『LINE(ライン)』なら、PDFはもちろん、Microsoft Excel(エクセル)・Word(ワード)・PowerPoint(パワーポイント)といった仕事で使うファイルも、トークに添付してそのまま送れます。
この記事では、iPhone・Android・PCでのファイルの送り方と、受け取ったファイルの保存・印刷の手順を解説します。送れない・開けないときの対処法もあわせて紹介するので、困ったときの確認にも役立ててください。
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LINEでPDF・Excel・Wordを添付して送る方法 保存・印刷・開けないときの対処法
LINEでファイルを送信・受信する
まずは、LINEでファイルを送受信する方法を見ていきましょう。「ファイルを送る」「受け取って保存する」「転送する」「PCとやりとりする」という4つの操作を紹介します。
トークの「ファイル」で送れるのは、PDFやExcel・Word・PowerPointの書類にかぎりません。テキストやZIPなど幅広い形式に対応しているので、仕事で使う書類は大抵そのまま届けられます。LINEが対応していない形式は、ZIPにまとめてから送ってください。
トークでファイルを送る
LINEのトークルームでファイルを「送信」する操作方法です。iPhone版とAndroid版に分けて、詳しい手順を解説します。
端末ごとのファイル送信方法
| 端末 | ファイルの選び方 | 複数ファイルの同時送信 |
|---|---|---|
| iPhone | トークルームの「+」→「ファイル」 | 1つずつ選ぶ |
| Android | トークルームの「+」→「ファイル」 | まとめて選べる |
| PC | 入力欄のクリップアイコン、またはドラッグ&ドロップ | まとめて選べる |
なお、2025年9月のリニューアルで「トーク」タブの上部にも「+」が追加されましたが、こちらはトークルームの作成や友だち追加のためのボタンです。ファイルを添付するときは、相手とのトークルームを開いてから画面下部の「+」をタップしてください。
【iPhone】送信するファイルを選ぶ
ファイルを送信したい相手のトークルームを開き、画面下部の「+」ボタンをタップします。
次に表示される一覧から「ファイル」を選択してください。
端末内に保存されているファイルだけでなく、iCloudなどのクラウドストレージ上に保存されたファイルも選択できます。
送信したいファイルを選んだら、次のページで「送信」をタップしてください。これで、ファイルが送信できます。iPhone版で一度に選べるファイルは1つだけなので、複数送るときはこの操作を繰り返してください。
【Android】送信するファイルを選ぶ
トークルームで「+」ボタンをタップして表示される一覧から、「ファイル」を選択します。
Googleドライブなどのクラウドストレージにあるファイルを送るときは、ファイル選択画面のメニューから保存場所を切り替えてください。
送信したいファイルをタップすると、送信の確認メッセージが表示されるので「はい」をタップします。これで、ファイル送信が完了です。Android版は複数のファイルをまとめて選べるため、資料が何点かあるときも一度の操作で済みます。
トークでファイルを受け取る
受信したファイルは、一定の期間が過ぎると閲覧できなくなります。後から見返すファイルは、届いたその日のうちに端末へ保存しておくのが確実です。期限の目安は「ファイルの保存期間は7日間」で詳しく説明します。
【iPhone】受信したファイルを端末に保存
受け取ったファイルをタップします。次の画面で左下に表示される共有アイコンをタップして、共有アイコンを選択してください。
あとは「“ファイル”に保存」を選択して保存するだけです。これで、受信したファイルが「ファイル」アプリからいつでも開けるようになります。
【Android】受信したファイルを端末に保存
受信したファイルをタップすると、そのファイルを開けるアプリの候補が表示されます。
一覧からファイルを開けるアプリを選んでください。PDFなら「ドライブ」のアプリで開けます。開いたら右上のメニューアイコン(点が縦に3つ並んだもの)をタップし、「ダウンロード」を選択します。
これで自動的にダウンロードが始まり、端末内の「ダウンロード」フォルダに保存されます。
「ファイル」のアプリを開き、「ダウンロード」のフォルダから確認してみてください。Galaxyシリーズなど、機種によってはファイル管理アプリの名前が「マイファイル」になっています。
『Microsoft Excel』や『Microsoft Word』のアプリをダウンロードするには、『Microsoft Office』のアプリをインストールしておく必要があります。詳しくは「LINEで受信したOfficeのファイルを編集する」を参照してください。
【共通】受信したファイルを転送する
受信したファイルを人に送りたい時は「転送」をします。『LINE』以外の方法での転送も同じ手順です。
まず、受信したファイルを長押しして「転送」を選択しましょう。各メッセージの横にチェックマークが表示されるので、転送したいファイルにチェックを入れ、「転送」のボタンをタップします。送信先の候補が表示されるので、転送したい友だちを選択してください。
送信したい友だちの名前が見つからない場合は「もっと見る」をタップすると、さらに友だちの一覧が表示されます。
メールなどほかのアプリで転送したい場合は、「他のアプリ」を選択し、任意のメールアプリをタップして起動します。あとは通常どおりにメール送信などの操作を行ってください。
【iPhone】受信したファイルをPCで参照する
受け取ったファイルをPCで参照したい場合は、受信したファイルの保存先を「iCloud Drive」や「Google Drive」などのクラウドストレージに指定します。
クラウドストレージに保存したファイルはPCからも閲覧できるので、インターネット経由でファイルを共有できます。
操作方法は、端末内に保存する方法と基本的に同じです。まず受け取ったファイルをタップします。左下に表示される共有アイコンをタップします。
次に、「“ファイル”に保存」を選択して、左上にある「<」をタップ。
ここで、「iCloud Drive」や「Google Drive」などのクラウドストレージを選択して保存します。Google Driveを使うには、あらかじめGoogleアカウントの設定などが必要です。iCloud Driveについては、Apple IDを作った際に自動的に使用できるようになっています。
あとはPCから保存したクラウドストレージにアクセスすれば、ファイルを参照できます。iCloud Driveに保存した場合は、ブラウザでアクセスしLINEを使っているiPhoneと同じApple IDでログインします。
Windows PCを使っていてもこの方法で参照できます。
【Android】受信したファイルをPCで参照する
受信したファイルをタップすると、そのファイルを開けるアプリの候補が表示されます。
表示された一覧から、ファイルを開けるアプリを選んでください。PDFなら「ドライブ」のアプリが便利です。PDFが開いたら右上にあるアイコンをタップし、ファイル名と保存するGoogleアカウント、保存先のフォルダを指定して保存します。
これでPCから参照できるようになりました。PCのブラウザでGoogle Driveにアクセスし、保存したファイルを参照してください。
【PC】LINEでファイルをやりとりする
スマホでやりとりしたファイルは、PC版の『LINE』で開いてしまうのが一番てっとり早い方法です。同じアカウントでログインしておけば、スマホに届いたファイルをそのままPCで開いて保存できます。
トークに届いたファイルをクリックするとプレビューが開きます。画面下部にある下向き矢印の「保存」アイコンをクリックし、保存先のフォルダを指定してください。ダウンロードしてしまえば、7日の保存期間を過ぎても手元で開けます。
仕事や学業でPDFやOfficeのファイルを頻繁にやりとりする人は、PC版を入れておくと資料の受け渡しがスムーズに進みます。
【PC】ファイルをLINEで送る
PCで作ったExcelやWordの書類をスマホに送りたいときも、PC版の『LINE』が役立ちます。トークルームを開いたら、メッセージ入力欄にあるクリップアイコンをクリックして、送りたいファイルを選んでください。
デスクトップやフォルダからトークルームへ直接ドラッグ&ドロップする方法でも送信できます。一度に複数のファイルを指定できるので、資料をまとめて送るときはこちらが早いでしょう。
PC版LINEからファイルを送る2つの方法
- 入力欄のクリップアイコンをクリックしてファイルを選択
- トークルームへファイルを直接ドラッグ&ドロップ
自分宛に送りたいだけなら、自分専用のトークルーム「Keepメモ」が便利です。PCからKeepメモに送っておけば、外出先でもスマホの『LINE』から同じファイルを開けます。ただしKeepメモに送ったファイルにも保存期間があるため、長く残したい書類は端末やクラウドストレージへ保存してください。
ファイルの送受信の注意点
『LINE』でファイルを送受信するときに、知っておきたい注意点が3つあります。
ファイルの保存期間は7日間
『LINE』のトークに送ったファイルの保存期間は「7日間」です。『LINE』はこの日数を公式に公表していませんが、実際には送信からおよそ1週間でダウンロードできなくなります。
期限が切れたファイルはタップしても読み込めない旨の案内が出るだけで、後から取り出す手段はありません。大切な書類を送ってもらった場合は、相手にもう一度送信を頼むことになります。
「LINEでいつでも見られる」と考えて放置せず、届いた時点で端末やクラウドストレージに保存しておくと安心です。なお、一度ダウンロードしたファイルは端末側に残るので、7日を過ぎても手元で開けます。
ファイルサイズには気をつける
『LINE』は、トークで送れるファイルの容量上限を公表していません。とはいえ、ファイルのデータサイズが大きすぎると、ファイルの送受信に時間がかかったり、中断されたりする可能性があります。
受け取る相手のモバイルデータ通信量を消費するので、サイズを小さくするように心がけましょう。数十MBを超えるようなファイルは、圧縮するか大容量ファイル転送サービスを使うほうが確実です。
ファイルが送れない・開けないときの対処法
送ったはずのファイルが相手に届かない、届いたファイルをタップしても中身が見られないというときは、思い当たる原因を1つずつ切り分けていくのが近道です。
最も多いのは保存期間切れです。7日を過ぎたファイルは復元できないため、送り主に再送を頼むしかありません。
送信のほうが失敗するときは、通信環境を疑いましょう。Wi-Fiの電波が弱い場所や速度制限がかかった状態では、アップロードが途中で止まりやすくなります。場所を変える、モバイル通信に切り替えるといった対処で解決するケースが大半です。
ファイルが送れない・開けないときの確認ポイント
- 送信から7日が過ぎていないかを確認
- Wi-Fiやモバイル通信が安定しているかを確認
- 『LINE』とOSを最新バージョンに更新
- ファイルを開けるアプリを端末にインストール
- 大きすぎるファイルは圧縮してサイズを縮小
Excelファイルが開かない、開いても表示が崩れるという場合は、閲覧用のアプリが足りていない可能性があります。iPhone・Androidとも、Microsoftの公式アプリを入れておけばレイアウトを保ったまま開けます。詳しくは「『LINE』で受信したOfficeのファイルを編集する」を参照してください。
『LINE』で受信したOfficeのファイルを編集する
『LINE』で受信したOfficeのファイルを、スマホでそのまま編集したい場面もあるでしょう。トークの画面から直接編集することはできないため、いったん端末に保存してからOfficeアプリで開くのが基本の流れです。
Officeのファイルの編集にはアプリが必要
最初からスマホに入っているアプリでは、Officeのファイルを編集できません。閲覧するだけでも表示が崩れることがあるため、Office用のアプリを用意しておきましょう。
Microsoft Officeアプリをインストールして起動すると、初期設定を求められるので、画面の指示に従ってセットアップを完了してください。
【iPhone】Officeアプリでファイルを開く
Officeアプリで開くには、受信したファイルをダウンロードする必要があります。ダウンロード手順は、「【iPhone】受信したファイルを端末に保存」を参照してください。
ダウンロードが完了したら、iPhoneにある「ファイル」アプリを立ち上げて、ファイルを入れたフォルダを開いてください。Officeファイルをタップすると、Officeアプリが自動的に立ち上がります。
【Android】Officeアプリでファイルを開く
Officeアプリをインストールしていたら、LINEの画面で開きたいファイルをタップするだけで、受信したファイルを開けます。
PDFファイルをLINEから印刷する
LINEで受け取ったPDFファイルを印刷するには、いくつかの方法があります。ここでは「ネットプリント」を利用して印刷する方法を見ていきましょう。
ネットプリントでいつでも印刷が可能
出先でプリンターがない場合でも、コンビニの「ネットプリント」を利用すればLINEで受信したPDFを印刷できます。詳しい手順を確認しましょう。
公式アカウントを友だちに追加する
セブンイレブンのネットプリントを使うには、ネットプリントの公式アカウントを友だち追加する必要があります。
友だち追加するには、セブンイレブンのネットプリントの公式ページにある「友だち追加」のボタンをタップして「追加」をタップしてください。
ネットプリントの公式アカウントのトークルームを開いて、画面下のメニューにある「利用規約メニュー」から「規約を読んで同意する」をタップします。利用規約を確認したら、「同意する」をタップしてください。
これで事前の設定は完了です。
用紙を選択する
セブンイレブンのネットプリントでPDFをプリントするには、まずネットプリントの公式アカウントのトークルームの下部に表示されている用紙選択のボタンをタップします。
「フォト用紙」「普通紙」「はがき」の3種類がありますが、PDFの場合は「普通紙」か「はがき」のいずれかです。書類なら「普通紙」がよいでしょう。
次に「ファイル」アプリを開いて、印刷したいPDFを探し、ネットプリントの公式アカウントに共有してください。共有の方法はAndroidとiPhoneで操作方法が異なりますので、以下にそれぞれ解説します。
【iPhone】PDFをアップロードする
「ファイル」のアプリを開き、印刷したいPDFをタップします。次に左下にあるアイコンをタップしてください。
次に表示される一覧から「LINE」を選びます。「送信先を選択」が表示されるので、「ネットプリント」をタップしてください。
これでファイルの送信が完了です。「登録履歴を表示する」をタップすると、ネットプリントの認証リクエストが表示されるので「許可する」をタップしてください。
表示される予約番号は、セブンイレブンでプリントアウトする際に必要なので、すぐに参照できるようにしておきましょう。
【Android】PDFをアップロードする
「ファイル」のアプリを開き、印刷したいPDFをタップします。次に右上3番目の共有アイコンをタップしてください。
次に表示されるアプリの一覧から「LINE」を選択します。共有先を選択する画面に切り替わるので、「ネットプリント」の右にチェックを入れてから、「転送」をタップしてください。
これでファイルの送信は完了です。「登録履歴を表示する」をタップすると、ネットプリントの認証リクエストが表示されるので、「許可する」をタップしてください。
表示される予約番号は、セブンイレブンでプリントアウトする際に必要です。
セブンイレブンでプリントアウトする
あとは近くのセブンイレブンのマルチコピー機でプリントアウトするだけです。
タッチパネルの「プリント」から「ネットプリント」を選択し、前述のプリント予約番号を入力します。プリント料金を入れカラーモードや部数などの設定をして、プリントスタートをするだけです。
LINEでのファイルのやりとりもスマートに
LINEでファイルをやりとりするなら、スマホで受け取ったファイルをPCに連携する手順まで覚えておくと便利です。届いたその日に保存する習慣をつけておけば、7日の保存期間に振り回されることもありません。
また、セブンイレブンのネットプリントの使い方を覚えておけば、LINEで受け取ったPDFを出先で印刷できます。急に資料の印刷が必要となった場合にも使える便利なテクニックとして覚えておきましょう。