『X(旧Twitter)』を使っているとよく耳にする単語 「リプ」を知っていますか?「リプ」とは「リプライ=返信」のことです。
「いや、わかってるよ!」なんて声もあると思います。しかし「リプ」をちゃんと理解していない人が多いのではないでしょうか。何が「リプ」で、何ができて、どういう意味なのか。
あまりにも今さらすぎて、人に聞くに聞けない単語になっていませんか?
この記事ではそんな『X(旧Twitter)』の「リプ」のやり方や注意点などを、初心者目線で徹底解説していきます。

『X(旧Twitter)』の「リプ」とは? 今さら聞けない意味・やり方など徹底解説!
「リプ」とは「リプライ=返信」のこと
『X(旧Twitter)』で使われる「リプ」とは略さなければ「リプライ」で、日本語にすると「返信」のことを意味します。
そのため「リプ」は誰かに対しての送るツイートやその行為のことです。『X(旧Twitter)』で人と交流する時にはよく使うのでやり方を覚えておくと役に立ちます。

▲このように人から来る返信などが「リプ」。
「リプ」の公開範囲は基本的に全ユーザー
「リプ」の公開範囲は、非公開アカウント(鍵アカ)にしていない場合誰でも見られます。
またタイムライン(ホーム画面)に表示される人は、「リプ」を送った人と送られた人の双方をフォローしている人です。
そのため、連絡先の交換などプライベートな内容などは「リプ」で送ることはやめましょう。もし見られたくない内容を送る場合は『LINE』のような機能でDM(ダイレクトメッセージ)というものがあるのでそちらを使うことが最適です。
「リプ」の送り方は基本的に3種類ある
「リプ」の送り方は簡単。3つの方法から選んでツイートするだけです。「リプ」には画像をつけて送ることができるので、友人同士で写真を送り合うことも可能です。
①対ユーザー用のリプ(「@ユーザー名」+スペースで送る方法)
②対ツイート用のリプ(「吹き出し」をタップする方法)
③対ツイート用のリプ(「返信をツイート」をタップする方法)
①「@ユーザー名」+スペースで送る方法
この方法は送りたい相手にこちら側から発信するときに使います。
公式では「@ツイート」、一部ユーザーには「メンション」と呼ばれていますが、世間では「リプ」の一種として使われているので送り方を説明します。
1.右下の[ツイートマーク]をタップ

2.[いまどうしてる?]に「@」を入力しユーザー一覧から「リプ」を送りたい人をタップ
送りたい相手が出ない場合は「@」の後にユーザー名を入れると出てきます。

3.送りたい内容を入力し右上のツイートするをタップ

複数人にまとめて送る方法
同じ内容を何人かにまとめて送りたい場合もありますよね。その場合は送りたいユーザー分「@ユーザー名」+スペースを入れることで、同時に送ることができます。

▲「@ユーザー名」のあとのスペースを忘れないように。
②「吹き出し」をタップする方法
この方法はコメントしたいツイートを見つけた時に使います。
1.コメントしたいツイートの「吹き出し」マークをタップ

2.[返信をツイート]に内容を入力し右上の[返信]をタップ

③「返信をツイート」をタップする方法
②の方法同様、返信したいツイートを見つけた時に使います。
1.コメントしたいツイートをタップ

2.[返信をツイート]をタップ

3.送りたい内容を入力したら[返信]をタップ

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他の人の「リプ」を見るなら見たいツイートをタップ
自分が気になったツイートに、”誰がどんな内容を送っているのか”見たくなった場合は、気になったツイートをタップすることでどんなリプをしているかスレッドで表示可能です。
このリプのスレッドは「リプ欄」と言われています。

▲赤枠の中がリプ欄。
見たくない「リプ」は見えないように非表示にしよう
自分のツイートに対する嫌な「リプ」はあまり見たいものではないですよね。そんな時は「リプ」を非表示にすることができます。
「リプ」を非表示にする方法
1.非表示にしたい「リプ」右上の[v]をタップ

2.[返信を非表示にする]をタップ

3.[いいえ]か[ブロックする]をタップ
「ブロック」とは関わりたくないユーザーに対して、完全に交流を立つものです。相手から自分のツイートが見られなくなったり、「リプ」を送られなくなったりします。

「リプ」の通知を受け取る方法
人からもらった「リプ」はなるべく早めに返したいなと思いますよね。そんな時は通知があれば、すぐに気が付け、早く返せます。通知が来ないといつの間にかリプが溜まっていることも。
通知が来ない場合は、『X(旧Twitter)』の通知設定とスマホの通知設定を確認してみましょう。
『X(旧Twitter)』での通知設定
1.タイムラインの左上の自分のアイコンをタップ

2.[設定とプライバシー]をタップ

3.[通知]をタップ

4.設定したい通知方法をタップ
プッシュ通知・SMS通知・メール通知の中から設定したい方法をタップ。
今回はプッシュ通知で説明します。

5.[@ツイートと返信]をタップ
今回はiOSで説明しますが、Androidなら右上のスライドボタンをタップすると全部の通知がオンになります。通知して欲しくない項目は個別にタップしてオフにしてください。

6.[@ツイートと返信]のスライドボタンをタップ

iOSの通知設定
1.設定を開く

2.[通知]をタップ

3.『X(旧Twitter)』をタップ

4.[通知を許可]のスライドボタンをタップ

5.好みに合わせて通知の形式を選ぶ

Androidの通知設定
今回は「Google Pixel 3」で解説します。
1.設定を開く

2.[アプリと通知]をタップ

3.[通知]をタップ

4.『X(旧Twitter)』の欄のスライドボタンをタップ

5.好みに合わせ詳細を設定

フィルターにかかると「リプ」が通知されない
『X(旧Twitter)』には「クオリティフィルター」と「詳細フィルター」の2種類のフィルターがあります。
「クオリティフィルター」とは『X(旧Twitter)』側で誹謗中傷や不快なツイートなどの通知を表示しなくなります。また「詳細フィルター」はユーザーが指定する6つの項目に対してフィルターがかかる機能です。
これらの機能を使っている場合、一部のユーザーからのリプライが見られない場合があります。フィルター機能を解除することで、「リプ」が通知されるようになるかもしれません。
クオリティフィルターの外し方
クオリティーフィルターは通知設定からワンタップで外すことができます。

▲1.タイムライン左上の自分のアイコンをタップ。

▲2.[設定とプライバシー]をタップ。

▲3.[通知]をタップ。

▲4.[クオリティフィルター]のスライドボタンをタップ。
詳細フィルターの外し方
詳細フィルターは通知設定から外すことができます。

▲1.タイムライン左上の自分のアイコンをタップ。

▲2.[設定とプライバシー]をタップ。

▲3.[通知]をタップ。

▲4.[詳細フィルター]をタップ。

▲外したい項目のスライドボタンをタップ。
間違って送ってしまった「リプ」は削除できる
誰かに対して送った「リプ」が間違っていることに気がつき、消したいと思うことがあるかもしれません。そんな時は通常のツイートと同様に「リプ」を削除することができます。
一度送ってしまった「リプ」は相手に必ず通知が届くので、全てを取り消すことはできませんが、相手が見る前ならほぼ無かったことにできます。
「リプ」の削除方法
1.間違えて送ってしまった「リプ」の[v]をタップ

2.[ツイートを削除]をタップ

3.内容を読んで問題なければ[削除]をタップ

他のユーザーの「リプ」が気になったら検索してみる!
”この人にどんな「リプ」が届いてるんだろう”というときに使えるのが検索機能です。
検索方法は簡単で検索タブから「to:@ユーザー名」で検索することでその人の「リプ」を探すことができます。
[to:@ユーザー名]で検索する方法
1.[ルーペ]のタブをタップ

2.キーワード検索に[to:@ユーザー名]を入力し[search]をタップ

3.検索したユーザーに届いた「リプ」が見られる

「リプ」が送れない・表示されない時の4つの原因と対処法
自分が「リプ」を送りたいのに相手に送れないことや「リプ」が送られてきているはずなのに見られないなど困ることがあると思います。
ここではそんな時の主な原因と対処方法を説明します。
[@ユーザー名]+スペースの形が崩れている
「リプ」は必ずツイートの先頭に[@ユーザー名]+スペースを付けなければいけません。この形が崩れてしまっていると、通常のツイートとして認識されてしまい「リプ」ができません。
[@ユーザー名]の部分が水色になっていれば、相手に届いているはずです。

▲左が失敗で右のようにユーザー名が青くなっていれば送れている。
相手が「鍵アカウント」でフォローできていない
「リプ」を送れなかったり、表示されなかったりする原因の1つが「鍵アカウント」です。「鍵アカウント」はツイートなどを非公開にしているアカウントのことで、フォローしなければツイートを見ることも「リプ」を送ることもできません。
この場合はフォロー申請を送って、フォローさせてもらうことで解決できます。

▲鍵アカウントはこのマークが目印。
ミュートしている人からの「リプ」は表示されない
ユーザーをミュートするとフォローしていてもそのユーザーのツイートやリプライがタイムラインに表示されません。また通知機能がオンになっていたとしても通知が届きません。
もしミュートしているユーザーに心当たりがある人はミュートを解除してみると「リプ」が表示されるかもしれません。
ミュート解除の仕方
![[v]をタップ](https://appliv-domestic.akamaized.net/v1/600x/r/articles/128143/13081669_1592879666_020626800_0_750_1334.jpeg)
▲1.ミュートしているユーザーのツイート右上の[v]をタップ。

▲2.[ミュートを解除]をタップ。

▲3.[ミュートを解除しました]が出れば解除完了。
『X(旧Twitter)』自体の不具合の可能性
上記の原因が当てはまらない場合は、『X(旧Twitter)』の不具合の可能性があります。その場合はアップデートが来ていないか確認し、ある場合はアップデートしましょう。
「リプ」を送るときの3つの注意点
「リプ」を送りたいユーザー以外にも送ってしまう「巻き込みリプ」
ツイッターのタイムラインにはフォローしている人がリツイート(他の人のツイートをシェアすること)しているツイートがあります。そのリツイートに「リプ」を送る場合に、やってしまいがちなミスが「巻き込みリプ」です。
リツイートに対しての「リプ」をそのまま送ってしまうと、元のツイートした人とリツイートした人に「リプ」が送られてしまいます。関係のないリツイートした人にも通知されるため、「巻き込みリプ」は嫌がられます。
対象のユーザー以外をツイートから消してから送りましょう。
「巻き込みリプ」をしない「リプ」の送り方

▲1.「リツイート」されたツイートの[吹き出しマーク]をタップ。

▲返信先のユーザー名をタップ。

▲3.[会話に参加中のアカウント]でリプを送りたくない人をタップ。

▲4.[返信先]のアカウント名が送りたいユーザーだけになっていれば巻き込みリプ回避。
誹謗中傷は絶対に書かない
これは当然のことですが、『X(旧Twitter)』が匿名であれ公共の場ということは間違いありません。そのため、誹謗中傷を書くことは相手を傷つけることになり、最悪の場合は訴えられる可能性もあります。
現実世界で行ってはいけないように、『X(旧Twitter)』でも誹謗中傷は絶対やめましょう。
短時間に同じ人へ大量の「リプ」をする「リプ爆」はしない
好きな芸能人やアイドルに対して、かまって欲しい気持ちはわかりますが、短時間で「リプ」を大量に送りつける「リプ爆」はやめましょう。
「リプ」を大量に送るということは、送った分だけ相手に通知が届きます。短時間で何十件も「リプ」を送ると相手の通知が止まらなくなり、不快な気分させてしまうので要注意。最悪ブロックされてしまうこともあります。

▲「リプ爆」されるとこうなる。人にやってはいけないので、今回は自分に対して送っている。
「リプ」の関連用語
「巻き込みリプ」……送りたい相手以外のアカウントを複数巻き込んでリプを送ってしまうこと。
「リプ爆」……1人を対象に短時間に大量の「リプ」を送ってしまうこと。
「エアリプ」……「@ユーザー名」は付いていないが、明らかに特定のユーザーに向けられたツイート。”におわせ”などにも使うことがある。
「空リプ」……「@ユーザー名」のみで送り内容がない「リプ」のこと。
「画像リプ」……ツイートに対して画像のみで「リプ」を送ること。煽ったりボケたりするときに使うことが多い。
これで「リプ」のことは大丈夫!
『X(旧Twitter)』だけじゃなく『Instagram』や『Facebook』など様々なSNSがあり、その中の専門用語とというのは、普段使っていない言葉だったり新しい言葉だったりするのでわからないことが多いですよね。
流行っているからこそ今さら人に聞くことが恥ずかしく、わからないままの人が多いと思います。この記事でを読んでくれたとなら「リプ」についてしっかり理解できたと思っていただければ幸いです。
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