2025年3月5日、イラスト制作アプリ『アイビスペイントX』がアップデートされ、9つの新機能が追加されました。
ユーザーからの要望が多かった機能や、作業効率を高める改良などが加わり、より使い勝手のよいアプリに進化しています。

そこで、今回追加された新機能で快適にイラストが描けるのか、実際に試してみました。利用した感想と併せて、想定される利用シーンなども解説します。

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オリジナルのブラシパターンを作成できる

オリジナルのブラシパターンの作成画面

▲作成したブラシを保存して、いつでも利用可能

まずは、ユーザーからの希望が多かったオリジナルのブラシパターンの作成から見てみましょう。
これまでブラシは、あらかじめ設定されたパターンに対し、入り抜きや不透明度などのカスタムができるのみでした。

今回のアップデートでは、自分好みのブラシを自由に作れる機能が追加。これを使えば、さまざまなパターンの模様や線を簡単に描けるようになります。
作成したブラシを保存すれば、何度でも手軽に再描画が可能。服の模様やエフェクトの追加など、幅広い場面で役立つでしょう。

塗りつぶし・塗りの削除の操作がしやすくなった

塗りつぶしの画面

▲破線で囲んだ箇所を指定の色で塗りつぶせる

複数パーツからなるエリアを塗りつぶしたいとき、全パーツを選択したり、ひとつずつ塗りつぶしたりするのは、面倒ですよね。
反対に、色を消したいパーツの指定に手間取ったり、意図しない部分の色を消してしまったりして、何度もやり直すはめになることも少なくありません。

オリジナルブラシ同様、多くのユーザーの要望で追加された塗りつぶしツールを使うと、指定した範囲のうち、線で閉じられた部分を塗りつぶせます。細かくパーツ分けされたキャラクターも、繰り返しタップすることなく、一度の操作で塗りつぶしが完了。

塗りの削除の画面

▲破線で囲んだ部分だけ色の削除ができる

塗りつぶしだけでなく、塗りを削除することも可能です。残したい色を誤って消さずに済むため、修正の必要がありません。

塗りつぶしを行うのは大抵、手間を省きたいときなので、こうしてより柔軟に色付けや色の削除ができると、効率的に制作ができ、嬉しいですね。

ブラシサイズなどの数値指定がテンキーでできる

ブラシサイズの調整画面

▲テンキーにより、数値指定が行いやすくなっている

ブラシやキャンバスのサイズ調整の際、スライダーだと大きくなりすぎたり小さくなりすぎたりして、思い通りにするのが難しいですよね。

ブラシやキャンバスサイズなどを変更する際、数値をタップするとテンキーがポップアップ。数字を入力して、サイズを指定できるようになりました。スライダーに比べ、正確な数値指定がスムーズに行えます

いつも決まったサイズのブラシやキャンバスを使っているなど、こだわりがある場合に嬉しい機能です。

クイックスポイトの起動時間を設定できる

クイックスポイトの起動時間設定画面

▲自分の使いやすいタイミングでクイックスポイトを起動できる

画面長押しでキャンバス内の色を取得できるクイックスポイト機能に、起動時間の設定が追加されました。起動するまでの時間は、0.1秒〜2秒の間で任意に設定できます。

起動までの時間を短く設定すると、素早くキャンバスにある色を取得でき、効率的な制作が可能です。

逆に起動までの時間を長く設定すれば、画面を長押ししてもクイックスポイトが起動しにくくなります
丁寧に描画する方にとっては、誤作動を防ぎつつ、スポイトに切り替える手間を省けるでしょう。
スピーディな反応や、誤作動の抑制で、制作がさくさく進みますよ。

スタイラスペンでの制作がますます効率的に!

今回のアップデートでは、Apple Pencil Proを含む一部のスタイラスペン向けに、直感的な操作を可能にするサポート機能も実装されました。これらの機能を活用すれば、イラストの制作効率をより高められるでしょう。

ペンの位置やブラシの太さがわかるカーソル表示

ホバー機能に対応したスタイラスペンでは、画面にペン先を近づけるとカーソルが表示されるようになりました。ペン先の位置と太さを把握しやすくなり、望みの線を狙った場所にスムーズに引けるでしょう。

カーソルの形状として、ペン先の位置を示す十字と、太さを示す円が用意されています。どちらか一方の使用も、両方を重ねて同時表示も可能です。

スタイラスペン使用時、手のタッチを無効にできる

一部のスタイラスペンでは、指や手のひらが触れても感知しないよう設定可能。意図しないタップで線が乱れるのを防げるでしょう。
対応製品は以下のとおりです。

デバイス スタイラスペン
iPad/
Phone/
iPod touch版
Apple Pencil Pro
Apple Pencil (USB-C)
Apple Pencil (第2世代)
Apple Pencil
SonarPen
Deco Pro SW/MW, Deco LW
Q8W
Inspiroy Giano/Keydial/Dial 2
Gaomon WH851
Bamboo Sketch
Bamboo Fineline 3
Bamboo Fineline 2
Bamboo Stylus fineline
Intuos Creative Stylus 2
Intuos Creative Stylus
Android版 Wacom Intuos
XP-PEN タブレット
XP-PEN 液晶タブレット
SonarPen
HUION ペンタブレット
S-Pen
Z Stylus
スマートスタイラスペン
Direct Stylus 2

スタイラスペンを使うと、操作感がPC用の液晶タブレットに近くなるので、家ではPCで、外出先ではスマホで描くといった使い分けをしても、快適に作業ができます

ショートカットボタンでツールを切り替えられる

スタイラスペンのショートカットボタンに、「ツール切り替え」を設定できるようになりました。ペンのボタンをタップすると、直前に使用したツールに変更可能。何度もツール選択ウインドウを行き来する手間がなくなり、より快適に作業できますよ。

Apple Pencil Proのバレルロールに対応

Apple Pencil Pro使用時、ペン先の回転に合わせて選択中のブラシパターンも回転するバレルロール操作に対応可能となりました。特に、平筆やカリグラフィーといった幅広のブラシで、緻密なニュアンスを直感的に表現しやすくなるでしょう。

Apple Pencil Proのスクイーズ操作に対応

Apple Pencil Proには、持ち手を強く押すスクイーズ操作をすると、パレットが表示される機能が備わっています。
『アイビスペイント』では、このスクイーズ操作にスポイトや消しゴムといったツール、「やり直し」などの機能を割り当て可能。ツールバーやツール選択ウインドウからわざわざ選択しなくても、指を強く押し込むだけで目的の機能をすぐに使えます

アップデートの全体評価:PCに近い操作感で効率的な制作が可能に

今回の機能追加では、ブラシパターンの作成やカーソルの表示・タッチの無効化など、PC版にしかなかった機能や、液晶タブレットに近い操作性が得られたのが特徴的で、『アイビスペイントX』のモバイル版をよりPCに近い感覚で使えるようになったと実感しました。

スマホ版ユーザーにとって、制作時間を短縮したり多彩な表現が実現できたりするのはもちろん、PC版をメインで使う方にとっても違和感のないイラスト制作が可能です。アプリ自体の使いやすさに加え、使い分けを想定したサブツールとしての有用性もぐんと向上しています。

クリエイターが、場所や環境を選ばずに創作活動に打ち込めるツールとして、力を発揮するでしょう。

本格的なイラストがスムーズに作れる
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