2026年4月7日、テキスト通話アプリ『Jiffcy(ジフシー)』がアップデートされ、コラージュ写真を作れる新機能「Dots(ドッツ)」が使えるようになりました。
友達と写真を投稿し合うことで、コミュニケーションの幅が広がり、友達との関係性がより深まりやすくなりますよ。
写真を送れる機能と聞くと、「一般的なSNSアプリと同じでは?」と思いがちですが、「Dots」には友達とより仲良くなったり、投稿のストレスが減ったりするような特徴や工夫があるんです。
この記事では、「Dots」の機能や使い方のほか、『Jiffcy』による機能追加の背景や狙いなどを解説します。
Jiffcyにコラージュ写真機能「Dots」が追加! 友達との思い出を作成
友達と写真を作成! 「Dots」でできること
提供:Jiffcy
SNSに写真を投稿する場合、盛った写真を何枚も作らなければならず、面倒に感じることも。その点「Dots」なら、仲のいい友達どうしで気負うことなく写真を共有できます。
「Dots」の機能を詳しく見てみましょう。
自撮り写真を1日1枚投稿できる
「Dots」では、自撮り写真を友達やグループごとに1日1枚投稿できます。
送れるのは、インカメラでそのとき撮影した自撮り写真限定で、加工はできません。
撮ったままの写真を1枚送るだけなので、写真選びや加工に手間がかからず、気軽にシェアできます。
▲自分が投稿しない限り、相手の写真は見えない
提供:Jiffcy
相手が先に投稿している場合、その写真にモザイクがかかります。自分も投稿してはじめて、相手の写真が見られる仕組みです。
自分が投稿しないまま24時になると、相手の投稿写真は消え、お互いその日新たに投稿する形になります。「自分だけ未投稿の状態が続いて、プレッシャーを感じる」といった心配もありませんよ。
なお、グループに未投稿のメンバーがいても、投稿済みのメンバーはシェアされた写真を見ることが可能です。
自動的にコラージュ写真が作成される
提供:Jiffcy
お互いが自撮り写真を投稿すると、それを組み合わせたコラージュ写真が自動的に1枚作成されます。完成した画像は、カレンダー形式で確認可能。
アルバムのように後から見返して楽しめるうえ、お互いが写ったコラージュ写真で友達との関係を少しずつ深めていけますよ。
「Dots」の使用方法
「Dots」の投稿手順を解説します。投稿後、削除もできるので、こちらもあわせてご紹介します。
「Dots」の投稿手順
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STEP1
「Dots」機能を起動する
「Dots」の投稿は簡単。まずは、投稿したい相手を表示し、「Dots」や「投稿する」ボタンを選択します。
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STEP2
自撮りを撮影後、投稿する
提供:Jiffcy
その後、カメラが起動。AIにより顔認識がされたらシャッターボタンで撮影し、「送信先」をタップ。次の画面で投稿先を選択し、画面下の「送信」ボタンをタップすれば、投稿完了です。
送信した写真の削除手順
「Dots」を削除する場合、対象の写真を選択し、右上の「…」をタップし、「Dotを削除する」を選択。次の画面で「削除」と進みます。
コラージュ画像が作成された後でも、削除は可能。その場合、写真を再共有するまで相手の写真はモザイク表示になります。
「Dots」追加の狙いと若者のSNS利用
ここからは、「Dots」のリリース発表で明かされた、機能追加の背景やユーザーのSNSに対する思い、『Jiffcy』の将来展望などをご紹介します。
「Dots」追加の背景
「Dots」は、瞬間瞬間を点(Dot)と捉え、それが集まることで「関係性」が構築されるという考えから名付けられた機能です。
「Dots」がリリースされた背景として、既存のSNSアプリでは、「不特定多数の目が気になり、投稿がしづらい」「見栄を張ることに疲れた」など、ストレスを感じるという声が聞かれることが挙げられます。
そこに焦点を当て、安心できる相手と少しだけ写真をシェアするとともに、コラージュ作成という共同作業を通じて関係づくりができるよう機能を追加したと、取締役COOの小嶋佳那恵氏は語りました。
「本アカ500人・裏アカ30人」——SNSの使い分けが当たり前の時代に
記者発表会には、『Jiffcy』ユーザー4名が登壇。「Dots」への率直な感想や、日ごろのSNSの使い方をざっくばらんに語ってくれました。
印象的だったのは、17歳の高校生2人がそろって「本アカと裏アカを使い分けている」と話していたこと。
本アカにはおしゃれな写真や可愛く撮れた写真を投稿する一方、リアルで会う親しい友人だけを集めた裏アカには、変顔の写真や飾らない動画を投稿していると言います。本アカのフォロワーが約500人もいるのに対し、裏アカはたったの30人。その徹底した使い分けに、「今のSNS事情」が見てとれました。
「Dotsは本アカみたいに格好をつける必要がないから、裏アカのテンションで撮れそう」——そんな言葉が、「Dots」の本質をうまく表していたといえるでしょう。
27歳の男性ユーザーは「心の中をのぞかれている気がして、『Instagram』や『TikTok』には自撮りをまったく投稿しない」とのこと。「Dots」に対しては、「相手にはモザイクがかかった状態だから、一方的に自撮りを送っている感じがなく、試しやすい」と話しました。
SNSへの投稿がなぜストレスなのか
記者発表会では、株式会社Jiffcyが分析した「現代のSNSストレスの構造」も共有されました。
代表的なコミュニケーションツールの『LINE』は、サービス開始から10年以上が経過し、仕事・家族・友人など、あらゆる関係性の人が同一アプリに混在するようになったことがストレスの根本にあると指摘。
特に学生世代は相手によって返信スピードを調整する方が多く、そのしわ寄せとして未読通知が積み上がり、じわじわとストレスを受け続けている状態になっているそう。
一方、かつては友達と気軽につながるためのツールだったSNSは、今や自己表現・自己主張の場へと変化。反面、「イケてる感を出しすぎると嫌われる」「閲覧者の気持ちを考えると投稿しにくい」などの声からわかるように、不特定多数の視線や感情がストレスにつながっているといえそうです。
「裏アカ感覚」で使えるSNSを——『Jiffcy』が目指す世界
『Jiffcy』の今後の方向性について、代表取締役CEOの西村成城氏は以下のように語ります。
『LINE』や『Instagram』のような大手サービスが広まりすぎた結果、これらのツールは「親しい人だけに許されるコミュニケーション」という領域に手を出しにくくなっています。『Jiffcy』は、テキスト通話や「Dots」のような仲のいい人だからこそ許されるコミュニケーションを起点に、気まずい人とのコミュニケーションにも広げていきたいですね。
「これからもDotsに期待してほしい」と西村氏は締め、今後も新たな価値を提供し続ける決意を示しました。
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