen and (min-width:768px) {
.p-table-memo tr>:first-child {
width:180px !important;
}
.p-table-memo-head th {
width:auto;
}
}
-
STEP1
「ホーム」またはアプリ左上の「≡」から、「ペア家計簿を始める」をタップ
2024年11月現在、「ホーム」画面に表示されている通知から「ペア家計簿」にアクセスできます。通知が表示されていない場合は、アプリ左上の「≡」から「ペア家計簿」をタップしましょう。
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STEP2
アイコンの設定を行う
ペア家計簿で表示する自分のアイコンカラーを選択します。この色は後から変更が可能です。
-
STEP3
チュートリアルに従って、金融サービスを追加
初めてペア家計簿を起動した場合は、チュートリアルで共有口座の選択を促されるので、指示に従って設定しましょう。2つ目以降は画面右下の「共有設定」から追加できます。
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STEP4
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STEP5
招待を受けた人は、メールアドレスに届いたURLをタップしてペア家計簿に参加
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STEP6
ペア家計簿のTOPページにある歯車アイコンから「意気込みを変更する」をタップしてテキストを入力
「ふたりの意気込み」は設定しなくても利用できます。貯金する目標などがあれば、30文字以内のテキストで書いておくと良いでしょう。
これで設定は完了です。ペア家計簿のTOPページをタップすると、2人の総残高が表示されます。無料プランでは月ごとの総残高が、有料プランでは半年・1年・全期間の総残高が折れ線グラフで確認できます。
『Zaim』と共有家計簿アプリで有名な『OsidOri』の機能を比較してみた
共有家計簿を利用する際に、選択肢としてよく挙がるのが『OsidOri』です。どちらも家計簿を共有する機能はありますが、それぞれできることが異なります。以下の表を参考に違いを比較してみましょう。
夫婦・パートナーと共有できる家計簿アプリ『OshidOri』
|
Zaim |
OsidOri |
別々のアカウントでログイン |
◯ |
◯ |
共有家計簿の 支出管理 |
収支の推移のみ |
収支の推移 費目ごとの割合 |
共有家計簿の 予算設定 |
✕ |
◯ |
共有家計簿の 貯金目標設定 |
✕ |
◯ |
共有家計簿の 割り勘・精算機能 |
✕ |
◯ |
金融サービス連携 |
◯ |
◯ |
登録できる 金融サービス数 |
無料:最大10件 有料:無制限 |
無料:最大5件 有料:無制限 |
連携できる 金融サービス数 |
1,319 |
2,239 |
収支の レシート読み取り |
◯ |
✕ |
2024年現在、共有家計簿なら『OsidOri』のほうが優秀
『Zaim』と比較すると、共有家計簿アプリとしての運営実績が長い『OsidOri』のほうが機能性で勝っています。連携した口座やカード、タッチ決済などから収支を自動で記録し、食費や娯楽費などに費目を分類できるため、使いすぎを可視化しやすく、節約の計画を立てるのに便利。また、割り勘や精算機能があるため、2人の支出のバランスを取りやすい設計になっています。
ただし、レシート読み取り機能は利用できないため、現金決済も管理したい夫婦やパートナーには不向きです。日常的に現金を使う機会が多い方は、『Zaim』の利用を検討してもよいでしょう。
手軽に管理するなら、現金派もキャッシュレス派も使える『Zaim』が便利
「2人の総残高がわかれば十分」という方には『Zaim』がおすすめです。口座、投資情報、手入力(財布)の3種類を共有でき、総残高をシンプルに把握できます。また、金融サービスは最大10件まで登録できるため、趣味や貯蓄など、目的に応じた複数の口座を使い分けている方にとっては使い勝手が良いでしょう。
ただし、それぞれの支出の費目は個人の家計簿でしか把握できないため、ペア家計簿を使って誰がどれくらい使ったかを可視化することはできません。費目ごとに細かく収支を管理したい方は『OsidOri』の利用を検討しましょう。
『Zaim』のペア家計簿は今後のアップデートに期待
『Zaim』のペア家計簿は、夫婦やパートナーで手軽に総資産を管理したい方にぴったりの機能です。難しい設定が必要ないので、誰でも簡単に家計管理を始めやすい点が魅力と言えます。
ただし、リリースされたばかりということもあり、機能がまだ限られている点は気になるところです。共有家計簿アプリとして実績がある『OshidOri』と比べると、物足りなく感じる場合もあるかもしれません。今後のアップデートで便利な機能が追加されることに期待したいですね。
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