Google Gemini

仕事も趣味も、あらゆるシーンで活躍するGoogleのAIアシスタント

『Gemini』は日常の質問からビジネスでの活用まで、幅広いニーズに応えるGoogleのAIです。特にGoogleのサービスとの連携が強みで、GmailやGoogle マップなどと組み合わせることで、より便利で効率的な生活をサポートしてくれます。

ビジネスシーンでは、メールの要約や返信文の作成、スケジュール管理、文書作成の支援など、さまざまな業務を効率化。例えば、重要なメールを自動で抽出して内容を整理したり、会議の議事録を自動生成したりできます。

日常生活では、旅行計画の提案やレストランの選定、料理のレシピ提案など、暮らしに役立つ情報を取得可能。Google マップと連携して最適な観光ルートを提案したり、混雑状況を考慮したおすすめスポットを紹介したりと、知りたい情報をすぐに教えてもらえます。

Geminiの最大の特徴は、その圧倒的な情報処理能力です。無料版でも長文を一度に処理でき、計算問題から歴史、漢字に関する質問まで、幅広い分野で高い正確性を誇ります。特に調査で行った歴史や漢字に関する問題では、ほぼ100%の正答率を達成（調査時の問題は下記ボックスを参照）。

一方で、複雑な計算問題については正答率が80%程度とやや低めです。金額の計算や統計分析など、数値を扱う業務では結果のしっかりとしたセルフチェックが欠かせません。とはいえ、基本的な四則演算や簡単な統計処理であれば十分な精度で処理できるため、日常的な計算業務での活用には問題ないでしょう。

調査時『Gemini』に出題した問題

以下の問題に全て答えよ。

15+3=
249*2168=
12(x+7)=128　xを求めよ
半径が15cmの円の面積を求めよ
x+y=17、3x+17=11　xとyを求めよ

徳川幕府が開かれたのは何年？
794年に日本で起きた大きな出来事は？
世界4大文明を答えなさい
フランス革命が起きたと言われている年は？
生類憐れみの令を発布した人物は？

以下の漢字の読みを答えなさい

蛙声
貴賤
慧敏
錫杖
骨董品

Googleの各種サービスとの連携で、実際の業務効率を大きく向上させます。例えば、Google マップとの連携が非常に便利です。

「東京の多摩地区を巡るルートを作成して」といった要望に対して、現地の混雑状況やユーザーレビューを考慮しながら、最適な観光ルートを提案。各スポット間の移動時間や交通手段まで考慮した旅程を組み立ててくれます。

Gmailとの連携機能では、特定の送信者からのメールをまとめて要約できるだけでなく、大切なメールを自動で見つけ出し、その内容をわかりやすく整理可能。例えば「先週の田中さんとのメールをまとめて」と指示するだけで、関連するメールを自動で抽出し、要点を簡潔にまとめてくれます。

生成された内容は、そのままGoogle ドキュメントにエクスポートしたり、メールの下書きを作成したりすることも可能。生成から実際の作業までワンステップで進めるのでとても便利です。

「ゾウガメが自宅のリビングでほうれん草を食べている」といった詳細な描写を伝えるだけで、イメージ通りの画像を生成してくれます。マーケティング素材や企画書の参考画像、SNS投稿用のビジュアルなど、さまざまな用途で活用可能。

さらに、アートスタイルの指定も可能です。「イラストにして」「ポップアートテイストで」といった指示を追加することで、目的に応じた雰囲気の画像を生成できます。2024年12月現在は人物を生成できませんが、今後のアップデートで可能になるようです。

『Gemini』は課金すべき？

無料でも使用できる『Gemini』ですが、どういう方がどういったタイミングでどこまで課金すべきかを解説します。

一緒に使うと便利なアプリ

『Gemini』と『Google マップ』の連携により、旅行計画から実際の案内まで手軽に行えます。『Gemini』で作成した旅行ルートをワンタップするだけで、『Google マップ』が起動するため、すぐに出発可能。

『Google マップ』は、移動方法の変更や音声案内まで行えるため、旅行当日の急な変更にも対応しやすいです。観光名所のスポット情報も豊富なので、充実した旅行を満喫できるでしょう。

『Gemini』の機能表

執筆：アプリブ編集部

※記事の内容は記載当時の情報であり、現在の内容と異なる場合があります。

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