『Instagram(インスタグラム、インスタ)』などで使われる「#」から始まる言葉、ハッシュタグ。見たことはあるけれども、なんのために付けるのか、どうやってつけるのか、どんな意味があるのかわからない、という人もいるかもしれません。
実はこのハッシュタグ、使いこなせればあなたの写真の「いいね!」やフォロワーを増やすことができたり、好きな写真を見つけやすくなったりするスグレモノ。
そこで今回は、ハッシュタグの付け方や活用法、ハッシュタグを付けるのに便利なツールなどをご紹介します。
インスタ「ハッシュタグ」付け方ガイド! 使いこなして「いいね!」を増やそう
この記事をまとめると・・・
- ハッシュタグによって画像の内容やイメージをわかりやすくする効果がある
- 加工に使ったアプリの名前をハッシュタグにつけることで注目を惹く効果も
- 人気の加工アプリ『BeautyPlus』を使った写真には多くのいいねが集まっている
Pixocial Technology (Singapore) Pte. Ltd.
インスタグラムのハッシュタグとは? どんな意味があるの?
インスタグラムの投稿を見ていると、半角の「#(ハッシュ)」から始まる青字の言葉を見かけます。この「#」から始まる言葉が、ハッシュタグです。
ハッシュタグには、インスタグラムの画像の内容やイメージをタグ付けする効果があります。また、インスタグラム内の検索などにも使われます。
画像に関連するハッシュタグを付けておけば、ほかのユーザーにあなたの投稿を見つけてもらいやすくなります。写真を見つけてほしい、「いいね!」やフォロワーを増やしたい人なら必ず使っておきたい機能です。
ハッシュタグの付け方 基本編
それでは、まずハッシュタグの基本の付け方を紹介します。
通常の投稿にハッシュタグを付けるには
通常の投稿にハッシュタグを付けるときは、キャプション入力画面で半角記号「#」のあとに続けて言葉を入力します。全角の「#」ではハッシュタグとして認識されないため、必ず半角記号の「#」を使用しましょう。
入力途中にハッシュタグ候補が表示されるので、この中から付けたいハッシュタグを選んでもOK。
画像をシェアすると、「#」以下の文字が青くなり、ハッシュタグとして表示されます。
ストーリーにハッシュタグを付けるには
ハッシュタグはフィード(通常の投稿画面)だけでなく、ストーリー(ストーリーズ)にも付けることができます。
ストーリーを投稿する場合はプロフィール画面の右上にある「+」をタップし、「ストーリーズ」を選択します。
カメラロールが表示されるので、ストーリーに投稿したい写真を選びましょう。
使用する画像を選んだら、右上の文字アイコンをタップします。
文字が入力できるようになるので通常の投稿同様、半角「#」のあとに文字を続けて入力します。これでハッシュタグを付けることができます。ストーリーにハッシュタグをつけるときは、余白部分に配置するのがおすすめ。風景や被写体の雰囲気を損なわずに投稿できます。
ハッシュタグは30個(ストーリーは10個)まで付けられる
ハッシュタグは、1つの投稿に複数付けることができます。
複数のハッシュタグを付ける場合は、それぞれのハッシュタグの間には半角スペースを入れるか、もしくは改行して区切りを入れます。
なお、1つの投稿に付けられるハッシュタグの数には上限があります。通常の投稿の場合は30個、ストーリーの場合は10個までです。
どんなハッシュタグをつけたらいいの?
意外と悩むのが、どんなハッシュタグをつければいいか。明確なルールはありませんが、ハッシュタグは検索に使われることも多いので、投稿する写真に関連するもの、もしくは写真から連想するような言葉を使うといいでしょう。
たとえば、自分で作った料理の写真なら「#料理」のほかに「#自炊」「#おうちごはん」などのハッシュタグを付けるのもあり。
ほかのユーザーの投稿も見てみると、ハッシュタグの付け方の参考になりますよ。
ハッシュタグには加工に使用したアプリ名を入れるのがおすすめ
どんなハッシュタグをつけようかと迷ったら、写真加工で使用したアプリ名を入れるのがおすすめ。人気アプリの名称をハッシュタグに追加することで、同じアプリを使っているユーザーからフォローされやすいメリットがあります。
数あるアプリのなかでもとくに『BeautyPlus』は、ハッシュタグ数だけでも27万件(2023年8月時点)以上! 人気アプリほど関心を寄せている人が多いため、それだけたくさんのフォロワー増加が期待できるでしょう。
ハッシュタグの付け方 活用編
続いて、ハッシュタグをもっと使いこなす方法を紹介します。
文章まるごとハッシュタグにしてもいいの?
文章をまるごとハッシュタグにすることもできます。付け方は、「#」のあと、そのまま文章も続ければOK。
ハッシュタグは検索にも使われます。検索されやすくするには、本来は文章ではなく単語で付けるのがおすすめ。
「#」のあとに文章を続けると、その文章が青字に変わり、ほかの文章よりちょっと目立つというメリットがあります。
そのため、目立たせたい、強調したい文章の前に「#」を付けてハッシュタグにするというテクニックがあるのです。
気に入ったハッシュタグをコピーすることはできる?
ほかのユーザーが使っているハッシュタグをコピーして、自分の投稿に使いたい。そんな場合は、ちょっとした工夫が必要です。
実は、インスタグラムのアプリからハッシュタグを直接コピーすることはできません。そこで、アプリではなくブラウザで投稿を表示し、そこからコピーすることになります。
ブラウザで投稿を表示するには、まず飛行機マークのアイコンをタップし、「リンクをコピー」を選びます。
次に「Google Chrome」や「Safari」などのブラウザアプリを立ち上げ、アドレスバーにリンクをペーストし、投稿ページを表示させます。
ブラウザ版の投稿ページで「続きを読む」をタップして投稿を開けば、ハッシュタグをコピーすることができますよ。
ハッシュタグには英語も使えるの?
ハッシュタグは、日本語以外の言葉でも付けることができます。
英語のハッシュタグを付けておくと、英語がわかるユーザーに投稿を見つけてもらいやすくなります。外国のユーザーから、「いいね!」がもらえたり、フォローしてもらえたりすることもありますよ。
英語を勉強している、外国の人とつながりたいなど思っている人なら、英語などの外国語でハッシュタグを付けてみるのもハッシュタグ活用法のひとつです。
ハッシュタグに絵文字は使えるの?
ハッシュタグには絵文字も使用可能。絵文字を付け加えるのはもちろん、絵文字単独で使うこともできますよ。
ハッシュタグ前後のスペースはなくても大丈夫
以前は文章の中にハッシュタグを入れる場合、「#」の前やハッシュタグの後にスペースを入れておかなければハッシュタグとして認識されませんでした。
しかし現在は、「#」の前後にスペースや改行を入れておかなくてもハッシュタグとして認識されるようになっています。
スペースを入れずに複数ハッシュタグを付けてみたところ、このようにちゃんと青字になりハッシュタグとして機能しました。
ハッシュタグが付けられない!? そんなときはこれを確認
ハッシュタグを付けたいのに付けられない。「#」の後の文字が青くならない。そんなときには、次のポイントをチェックしてみてください。
ハッシュタグには使えない文字・記号がある
ハッシュタグには、使えない文字や記号があります。ハッシュタグを使うときにはこの文字や記号を避けてください。
使えない文字や記号の代表は、句読点、「%」「&」「$」などです。こういった記号を使わないハッシュタグをつけましょう。
ハッシュタグに使えない単語もある
単語の中には、ハッシュタグに使えない言葉もあります。代表的なものとして「アダルト表現」「差別表現」「スラング」「ポピュラーすぎてタグ付けする必要がないと思われている言葉」などが挙げられます。
こういった言葉が原因の場合は、別のハッシュタグを付けるようにしてください。
ハッシュタグをフォローしてみよう
ハッシュタグは、フォローすることもできます。ハッシュタグをフォローするには、まずはそのハッシュタグをタップします。
すると、そのハッシュタグがついた投稿が人気順に一覧表示されます。
「フォローする」をタップして、ハッシュタグをフォローします。
ハッシュタグで検索してみよう
ハッシュタグを使って検索する場合は、まず検索アイコンをタップ。
続いて、検索窓に検索したいハッシュタグを入力します。
「タグ」をタップし、表示された検索結果の中から見たいタグを選んてください。
なお、検索できるハッシュタグはひとつだけです。複数のハッシュタグを組み合わせて検索したい場合は、次に紹介するツールなどを使ってみてください。
人気&おすすめハッシュタグが探せる!検索ツール5選
インスタグラムのアプリからは、ハッシュタグ検索に使えるタグは1つだけです。また、ほかのSNSのようにトレンドのハッシュタグを探すこともできません。
複数のハッシュタグを検索したい、人気のハッシュタグを探したい、もしくは自分の投稿に合ったハッシュタグを探したいといった場合は、以下のようなツールを使って探すことになります。
「Instagramハッシュタグ検索」複数のハッシュタグ検索ができる!
Instagramハッシュタグ検索は、複数のハッシュタグを検索したい場合におすすめのツール。ブラウザから利用するので、PC・スマートフォンの両方で使うことができます。
複数のハッシュタグを検索したい場合は、上の「ハッシュタグ(#不要)」と書かれている検索窓に検索したいハッシュタグを入力し、「あいまい検索」をタップします。
検索結果の上から4件には「広告」です。「広告」マークが付いていないのがインスタグラムの検索結果ですので注意してください。
あいまい検索なのでひっかかる範囲はかなり広いのですが、複数の言葉を使った検索ができるので便利です。
「インスタツール」おすすめや人気のハッシュタグが検索できる!
インスタツールもブラウザから使うツールです。PCとスマートフォンの両方から使えますが、スマートフォンから使ったほうが便利です。
インスタツールには、5つの機能があります。このうち、おすすめのハッシュタグを探せるツールは「タグレコ」です。
おすすめハッシュタグを探すには、まず、タグレコの検索ボックスに調べたいキーワードを入力し検索します。
キーワードに関連のあるハッシュタグが表示されます。
使いたいハッシュタグをタップすると、ハッシュタグの色が変わり、ページ下のテキストボックスに表示されます。
選んだハッシュタグはコピーすることもできます。コピーしたい場合は、ボックス横のコピーアイコンをタップしてください。
「一括で人気調査が行なえます」と表示されますが、人気調査までする必要を感じない場合はしなくても大丈夫。このままインスタグラムのアプリを立ち上げて、キャプションにペーストして使いましょう。
インスタツールにはこのほか、ハッシュタグの人気を調べることができる「タグポップ」、ハッシュタグからおすすめのユーザーを探せる「タグフォロー」、似ているハッシュタグを探すことができる「タグライク」、24時間以内の投稿の中から注目のハッシュタグを探せる「タグランク」という機能があります。
必要があれば、こういったツールも活用してみてはいかがでしょうか。
「ハシュレコ」インスタグラムへの投稿もスムーズにできる!
ハシュレコは、おすすめのハッシュタグを教えてくれるツール。これもPC・スマートフォンの両方で使えますが、スマートフォンで利用することをおすすめします。
おすすめハッシュタグを探すには、まずキーワードを検索します。
下におすすめのハッシュタグが表示されますので、付けたいハッシュタグを選びます。
画面右下の「コピー」をタップすると、選んだハッシュタグをまとめてコピーすることができます。
続けてインスタグラムに投稿したい場合は、「Instagramを起動する」をタップ。インスタグラムのアプリが立ち上がるので、そのまま投稿できます。
「Photerloo」英語のハッシュタグもラクラク作成!
英語のハッシュタグを付けたい人におすすめのツールがPhoterlooです。
PhoterlooにはPC・スマートフォンから使えるブラウザ版とiOS・Android版アプリがありますが、スマートフォンのブラウザもしくはアプリから使うのがおすすめです。
Photerlooを使うときは、まず、タグ付けしたい画像をアップロードします。
「Photo Library」をタップし、カメラロールから画像を選んでアップロードします。
アップロードしたら、「Hashtag & Keywords」タブから「Copy Hashtags to Clipboard」を選んでください。
自動生成されたハッシュタグが「Suggested Hashtags」に表示されます。
ハッシュタグを選んでタップすると「Selected Hashtag」に表示されます。いくつハッシュタグを選んだかも表示されるので便利です。
自分でハッシュタグを足していくこともできます。
「Copy to Clipboard」をタップすれば、ハッシュタグをまとめてコピーすることができます。
「AISIGHT」ハッシュタグを分析して「タグ映え」を狙う!
ハッシュタグの検索・分析ツールには、法人向けの有料ツールもあります。AISIGHTはそんなツールのひとつです。
AISIGHTでは、AIによるハッシュタグ分析・解析を行うことができます。
主な機能としては、ファーストビュー(ハッシュタグ検索結果1ページ目に表示される9枚の画像)に表示されやすいタグを探せるレコメンド機能、「いいね!」などの反応を分析するエンゲージメント率の分析、フォロワーが投稿に使っているハッシュタグを分析し、トレンドを予測する機能などがあります。
会社の広報などインスタグラム活用を仕事として行っている人であれば、こういったビジネス向けの有料ツールがあることも知っておくといいのではないでしょうか。
ハッシュタグを使いこなして、インスタグラムをもっと楽しもう!
インスタグラムの検索に使われるハッシュタグ。ハッシュタグを使いこなせば、あなたの投稿はもっといろんな人に見てもらいやすくなり、「いいね!」などの反応ももらいやすくなります。ツールも活用し、ハッシュタグを使いこなしてみてくださいね。
Pixocial Technology (Singapore) Pte. Ltd.
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