いきなり節約をしようとしても、闇雲に行ってしまっては、うまくいきません。そこで家計簿をつけて収支を振り返れば、問題点を見つけて効果的な節約ができます。
本記事では家計簿が節約につながる理由と、節約につながるおすすめの家計簿のつけかたのコツを紹介します。
入出金を自動で管理してくれる家計簿アプリ
マネーフォワード ME
【プロ監修】節約になる家計簿のつけ方 家計管理をするならアプリを使おう
この記事をまとめると・・・
- 家計簿はお金の流れを正確に把握するのに役立つ
- 家計簿をつけることが手段ではなく目的になると、節約に失敗する
- 手軽に家計簿を継続するなら『マネーフォワードME』がおすすめ
家計簿で節約するなら『マネーフォワードME』
「節約のために家計簿をつけたいけど、コツコツ記録し続けるのは面倒」とお悩みの人におすすめなのが、家計簿アプリ『マネーフォワード ME』。
『マネーフォワードME』には、口座やクレジットカードの連携機能があり、支出に合わせて自動で家計簿をつけてくれます。電子マネーやポイントとも連携できるので、手を動かすことなく簡単に家計を管理できます。
ウィークリーレポートやグラフによる収支管理など、お金の流れを直感的に理解できる機能もあり、家計簿初心者に強くおすすめできるアプリになっています。
家計簿が節約につながる理由
家計簿をつけると、なぜ節約につながるのでしょうか。理由としては以下のようなものが挙げられます。
家計簿が節約につながる理由
- 何にどれだけお金を使っているかがわかる
- 節約や予算を意識できる
- 共有している家族も節約に協力できる
何にどれだけお金を使っているかがわかる
家計簿で、費目別に支出を記録することで、何にどれだけお金を使っているかを分析できます。無駄遣いや削れそうな出費が目に見えるかたちで確認できるので、具体的な節約の方針も決めやすくなるでしょう。
例えば「外食にお金を使いすぎだな」と感覚で思っていても、家計簿をつけてみたら、他の部分で大きな無駄遣いをしていたことがわかるかもしれません。肌感覚だけで節約をしようとしても、適切な対策を講じることは難しいです。
節約や予算を意識できる
出費の状況を確認しておけば、節約を意識しやすくなります。具体的にいくらまでなら使ってOKかが明確なら、その上限に合わせてお金を使う習慣がつきます。
例えば、前月に臨時の出費があったので今月は外食を控える、来月何にどれだけお金を使えるか決めておくといったように、出費や予算を調整できるでしょう。
共有している家族も節約に協力できる
『Osidori』のように家族で共有できる家計簿アプリを使っている場合は、家族も節約を意識できます。
もし1人だけ節約に励んでいても、他の家族が無駄遣いをしているままだと、家計への負担はあまり変わりません。しかし家族も一緒に無駄遣いをなくそうと協力できれば、節約の効果ははっきりと現れてくるでしょう。具体的な数字として家計の実情がわかることで、節約への理解も得やすくなります。
家計簿の種類
家計簿にはいくつかの種類があるので、自分に合ったやり方を選ぶことが継続のポイントです。ここからは、家計簿を種類を3つ紹介していきます。
家計簿の種類
- 家計簿アプリ
- 表計算ソフト
- 手書き
少しでも手間なく、楽に家計簿をつけたい人は、家計簿アプリを使うのがおすすめです。とはいえ、スマホの使うこと自体が肌に合わない人もいるかと思います。自分に合ったやり方で家計簿をつけましょう。
家計簿アプリ
家計簿アプリのおすすめポイント
- 口座との自動連携で、手を動かすことなく家計簿をつけられる
- 収支レポートやグラフで、お金の流れが視覚的にわかりやすい
- 複数の口座をまとめて管理できる
最もおすすめの方法は、家計簿アプリを使うことです。
家計簿というと、ノートに表を作ってコツコツ手書きするイメージを持っているかもしれません。しかしこのやり方は、ノートとペンを用意して、表を作って、レシートを持ってきて……と手間が大きく、挫折する可能性が高いです。
アプリであれば、スマホさえあれば布団の上でも片手でサクサク家計簿をつけられます。『マネーフォワードME』のような、口座と連携できる機能のあるアプリを使えば、そもそも手動で記録を取る必要すらありません。
表計算ソフト
表計算ソフトのおすすめポイント
- 自由にカスタマイズできる
- パソコンで記録できるので手書きより手間が小さい
仕事で使っていて慣れている人は、Excelやスプレッドシートなどの表計算ソフトを使うのもいいでしょう。
表計算ソフトのメリットは、自分の好きなように家計簿をカスタマイズできるところです。自分の生活スタイルや出費の傾向に合わせて、表を記録しやすい形に整えられます。
ただし準備や更新の手間が大きいため、挫折する可能性も高いです。表作り自体が目的になってしまうリスクもあります。
手書き
手書き家計簿のおすすめポイント
- 収支を一つひとつ丁寧に確認できる
- お気に入りのノートを使える
デジタル機器が苦手な人は、手書きで家計簿をつけましょう。
他の方法に比べると、ノートの準備や手で記録をつける点がやや手間ではあるものの、収支を一つひとつ手でつけることで、お金の流れをより正しく把握できます。デジタル記録ではさらっと見逃してしまう情報があるかもしれませんが、手書きであればそのような心配はありません。
まずは現状の生活費を正しく把握しよう
生活費を節約するには、現状の出費の大きさを項目ごとに把握することが必要です。現状のお金の流れがわからないと、どの項目に注力して対策を打てばいいかわからないからです。
生活費の中でも、節約の余地が大きい項目は以下の3つ。
節約の余地が大きい項目
- 固定費
- 食費
- 娯楽費
まずはこの3項目の支出状況を確認しましょう。支出を整理するのが面倒な人は、自動で支出を記録してくれる『マネーフォワードME』のような家計簿アプリを使うといいでしょう。
固定費を見直す
固定費は、一度支出を減らせば節約効果が半永久的に持続します。変動する費用よりも優先的に、無駄遣いしているポイントがないか確認しましょう。
具体的には、以下5つの項目の支出額を確認します。
固定費の項目
- 水道光熱費
- 通信費
- 家賃
- 保険料
- サブスクリプションサービス
可能であれば、過去数ヶ月分の支出額を集められるとGood。『マネーフォワードME』は、口座決済が自動で記録されるため、支出データを簡単に集められます。
食費を見直す
食費は毎月の生活費の中でも大きな割合を占める出費です。そのため、いかに食費を抑えられるかが生活費の節約を考えるうえで重要になります。
食費は「自炊」と「外食費」の2種類に分けて支出額を調べましょう。家計管理に慣れてきたら「お菓子」「お酒」などの細かい項目を追加していけばOKです。
『マネーフォワードME』の場合、食費が発生したらすぐにその種類を割り振っておくと、後々楽です。自炊を記録するならまとめ買いをしたほうが、記録の回数が小さくなります。
娯楽費を見直す
娯楽費は正確な費用を出すことが難しいので、自分が普段買うことの多いものを中心に、支出額を集めていきましょう。
例えばマンガを買うことが多い人は、ひとまずマンガの支出を全て集めることから始めます。娯楽費の多くを占める商品の支出から優先的に調べれば、効率的にデータを集められるでしょう。
生活費を抑える賢い方法
ここからは、効率的に節約をするための具体的なテクニックを解説します。
生活費を抑える方法
- 出前やコンビニはできるだけ使わない
- お酒やお菓子はできるだけ買わない
- 光熱費を節約する
- その他固定費を抑える
- 浪費と消費を分ける
- ふるさと納税を活用する
- 無理に切り詰めすぎず、少しずつ出費を抑えていく
- クレジットカード払いでポイントを貯める
出前やコンビニはできるだけ使わない
出前やコンビニでは、調理済みのメニューを手軽に購入できます。しかし、その分高くついてしまいがちなので、利用は最小限に抑えるのが吉です。
出前やコンビニは、忙しい時や疲れている時に使ってしまいがちだと思います。そんな時のために、あらかじめ作り置きを用意しておくのが効果的です。休日や余力がある時に、保存の効くメニューをたくさん作っておけば、疲れた時でも手作りの料理を食べられますよ。
お酒やお菓子はできるだけ買わない
嗜好品も、出費がかさむ要因になります。節約の余地がある嗜好品は主に、以下の3つ。
嗜好品の例
- お酒
- お菓子
- タバコ
菓子類は月6,892円、お酒類は月3,676円が平均なので、両方を足しておよそ1万円。節約の余地は十分にあるといえます。
おすすめは、節約のためのマイルールを作ること。「週末だけお酒OK」「お菓子は週1,000円まで」などのルールを作れば、気分に左右されずに嗜好品を楽しめます。いくら嗜好品とはいえ、完全にゼロにするのは難しいため、節度を持って楽しむ意識を持ちましょう。
光熱費を節約する
固定費の中でも、光熱費は高くなりがち。生活を振り返ると、意外と無駄遣いをしてしまっているポイントがあるものです。ここでは、電気代を節約するコツについていくつか紹介します。
光熱費節約のポイント
- 安い電気会社に変更する
- ガスとのセットプランでお得に契約する
- 安いガス会社に変更する
- 新しい家電を買って省エネする
- エアコンは自動運転で動かす
- ガスよりも電子レンジを優先して使う
安い電気会社に変更する
2016年から、電力会社を自由に選べるようになりました。今よりも安くてシンプルなプランに乗り換えれば、面倒なことをせずとも毎月の固定費を節約できます。
電力会社選びのポイントは、以下の3つ。
電力会社選びのポイント
- 工事をせずに契約会社を切り替えられるか?
- 契約年数の最低期間はあるか?
- 今の使い方で本当に安くなるか?
多くの電力会社が、Webサイト上で料金のシミュレーションを公開しています。電力会社選びの参考にしてみてはいかがでしょうか。
ガスとのセットプランでお得に契約する
都市ガスと電気をセットで契約できる会社もあります。それぞれ単体で契約をするよりもお得になる可能性があるので、セットでの契約を検討してみてください。
基本的にはどの家庭でも、ガスより電気代が高くなる傾向があります。そのため、まずは電気代の安い会社から探し、その会社がガスのサービスも提供しているかチェックしてみましょう。
安いガス会社に変更する
電気とガスをセットで契約しないなら、ガス会社の見直しをしてみましょう。
供給コストの影響で、都市ガスの方がプロパンガスよりも安価で契約できます。現在プロパンガスを契約している人は、都市ガスに変更できないかチェックしてみてください。
新しい家電を買って省エネする
旧型より最新モデルの家電のほうが、小さい電力で高い出力を出せるため、大きな節約効果が期待できます。購入の際はまとまったお金が必要になりますが、節約は長い期間続けてこそ結果が出るもの。節約のための投資だと考えて、思いきって家電を買い替えてみてはいかがでしょうか。
特にエアコンや冷蔵庫、テレビなどの家電は消費電力の高く、買い替えの効果が大きいです。
エアコンは自動運転で動かす
自動運転とは、室温に合わせて設定温度や風の強さを自動調整してくれる機能です。近年は自動運転を行うAIの精度がかなり高まっているので、自動でも常に快適な温度で過ごせます。
リモコンを操作する手間が省けるのはもちろん、自動運転の最大のメリットは節電効果。室温を目標値まで上げたら、あとは弱運転など最低限の出力で調整してくれます。消費電力の無駄が限りなく小さいため、大きな節電効果が期待できるでしょう。
最新の省エネエアコンを買い、自動運転で使い続ければ、固定費の節減につながるでしょう。
ガスよりも電子レンジを優先して使う
短時間の加熱なら、ガスよりも電子レンジのほうが節約効果が期待できます。例えば野菜を茹でる場合、ガスだと水が熱湯するまでに時間がかかります。また、電子レンジなら栄養素が流れ落ちてしまう心配もありません。
その他固定費を抑える
光熱費以外にも、節約の余地がある固定費はあります。具体的な節約項目や節約術は下記で紹介します。
通信費の削減
普段からあまり電話を利用しない人や、ギガの消費量が少ないといった人は、携帯プランの見直しや、格安SIMへの乗り換えを検討するといいでしょう。これだけでも毎月3,000円~5,000円程度の節約に繋がります。
家賃や保険料の見直し
生活費を節約するなら、家賃や保険プランを見直す方法も有効です。現在賃貸に住んでいる人であれば、今よりも安く住める物件を探してみたり、可能であれば家賃の交渉をしてみるといいでしょう。例えば毎月1,000円家賃が下がるだけでも、年間で1万2,000円の節約ができます。
保険プランは現在の契約内容をしっかりと把握したうえで、他社と比較をしてみましょう。同じような補償で今より安いプランが見つかる可能性があります。
サブスクリプションサービスの見直し
動画配信サイトや音楽アプリ、趣味・食事の定期便など、各種サブスクリプションサービスの見直しを行いましょう。毎月一定の金額がかかるサブスクリプションを解約すれば、長期的に大きな節約効果が期待できます。
サブスクリプションの例
- 動画配信サービス
- 音楽アプリ
- ゲーム
例えば、複数の動画配信サイトを使っている人は、どれか1つに絞り込むだけでも固定費が下がります。1ヶ月1,000円程度でも、1年単位で見れば1万円以上の節約になるため、契約サービスの数はギリギリまで絞り込むのがおすすめです。
浪費と消費を分ける
物や食材を買う時に、「これは消費か、浪費か」と考える習慣をつけましょう。消費と浪費の違いは以下の通りです。
消費と浪費の違い
- 消費:生活をする上で必要な出費
- 浪費:無駄遣い、または必要以上の贅沢
買い物をする前に一度立ち止まり、この商品を買う必然性があるかを検討する習慣がつくと、衝動的に無駄遣いをしてしまうことが減ります。
加えて、将来の自分のためになる出費である「投資」の観点も持てると、より有意義なお金の使い方ができます。節約を意識するあまり、キャリアアップの機会を逃すのは本末転倒です。将来のためになると思ったところには、思い切ってお金をかける意識も大切ですよ。
ふるさと納税を活用する
ふるさと納税を利用することで、節約につながる可能性があります。
ふるさと納税とは、地元や応援したい自治体に任意の税金を納めることで、所得税・住民税の控除を受けられる制度です。節税だけでなく、納付金額の3割以内相当の返礼品をもらえるので、お得に食材をゲットできます。
返礼品は、肉や魚、野菜など、幅広い食材を扱っているので、普段よく食べるものを扱っている自治体にふるさと納税をしてみてはいかがでしょうか。遠く離れた観光地の美味しい特産物も扱っていますよ。
【2023年】ふるさと納税アプリおすすめランキングTOP7
無理に切り詰めすぎず、少しずつ出費を抑えていく
最初から大幅に節約をしようとしたけど、ストレスが溜まって挫折してしまった。節約に挫折するよくあるパターンのひとつです。
節約は無理なく、コツコツ続けるのがポイントです。節約に即時的な効果は期待できないからです。すぐに挫折してしまうくらいなら、月数千円程度の小さな節約から始めて、徐々に節約金額を増やしていくほうが得策です。
ここまで多くの節約のコツを紹介しましたが、全てをいっぺんに始める必要はありません。あくまでも簡単に、無理なく節約できるポイントから実践していけば大丈夫です。
クレジットカード払いでポイントを貯める
現金ではなく、クレジットカードを中心に支払いをすることで、買い物に使えるポイントを貯められます。小さいながらも、習慣にすることで大きな効果が期待できます。現金を下ろす際の手数料も、長い目で見れば馬鹿になりません。
しかし、ポイントを貯めるために買い物をするのは本末転倒です。あくまで、いつもの買い物をクレジットカードで置き換えるだけにとどめておきましょう。
家計簿を使っても節約できない人の特徴
家計簿を使っても節約できない人の特徴
- 家計簿をつけるのが目的になってしまう
- 自分に合わない方法で家計簿をつけている
- 項目を細かく設定しすぎてしまう
家計簿を使っているのに、出費が全然減らないことがあるかもしれません。家計簿はあくまで節約のためのツールなので、使い方次第では全く節約につながらない可能性もあります。ここからは、家計簿を使っても節約できない人の特徴を紹介します。
家計簿をつけるのが目的になってしまう
家計簿をつけること自体が目的になってしまうパターンです。
家計簿はあくまで、節約のための手段。家計簿をつけるだけで、出費を抑えられるようになるわけではありません。家計簿をつけること自体が目標になってしまうと、お金の使い方が変化せず、結果的に節約できなくなってしまいます。
ポイントは、家計簿をつけると同時に、実際にどのように行動を改善するかまでセットで考えること。家計簿を支出行動の変化につなげる意識を持ちましょう。
自分に合わない方法で家計簿をつけている
家計簿のつけ方にはいくつかの種類があります。自分に合わないやり方で家計簿をつけることは、挫折や節約の失敗につながります。
最も手軽に家計簿をつけられるのは、家計簿アプリを使うやり方です。しかし中には、アプリを使うことが肌に合わない人もいるでしょう。合わない方法を無理に続けても、効果は薄いです。まずはいくつかの方法を試してみて、自分に合うやり方を残していくのがいいでしょう。
初心者でもできる家計簿の書き方 カンタン5ステップをアプリ・ノートで実践
項目を細かく設定しすぎてしまう
最初から項目を細かく設定しすぎると、挫折の原因になったり、対策を取りづらくなったりしてしまう可能性があります。
例えば飲み物一つを考えても、「ジュース」「お酒」「牛乳」など、細かく分けようと思えばどこまでも細分化できます。しかし「支出を減らして節約をする」という目的から逆算すると、そこまで細かく記録をつけるメリットは小さいといえるでしょう。
まずは「食費」「固定費」「クレジットカード代」など、大雑把に記録を取り、先月の支出と比べるところから始めましょう。
節約におすすめの家計簿アプリ3選
節約におすすめの家計簿アプリ3選
- 『マネーフォワードME』
- 『Zaim』
- 『OsidOri』
家計簿を続けるコツは、とにかく面倒ごとを省き、シンプルに記録をつけ続けること。気軽に家計簿をつけたい人には、家計簿アプリを活用することがおすすめです。
ここでは、Appliv編集部おすすめの家計簿アプリを3つ紹介していきます。
『マネーフォワードME』
項目 | 内容 |
---|---|
口座の自動連携 | ◯ |
レシート撮影 | ◯ |
有料プランの料金 | 月額:500円
年額:5,300円 |
登録可能口座数 | 無料:最大4つ
有料:無制限 |
特徴 | 家計簿アプリに必要な機能を幅広く網羅した、家計簿初心者におすすめの万能アプリ |
『マネーフォワードME』では、カードやクレジットカードと連携をし、家計簿を自動でつけてくれます。いちいちレシートを見て家計簿を入力する必要がないので、無理なく家計簿づくりを継続できるでしょう。収支の流れが視覚的にわかりやすく表示されているので、初めて家計簿をつける人でも安心です。
また、カードだけでなく、証券や電子マネーとの連携も可能。長期的な資産管理にも適したアプリになっています。
有料プランはあるものの、無料のままでも十分に使えます。まずはインストールをしてみて、よく使うカードを登録するところから始めてみましょう。
『Zaim』
項目 | 内容 |
---|---|
口座の自動連携 | ◯ |
レシート撮影 | ◯ |
有料プランの料金 | 月プラン:440 円
年プラン:4,378 円 |
登録可能口座数 | 無制限 |
特徴 | 無料プランでも口座・クレジットカードをいくつでも登録できる |
『Zaim』では、手入力での収支の記録はもちろん、口座連携による自動記録ができます。基本的にはカードで自動入力をさせ、現金決済の時だけ手作業で入力するのがいいでしょう。銀行口座やクレジットカードのほか、電子マネーや証券との連携も可能なので、資産管理にも役立ちます。
また、有料プランでは複数のアカウントから1つの家計簿を管理できます。家族で共用の家計簿を作りたい人にもぴったりですね。
『OsidOri』
項目 | 内容 |
---|---|
口座の自動連携 | ◯ |
レシート撮影 | × |
有料プランの料金 | 1人:480円
2人:880円 |
登録可能口座数 | 1アカウントで最大5つ |
特徴 | カップルや夫婦で家計簿を共有できるアプリ |
『OsidOri』では、複数の家計を1つのアカウントでまとめて管理できます。同棲中のカップルや家計の見直しをしたい夫婦にピッタリです。連携できるカードや電子決済も豊富で、現金をあまり使わない人でも利用しやすい設計になっています。
また、共通で使う口座に加えて、個人的に使う口座も別で利用できます。恋人や夫婦で共同で家計をつけつつ、プライベートの収支は分けたい人におすすめです。
家計簿を効果的につけて収支のバランスをチェック
何のために家計簿をつけるのか、なぜ節約に効果があるのかを踏まえて家計簿をつけると、節約や家計の改善にもつながりやすくなります。
費目を分けることと予算を立てること、定期的に見直すことは特に重要なポイント。何にいくら使っているのかをこまめにチェックして、無駄遣いをなくしていきましょう。
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家計簿アプリを使えば、家計簿の挫折率が下がります。カードとの自動連携やレシート読み取りなど、家計簿記録の手間を下げる機能が豊富に用意されているからです。
何事も三日坊主になりがちな人にこそ、家計簿アプリの利用をおすすめします。