iPhoneのキーボードは年々進化しており、機能やカスタマイズ性を増しています。iOS 11ではキーボードデザインも刷新されました。この記事では、iPhoneキーボードに関する情報を幅広く網羅しています。
iPhoneキーボードの使い方。設定&便利機能からおすすめアプリまで
iPhoneキーボードの設定ガイド
1. キーボード入力時の音を消す方法
文字入力時のポチポチという効果音。サイレントモードにすれば消音されますが、サイレントモードでないときも消せます。
2. 入力履歴(予測変換)を削除(リセット)する方法
iPhoneの画面を人に見せながら文字を打つとき、過去に入力した気まずいワードが出てきて「あ……」となったことはありませんか? 入力履歴を消せば、そのような事態を防げます。
3. 日本語ローマ字入力にする方法
パソコンのキーボードと同じようにローマ字入力する設定です。
4. キーボードの順序を変更、または消す方法
新しいキーボードの追加方法は「3. 日本語ローマ字入力にする方法」を参照。ここでは、キーボードの順序並び替えや削除の手順を解説します。
5. カーソル移動の矢印を表示する方法
カーソルの位置を1文字ずつ動かせる矢印ですが、iOS 11より無くなってしまいました。
そのため、今後はもう矢印を出すことができません。代わりに、iPhone 6s以降に搭載された「3D Touch」機能でカーソル移動ができます。
6. 音声入力のオン・オフを切り替える方法
よく活用する人もいれば、全く使わないという人もいるであろう音声入力の設定です。
7. キーボードを大きくする方法
タイプミスを減らすためにキーボードの大きさを変更したい方もいるかもしれませんが、残念ながら大きくすることはできません。
単純に慣れるか、より大きな画面のiPadを利用したり、外付けキーボードを使ったりするなどして対処するしかありません。
次項の通り、逆にキーボードを小さくすることは可能です。
8. iPhone Plusでも入力しやすい「片手キーボード」の設定方法
iPhoneのPlusシリーズは大画面で、片手ではキーボードを打ちづらいです。しかし、iOS 11から実装された「片手キーボード」機能を使えばいくらかマシになるでしょう。
9. 入力を快適にするおすすめ設定
文字入力がストレスなくできるようになれば、誰かとチャットしたりメモをとったり、日記などの長文を書いたりするときに”ペンが進む”ようになります。
より快適な入力のために、おすすめの設定をご紹介しましょう。
「フリックのみ」で入力する
文字入力はフリック入力を使ったほうが遥かに快適です。ガラケー時代と同じタップ入力だと「お」を入力するのにキーを5回押さなければいけませんが、フリック入力なら1回押すだけで済むからです。
「音声入力」は使わないならオフにする
音声入力を使わない方は、オフにしておくほうがいいでしょう。地球儀マークが押しやすくなります。方法は「6. 音声入力のオン・オフを切り替える方法」をご覧ください。
音声入力をオンにしていると、地球儀を押したつもりが音声入力モードになってしまいがちですからね。
10. 英語入力に関するおすすめ設定
日本語だけでなく英語を使う際にも、設定を調整することで快適な入力ができます。
英字もフリック入力する
QWERTYキーボードはキーが小さいため誤入力しやすく、タッチタイピング(キーボードを見ずに入力すること)ができません。英字のフリック入力は最初こそ入力しづらいものの、しばらく使えばきっと慣れて快適になります。
「自動修正」「自動大文字入力」をオフにする
英語を入力する際、スペルミスと思われる単語を修正するのが「自動修正」、先頭の字を大文字にするのが「自動大文字入力」です。
固有名詞を修正しようとしたり、小文字から始めたいのに大文字にされたりとありがた迷惑なことがあるのでオフにするのがおすすめ。
11. 絵文字入力に関するおすすめ設定
絵文字を使わない方なら、デフォルトで存在する「絵文字」キーボードを削除するといいでしょう。方法は「4. キーボードの順序を変更、または消す方法」をご覧ください。
絵文字を使う方でも、絵文字キーボードは消しておいてテキスト変換で絵文字を出す方法が便利かもしれません。
12. 動作がおかしい・遅いときの対処法
入力時の反応が鈍かったり、キーボード切り替え時に固まってしまったりと不具合が起きるときは、次の対処法を試してみてください。
端末の再起動、OSアップデート
これはキーボードに限らず、不具合が起きたときの基本的な対処法ですね。最新のOSでは各種バグが修正されていくので、アップデートすることをおすすめします。
溜まった予測変換データを削除
「2. 入力履歴(予測変換)を削除(リセット)する方法」を参考に、溜まった予測変換データを削除してください。長年使って溜まっていった膨大なデータが、重い動作の原因になっているかもしれません。
ユーザー辞書から不要な項目を削除
「ユーザー辞書」に登録されている単語が多い場合、不要なものを削除してみてください。これも、膨大な登録データが重さの原因になっている可能性があります。
13. キーボードが出ないときの対処法
サードパーティのキーボードを導入しているときに起こりちなのが、キーボードが表示されるべき場所で表示されないという不具合。そんな時は、次の対処法を試してみてください。
別のアプリでキーボードを切り替える
いったんメモなどのアプリを開いて、キーボードを純正のものに切り替えてみてください。それから本来使いたかったアプリを開き、地球儀マークを押すと正常に表示されることがよくあります。
キーボードをいったん削除して再追加する
問題が解決しない場合は、いったんキーボードを削除してみるのも手です。
「4. キーボードの順序を変更、または消す方法」を参考にキーボードを削除し、同じものを再追加してみてください。再追加する前に端末を再起動しておくとより良いかと思います。
iPhoneキーボードのおすすめ着せ替えアプリ
1. 『Gboard』Google日本語入力の優秀さをiPhoneでも
Googleが開発したキーボードアプリ。単なるキーボードの枠を超え、検索や情報収集など充実した機能を備えているのが特長です。
2. 『Shimeji』キーボードの背景に好きな壁紙を設定
オンライン上の変換辞書「Social IME 字」を略して『Shimeji』と名付けられたキーボードアプリ。好きな画像や動画を背景にできることや、無数の顔文字を手軽に利用できることから人気を博しています。
3. 『flick』文脈を考慮した予測変換や背景動画の設定など高機能
日本語には漢字変換があるため、変換ミスが起こりがちです。そんな問題の解決に一役買ってくれるのがこのアプリ。AIが文脈に沿ってどの漢字を使うべきか判断してくれるのです。
顔文字の利用や背景画像・動画の設定など、チャットを楽しくするための機能も揃っています。
4. 『手書きキーボード』読めない漢字を見まねで手書き
キーボード入力が苦手だという方には、手書き入力するという選択肢もあります。1文字でも1単語でも入力可能。読めない漢字を調べたいときなどに重宝するでしょう。
頻繁に使うものだから、ベストな設定で快適に入力しよう
役に立つ情報はありましたでしょうか。キーボードは毎日使うものなので、しっかり使いやすいように設定してフル活用しましょう!
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