インスタグラムで目を惹く「エモい写真」を撮りたい。そう思ったことがある人も多いはず。本記事ではエモい写真の撮り方のコツや、アプリを使用した加工法などを紹介していきます。
初心者の人でもわかりやすいように解説しているので、ぜひ参考にしてみてください!
エモい写真の撮り方と具体例 すぐに真似できる簡単な撮影方法と加工のコツ
この記事をまとめると・・・
- 切なさや懐かしさといった感情を引き出す写真が「エモい写真」
- 思い出の場所で撮影したり、前ボケ・玉ボケなどの技法でエモくなる
- 写真加工アプリ『BeautyPlus』でエモい写真加工が簡単にできる
Pixocial Technology (Singapore) Pte. Ltd.
「エモい」とは
エモいは「切なさ、懐かしさ、センチメンタル」など、感情を表現する際に、なんとも言い表せない気持ちになることをいいます。
エモいという言葉が生まれた由来は2つあり、「Emo(イーモウ)」という音楽ジャンルが元になったもの。「Emo」の語源は「エモーショナル」という言葉です。
もう1つは「言い表すことができないさま」を表す「えもいわれぬ」。エモい・えもいわれぬ、言葉が少し似ているのが特徴です。
エモい写真の見本を紹介!
エモい写真はどういうものか、シーンごとに画像付きで紹介していきます。紹介シーンをまねするだけでも、「エモい」雰囲気は作成可能。ぜひ参考にしてみてください。
1.思い出があるスポット
2.街角や路地
3.夕焼け
エモい写真の撮り方
エモい写真の撮り方や、撮影する場所などちょっとしたポイントを紹介していきます。
子供のときの思い出の場所で撮影するとエモくなる
遊園地や水族館など、子供のときによく訪れた場所は必ずエモくなります。どの場所を撮影しようか迷ったときは、思い出を振り返ってみるといいかもしれません。
ストーリー性がある写真を撮れば、感情が動く
例えば画像のように店の前にある雪だるま。この画像を見ている人は、「店員が雪を集めて雪だるまを作ったのかな? 顔はどうやって書いたんだろう」と想像します。
このようにストーリー性がある被写体を撮影するのもおすすめです。
前ボケ、玉ボケなどの効果を有効活用
主役の被写体の手前に、ぼかす何かを置いて画面に奥行きを出したり、アクセントにしたりすることを「前ボケ」、キラキラと光る丸い玉が画像に写りこむことを「玉ボケ」といいます。
今回は画像のように手前にピンク色のサンゴを配置して、「前ボケ」で撮影。なにか物足りない……そんなときは、この技法を試してみるといいでしょう。
懐かしいアイテムを使用するとレトロな雰囲気が漂う
子供の頃、お風呂で遊んだヒヨコのおもちゃ。こういうレトロなアイテムを使うのもおしゃれに仕上げるコツです。
エモい写真の加工方法
エモい加工をするには『BeautyPlus』がおすすめ
エモい写真加工をしたいなら『BeautyPlus』がおすすめです。フィルターや調整ツールなど、機能が豊富なので完成度の高い画像が作成可能。
人物加工にも特化しているため、ポートレート撮影もノスタルジックに仕上がります。
周辺を暗くするのを忘れずに
ビネット機能とは画像の周りを暗くする機能のこと。画像全体が暗くなるのではなく、周辺だけが暗くなるため、画像がドラマチックになり、フィルム特有のレトロ感も生まれます。
フィルターはフィルム風のものを選ぶ
フィルターはフィルムタイプを選ぶようにしましょう。スライドバーを左右に動かすと、フィルターの強さを調整できます。
粒子をプラスしてザラザラ感をプラス!
粒子を画像にプラスすることで、フィルム写真のようなテクスチャーを表現できます。
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「写ルンです」が再流行! エモいと話題に
ファッション業界や芸能界から、レンズ付きフィルム「写ルンです」の人気が高まり、2016年の「写ルンです30周年」を機に大ブレイクしました。SNSでも「写ルンです」の描写がエモいといわれるように。
「写ルンです」には以下のようなメリットがあります。
●本体の重さは27枚撮り90g、39枚撮り93gと軽量
●細かい設定方法ナシ! ダイヤルを回してシャッターを切るだけ
●スマホにデータ化した画像を転送したり、CDにデータを取り込んで保存したりすることも可能
本体が軽く荷物にならないので、スナップ撮影にも向いています。
いつもの日常風景がノスタルジックに
「写ルンです」で撮影すれば刻一刻とすぎる日常を、よりノスタルジックに切り取ることができます。一眼レフやデジタルカメラとは異なり、柔らかい風合いが持ち味。どこか儚い写真が撮れるのが魅力です。
周辺光量が暗く、ドラマチックに写る
ハイライトはグッと明るく、反対に周辺部は暗くなるため写真がドラマチックに仕上がります。
至近距離はピンボケになるが、それも味があってイイ
「写ルンです」の撮影可能距離は1m~。この距離を意識して撮らないと画像のようにピンボケになるので注意しましょう。ですがフィルムのピンボケは柔らかさがあり、それが逆に良い味を出す場合もあります。
すぐにシャッターを切れるから撮りたい瞬間を逃さない
デジタルカメラのようにピントを合わせる必要がないため、撮りたいと思った瞬間にすぐにシャッターを切れるのが強み。「ここ!」という大切な一瞬を逃しません。
フラッシュの描写が独特でエモい
「写ルンです」は暗めのレンズを採用しているため、日陰や室内ではフラッシュ必須。このフラッシュが独特で、エモいといわれています。
「写ルンです」で撮影した写真をアプリで加工する場合
「写ルンです」で撮った写真は、加工をしなくてもフィルム特有の色味がでます。なので物足りなさを感じたときは、レトロなフィルターをかけたり、ザラザラ加工をしたりするだけでいいでしょう。
ザラザラ加工のやり方はこちら
「写ルンです」を上手に使うコツ
上手に写真を撮るときのポイントを3つ紹介します。「写ルンです」初心者さんは、ぜひ参考にしてみてください。
1.暗いところや日陰ではフラッシュを使う
2.被写体をくっきりさせたいときは、撮影距離範囲をしっかりと合わせる
3.ファインダーとレンズの位置がずれているので、被写体はやや左下にくるように合わせる
3つめのポイントですが、これは日の丸構図(被写体を真ん中に置く構図)の場合、特に重要になってきます。最初は難しいと思いますが、だんだん感覚を掴めるようになってきますよ。
旅行のお供にもぴったり!
「写ルンです」は日常のスナップ写真などにも活躍しますが、旅行にもおすすめ。すぐに取り出してシャッターを切れるので、友達との時間を楽しめます。またバッテリーを気にしなくていいのも嬉しいところ。予備のバッテリーを持ち歩くのは、意外と荷物になります。
旅行の思い出を「写ルンです」で、鮮やかに残してみてはいかがでしょうか。
「エモい」に関するよくある質問
「エモい」はどういう時に使えばいいの?
ただなんとなく「エモい」という言葉を使っていませんか? 「エモい」という言葉を正しく使えるようになれば、より良い写真が撮れる第一歩になるでしょう。
エモいという言葉は、以下のようなシーンで使うのがおすすめです。
1.夕日で赤く染まった田舎の風景にエモさを感じる
1日が終わるという寂しさと、センチメンタルな感情を表現。この「エモい」は、情景がしっかりと想像できストーリー性があります。
2.ランドセルを背負った子供時代の写真がエモい
子供時代の懐かしいという気持ちに掛け合わせています。なんとも言い表せない気持ちになったときに、使用するのもおすすめ。
「エモい」と似ている言葉は何があるの?
「エモい」と似ている言葉はいくつかあります。
●心が震える
●もののあはれ
●ノスタルジック
●センチメンタル、切ない
●趣がある
「もののあはれ」は、しみじみとした深い感情を表す言葉。「ノスタルジックや切ない」は、日ごろから使っている人もいるのではないでしょうか。
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