セキュリティ対策アプリおすすめランキングTOP10
無料で使える範囲の広さが最大の魅力。使い勝手も良好の部類
アプリ評価
- セキュリティ機能の豊富さ
-
- スキャン、セーフブラウザ、メールアドレスの漏洩チェック、VPN、不要データの整理など一通りの機能は網羅。またオマケ機能としてスピードテストを搭載
- 無料で使える範囲の広さ
-
- スキャン、スキャン後の対策、ブラウザ保護など主要な機能を無料で利用可能。自動スキャン、詐欺対策、VPNなど高度な機能は有料プランの加入が必須。VPNやその他高度な機能は有料
- 使いやすさ
-
- 画面上部から順にチェックしていけばOKのシンプルな使い心地。24時間監視機能付き。アプリ利用中、まれに短い動画広告が挿入されるのが玉にキズ
- 導入のしやすさ
-
- メールアドレスなどの登録不要ですぐに利用可能。初期設定の権限開放も、画面の指示に従えばOK。有料プランへの登録もアプリから行え、無料との違いもわかりやすい
こんな人におすすめ
無料で幅広くセキュリティを整えたい人の有力候補。課金で拡張も可能
機能・仕様
利用料金 | 基本無料 / 有料プランあり |
---|---|
無料お試し期間 | 7日間or14日間(iOS版のみ確認) |
スキャン機能 | ◯ |
セーフブラウジング | ◯ |
危険なウェブサイトをブロック | ◯ |
Wi-Fiスキャン | ◯ |
盗難・紛失対策 | ✕ |
VPNの有無 | ◯ |
迷惑メールの検出 | ◯ |
メールアドレスなど個人情報漏洩のチェック | ◯ |
マルウェア検知 | ◯ |
詐欺対策・決済保護 | ✕ |
ストレージの整理機能 | ◯ |
PCとの共用 | ◯ |
必要機能を備えつつ、無料で使えるコールブロッカーを搭載
アプリ評価
- セキュリティ機能の豊富さ
-
- ウイルススキャン、メールアドレスの漏洩チェック、VPNなどを搭載。特にコールブロッカー(迷惑電話対策)を無料で使えるのが特長。Wi-Fiスキャンは未搭載
- 無料で使える範囲の広さ
-
- ウイルススキャン、メールアドレスの漏洩チェック、コールブロッカーのほか、VPNも100MBまで無料で利用可能。ウェブプロテクション(セーフブラウジング)、パスワードマネージャーなどは有料
- 使いやすさ
-
- メイン画面は「スキャン開始のボタン」のみというシンプル設計。そのほかの画面もわかりやすく、画面上部からチェックしていけばOK。自動監視付き
- 導入のしやすさ
-
- メールアドレスなどの登録不要ですぐに利用可能。初期設定の権限開放も、画面の指示に従えばOK。有料プランへの登録もアプリから行え、無料との違いもわかりやすい
こんな人におすすめ
無料でコールブロッカーが使えるのは大きい。見知らぬ番号からの着信には慎重な人向け
機能・仕様
利用料金 | 基本無料 / 有料プランあり |
---|---|
無料お試し期間 | 30日間 |
スキャン機能 | ◯ |
セーフブラウジング | ◯ |
危険なウェブサイトをブロック | ◯ |
Wi-Fiスキャン | ✕ |
盗難・紛失対策 | ✕ |
VPNの有無 | ◯ |
迷惑メールの検出 | ✕ |
メールアドレスなど個人情報漏洩のチェック | ◯ |
マルウェア検知 | ◯ |
詐欺対策・決済保護 | ✕ |
ストレージの整理機能 | ◯ |
PCとの共用 | ◯ |
『アバスト モバイル』の子会社が提供。機能も使い心地も瓜二つ
アプリ評価
- セキュリティ機能の豊富さ
-
- 『アバスト モバイル』の姉妹アプリ的立ち位置。機能もほぼ同様で、欲しい機能は一通り網羅。違いはメールガーディアン(怪しいメールのチェック)がない程度
- 無料で使える範囲の広さ
-
- こちらも『アバスト モバイル』と同様。スキャン、ウェブシールド、メールアドレスの漏洩チェックなど基本的な機能は無料。
- 使いやすさ
-
- 長所も短所も『アバスト モバイル』と同様。画面上部から順にチェックしていけばOKのシンプルな使い心地。アプリ利用中、まれに短い動画広告が挿入されるのが玉にキズ
- 導入のしやすさ
-
- メールアドレスなどの登録不要ですぐに利用可能。初期設定の権限開放も、画面の指示に従えばOK。有料プランへの登録もアプリから行え、無料との違いもわかりやすい
こんな人におすすめ
『アバスト モバイル』が正常に動作しないときの保険に。機能はほぼ同じ
機能・仕様
利用料金 | 基本無料 / 有料プランあり |
---|---|
無料お試し期間 | 14日間(iOS版のみ確認) |
スキャン機能 | ◯ |
セーフブラウジング | ○ |
危険なウェブサイトをブロック | ◯ |
Wi-Fiスキャン | ◯ |
盗難・紛失対策 | ✕ |
VPNの有無 | ◯ |
迷惑メールの検出 | ◯ |
メールアドレスなど個人情報漏洩のチェック | ◯ |
マルウェア検知 | ◯ |
詐欺対策・決済保護 | ✕ |
ストレージの整理機能 | ✕ |
PCとの共用 | ◯ |
LINEヤフー株式会社が提供 完全無料かつシンプルな使い心地
アプリ評価
- セキュリティ機能の豊富さ
-
- 全体的にはシンプルさ重視。アプリスキャン、セーフブラウジング、Wi-Fiブラウジング、アプリ管理が可能。決済保護やVPNなどは未搭載
- 無料で使える範囲の広さ
-
- メールアドレスの漏洩チェックがないなど、機能の数自体は比較的少ないが、全機能を無料かつ広告なしで利用可能
- 使いやすさ
-
- シンプルな画面デザインでノンストレスな使い心地。国産アプリのため翻訳の違和感とも無縁
- 導入のしやすさ
-
- 会員登録登録不要。利用規約に同意すればすぐ利用開始。権限の開放が必要な際も、都度画面の指示に従えばOK
こんな人におすすめ
広告や課金に惑わされずに使える。操作のストレスを少なくしたい人に
機能・仕様
利用料金 | 完全無料 |
---|---|
無料お試し期間 | 完全無料 |
スキャン機能 | ○ |
セーフブラウジング | ○ |
危険なウェブサイトをブロック | ◯ |
Wi-Fiスキャン | ◯ |
盗難・紛失対策 | × |
VPNの有無 | × |
迷惑メールの検出 | × |
メールアドレスなど個人情報漏洩のチェック | ✕ |
マルウェア検知 | ◯ |
詐欺対策・決済保護 | ✕ |
ストレージの整理機能 | ◯ |
PCとの共用 | ✕ |
機能豊富な万能型。独自機能としてQRコードスキャナーを搭載
アプリ評価
- セキュリティ機能の豊富さ
-
- スキャン、メールアドレスの漏洩チェック、決済保護など機能は多数。また独自機能としてQRスキャナーが搭載されている
- 無料で使える範囲の広さ
-
- セーフブラウジング、ほかのアプリでは無料で使えるものが有料となっているのが痛いところ。QRスキャナーと紛失対策機能が判断の分かれ目
- 使いやすさ
-
- 画面構成はシンプルで操作に迷いにくい設計。ただメニューでは無料機能と有料機能の区別がつきにくいのが気になるところ
- 導入のしやすさ
-
- メールアドレスなどの登録不要ですぐに利用可能。各種の権限開放も、都度画面の指示に従えばOK。有料プランへの登録もアプリから行える
こんな人におすすめ
QRコードスキャナーの存在感が光る。埋め合わせとしてのサブが欲しい人に
機能・仕様
利用料金 | 基本無料 / 有料プランあり |
---|---|
無料お試し期間 | 無し |
スキャン機能 | ◯ |
セーフブラウジング | ◯ |
危険なウェブサイトをブロック | ◯ |
Wi-Fiスキャン | ◯ |
盗難・紛失対策 | ◯ |
VPNの有無 | ◯ |
迷惑メールの検出 | ✕ |
メールアドレスなど個人情報漏洩のチェック | ◯ |
マルウェア検知 | ◯ |
詐欺対策・決済保護 | ◯ |
ストレージの整理機能 | ◯ |
PCとの共用 | ◯ |
無料で充実の盗難・紛失対策。位置検索や警報で盗難をブロック
アプリ評価
- セキュリティ機能の豊富さ
-
- ウイルススキャン、Wi-Fiスキャン、セーフブラウジングなど必要機能は網羅。決済保護やVPNは未搭載であるものの、無料で紛失・盗難対策ができるのは強み
- 無料で使える範囲の広さ
-
- スキャンとその後の対応は無料で可能。セーフブラウジングやWi-Fiスキャンや個人情報アクセス検知は有料
- 使いやすさ
-
- ホーム画面は1画面にボタン3つのシンプル設計。無料でもアプリのスキャンは自動で実施。有料では、情報漏洩の24時間監視が行える
- 導入のしやすさ
-
- 無料利用でも、利用時開始時にメールアドレスとパスワードの登録が必要。有料プランへの登録はアプリから行える
こんな人におすすめ
盗難・紛失対策をより強固にしたい人に。位置情報とアラートでスマホをガード
機能・仕様
利用料金 | 基本無料 / 有料プランあり |
---|---|
無料お試し期間 | ◯ |
スキャン機能 | ○ |
セーフブラウジング | ◯ |
危険なウェブサイトをブロック | ◯ |
Wi-Fiスキャン | ◯ |
盗難・紛失対策 | ◯ |
VPNの有無 | ✕ |
迷惑メールの検出 | ◯ |
メールアドレスなど個人情報漏洩のチェック | ✕ |
マルウェア検知 | ◯ |
詐欺対策・決済保護 | ✕ |
ストレージの整理機能 | ✕ |
PCとの共用 | ✕ |
必要な操作は「すぐに対応」を見ればOK。シンプルな使い心地
アプリ評価
- セキュリティ機能の豊富さ
-
- スキャン、セーフブラウザ、Wi-Fiスキャンなど一通りの機能は搭載。一通りそろっているがゆえに、盗難・紛失対策、決済保護の未搭載は気になるところ
- 無料で使える範囲の広さ
-
- 無料で使えるのはウイルススキャン、Wi-Fiスキャン、メールアドレスの漏洩チェックの3種。セーフブラウジングやVPN、モニタリングなど、有料機能の方が多く、無料の場合少々縛りが強い
- 使いやすさ
-
- アプリを開き、とりあえず「すぐに対応」の項目をチェックすればOK。有料限定ではあるが、24時間モニタリングにも対応
- 導入のしやすさ
-
- メールアドレスなどの登録不要ですぐに利用可能。各種の権限開放も、都度画面の指示に従えばOK。有料プランへの登録もアプリから行える
こんな人におすすめ
あれこれ悩む時間を削りたい人向け。「すぐに対応」を見ればOK
機能・仕様
利用料金 | 基本無料 / 有料プランあり |
---|---|
無料お試し期間 | 7日間 |
スキャン機能 | ◯ |
セーフブラウジング | ◯ |
危険なウェブサイトをブロック | ◯ |
Wi-Fiスキャン | ◯ |
盗難・紛失対策 | ✕ |
VPNの有無 | ◯ |
迷惑メールの検出 | ✕ |
メールアドレスなど個人情報漏洩のチェック | ◯ |
マルウェア検知 | ◯ |
詐欺対策・決済保護 | ✕ |
ストレージの整理機能 | ✕ |
PCとの共用 | ◯ |
有料前提の第一候補。スマホを常時監視、決済保護や詐欺電話対策もあり
アプリ評価
- セキュリティ機能の豊富さ
-
- 実質有料限定ながら、その分機能は充実。決済保護、詐欺電話対策、盗難・紛失対策など、おおよそ考えられる限りの機能はすべて搭載
- 無料で使える範囲の広さ
-
- 1ヵ月無料体験はあるが、スキャンを含め全機能の利用には有料の登録が必須のため、実質有料限定
- 使いやすさ
-
- ホーム画面のスキャンをタップして、問題が見つかった場合は指示に従えばOKの簡単設計。国産アプリのため、翻訳の違和感とも無縁
- 導入のしやすさ
-
- 購入手続きはアプリから行える。事前にPCなど別デバイスで利用していれば、シリアルコードもしくはログインIDを入力すればOK。購入orログイン後も、画面の指示に従うだけで設定完了
こんな人におすすめ
コストをかけてでも万全のセキュリティを整えたい人に。国産で使いやすさも◯
機能・仕様
利用料金 | 有料(ダウンロードは無料) |
---|---|
無料お試し期間 | 1ヵ月間 |
スキャン機能 | ◯ |
セーフブラウジング | ◯ |
危険なウェブサイトをブロック | ◯ |
Wi-Fiスキャン | ◯ |
盗難・紛失対策 | ◯ |
VPNの有無 | ◯ |
迷惑メールの検出 | ◯ |
メールアドレスなど個人情報漏洩のチェック | ◯ |
マルウェア検知 | ◯ |
詐欺対策・決済保護 | ◯ |
ストレージの整理機能 | ◯ |
PCとの共用 | ◯ |
1分ほどの導入作業が終わればすぐに、スマホを常時検査
アプリ評価
- セキュリティ機能の豊富さ
-
- シンプルさ重視。スキャンのほか、セーフブラウジング、決済保護、盗難・紛失対策を搭載。独自機能として、通話フィルターがあり
- 無料で使える範囲の広さ
-
- 無料でも使えるが、スキャンとその後の対応のみ利用可能となっているため、ほかのアプリと比べると制限が多い
- 使いやすさ
-
- ワンカラム(1列構成)のシンプルな作りで使いやすい。必要な機能があればメニューを呼び出せばOK。無料版でも自動スキャンを行ってくれる
- 導入のしやすさ
-
- アプリインストール後、初回起動時にすぐスキャン開始。無料利用では登録不要。有料版の購入もアプリから行える
こんな人におすすめ
多機能だとかえって持て余しがちな人向け。必要十分な機能がそろう
機能・仕様
利用料金 | 基本無料 / 有料プランあり |
---|---|
無料お試し期間 | 30日間 |
スキャン機能 | ◯ |
セーフブラウジング | ◯ |
危険なウェブサイトをブロック | ◯ |
Wi-Fiスキャン | × |
盗難・紛失対策 | ◯ |
VPNの有無 | × |
迷惑メールの検出 | × |
メールアドレスなど個人情報漏洩のチェック | × |
マルウェア検知 | ◯ |
詐欺対策・決済保護 | ◯ |
ストレージの整理機能 | ✕ |
PCとの共用 | ◯ |
住所も銀行口座も、全9種の個人情報の状態を常に監視
アプリ評価
- セキュリティ機能の豊富さ
-
- 盗難・紛失対策がないくらいで、ほかの機能はほぼ網羅。特に個人情報の漏洩に強く、電話番号、住所、クレジットカード、保険番号など9種の個人情報を監視してくれる
- 無料で使える範囲の広さ
-
- 14日間の無料体験はあるが、スキャンを含め全機能の利用には有料の登録が必須のため、実質有料限定
- 使いやすさ
-
- 導入さえしておけば、アプリの監視やVPNは自動で行ってくれる。アプリを開いて任意のスキャンも可能。その際の画面もわかりやすい構成
- 導入のしやすさ
-
- 購入手続きはアプリから行える。購入手続きが終わるとすぐスキャンの開始。各種権限の解放は画面の指示に従うだけでOK
こんな人におすすめ
個人情報の漏洩リスクを最小限に抑えたいならこちら。9種の個人情報を監視
機能・仕様
利用料金 | 有料(ダウンロードは無料) |
---|---|
無料お試し期間 | 14日間 |
スキャン機能 | ◯ |
セーフブラウジング | ◯ |
危険なウェブサイトをブロック | ◯ |
Wi-Fiスキャン | × |
盗難・紛失対策 | ◯ |
VPNの有無 | ◯ |
迷惑メールの検出 | ◯ |
メールアドレスなど個人情報漏洩のチェック | ◯ |
マルウェア検知 | ◯ |
詐欺対策・決済保護 | ✕ |
ストレージの整理機能 | ✕ |
PCとの共用 | ◯ |
無料で幅広いウイルス対策をするなら『アバスト モバイル』で決まり
私が最もおすすめする無料のセキュリティアプリは『アバスト モバイル』。無料ながらも幅広いセキュリティ機能を備えており、これ1つでさまざまなサイバー犯罪への対処ができます。
安全にインターネットを利用できる
『アバスト モバイル』では、Web上の悪質なリンクやサイトをブロックし、フィッシング詐欺やウイルスが仕込まれたサイトを回避できます。Wi-Fiの安全性を検証する機能もあるので安心。あらゆる経路から、スマホがウイルスに感染するのを防げるでしょう。
メールアドレスの流出にも気付ける
インターネット上をスキャンして、メールアカウントが外部に漏洩していないかチェックできます。もしアドレスが流出していてもパスワードの変更など対処が可能。不正アクセスされ、勝手にアカウントを使われるといった事態に対策できます。
危険なアプリやファイルを検出
Android限定ではありますが、スマホをスキャンして不審な挙動をするアプリやファイルを検出できます。アプリはインストール前にスキャンすることで事前に脅威を検出することも可能。ウイルスの予防だけでなく、現状抱えているリスクも早期に見つけ、余計な被害を抑えるのに役立ちます。
有料プランでセキュリティの強化も
無料 | プレミアム | |
---|---|---|
パスワード保護 | ◯ | ◯ |
ファイルスキャン | ◯ | ◯ |
PC・Webブラウザスキャン | ◯ | ◯ |
疑わしいアプリの隔離 | × | ◯ |
ハッカーブロック | × | ◯ |
ウェブカメラ保護 | × | ◯ |
機密ファイルの抹消 | × | ◯ |
技術サポート | × | ◯ |
月額プランに加入すれば、通信を暗号化するVPN機能を使い、個人情報を覗かれることなくインターネットに接続できます。
また迷惑メール検出機能でスパムメールを判別・削除できるなど、より万全なセキュリティを利用可能。自分の求めるセキュリティのレベルやコストに合わせて、柔軟に使えるセキュリティアプリといえます。
セキュリティ・ウイルス対策アプリの選び方
『アバスト モバイル』は万能ですが、インターネットのセキュリティなどの機能ごとでは、特化したアプリのほうが優れている部分もあります。より特化した機能を使いたいなどで『アバスト モバイル』以外のアプリを選ぶときには、以下のポイントに注目してみるといいでしょう。
- 安全なインターネット接続ができるアプリを選ぶ
- 個人情報が漏れていないかチェックできるアプリを選ぶ
- 迷惑メールを検出できるアプリを選ぶ
- 危険なファイルとアプリを検出できるアプリを選ぶ
- 盗難や紛失に対策できるアプリを選ぶ
安全なインターネット接続ができるアプリを選ぶ
インターネットはウイルスの主要な感染経路です。インターネット接続を保護する機能が充実したアプリを選べば、感染のリスクを予防できるでしょう。主なインターネット接続の保護機能としては、以下が挙げられます。
- 有害サイトの検出
- Wi-Fiのスキャン
- VPN接続
有害サイトの検出機能があると、怪しいサイトにアクセスしようとしたときに警告を表示。偽サイトを使ったフィッシング詐欺や、ウイルスが仕込まれたサイトに対策できます。
Wi-Fiスキャンは接続しているWi-Fiの安全性をチェックし、外部からの不正アクセスや個人情報の抜き取りのリスクに気づける機能です。VPN接続機能による対策はより強力。通信を暗号化して、より直接的に不正アクセスや個人情報の抜き取りを防ぎます。
『Phone Guardian』は無料でも上記3つの機能を完備しています。ほかのアプリを選ぶ場合も、少なくとも有害サイトの検出機能は欲しいところ。対策できる問題が近いWi-FiスキャンとVPN接続は、最低限どちらか1つでもあると安心です。
個人情報が漏れていないかチェックできるアプリを選ぶ
インターネット上に個人情報が流出していないかをチェックしたり、流出したときに通知したりしてくれるアプリなら、メールアドレスやクレジットカード番号といった個人情報を守れます。ダークウェブと呼ばれる、匿名性が高く犯罪に使われやすいサイトも含めてネット上を調べるので、危険な場所への流出にもしっかり気づけます。
気づいた後はパスワードの変更などの処置を取れるため、SNSアカウントの乗っ取りやクレジットカードの不正利用といった被害を早期に防げるでしょう。
たとえば『マカフィー』ではパスポートやクレジットカード・保険者番号といった、さまざまな個人情報が、インターネットに流出していないか調べられます。有料ではありますが、それだけ幅広い範囲で対策を取れるのは大きな特長。また『AVG』や『アバスト モバイル』では、メールアドレスのみ無料で流出のチェックができます。
迷惑メールを検出できるアプリを選ぶ
メールをスキャンして迷惑メールを検出する機能があるアプリなら、詐欺メールや不要なリンクの含まれたメールを見つけてくれるため、スパムやフィッシング詐欺にうっかり引っかかるのを防げます。今回紹介するアプリではいずれも有料の機能ですが、不審なメールを開きもせずに削除できるため、より安全に対策ができるでしょう。
『アバスト モバイル』は今回紹介しているアプリの中で、唯一電子メールのスキャンができます。また『ウイルスバスター モバイル』はSMSのスキャンに加え、メッセージ内のURLもアクセス前にスキャンして危険を判別できるため、より確実な迷惑メール対策が可能です。
危険なファイルとアプリを検出できるアプリを選ぶ
Android用のセキュリティアプリの中には、スマホ内をスキャンして、危険なファイルやアプリを発見できるものもあります。知らないうちにウイルスの仕込まれたファイルや、不審な動作をするアプリをダウンロードしてしまっていても、この機能でリスクに気づけば対処が可能です。
『LINE アンチウイルス』はファイルとアプリの両方をスキャンできるほか、スキャン時間の予約も可能。寝ている間など都合のいい時間を選んでスキャンできるため、スキャンの終了を待たなくてOK。効率的に安全を保てます。
盗難や紛失に対策できるアプリを選ぶ
いくらウイルス対策をしていても、スマホを直接操作されてしまうと、スマホ内の情報を覗き見られてしまいます。しかしなくしたスマホの位置を調べられる機能があれば、スマホを盗まれたり紛失したりした場合も、すぐに発見して対処が可能です。
『ルックアウト』は今回紹介するアプリの中で唯一、無料でもスマホの位置をGPSで特定できます。もちろん位置の特定はウェブサイトから行えるため、PCなどスマホ以外のデバイスがあればすぐに探知できるでしょう。
4.盗難や紛失対策ができるアプリを選ぶ
万が一の事態に備えるなら、盗難や紛失対策ができるアプリがおすすめ。第三者にスマホを操作されると不正利用され、金銭的被害に遭う可能性も高まります。
盗難や紛失対策が万全なアプリを使えば、スマホの追跡や遠隔ロックで、不正利用を未然に防ぎやすくなります。
アプリ不要でもできるセキュリティ対策
ここではセキュリティアプリ不要で行えるセキュリティ対策を紹介します。1~7まではAndroid・iOS共通の対策方法。8~10はiOSのみに対応した対策方法を掲載しています。
1.OSやアプリは常に最新のバージョンにしておく
セキュリティアプリのバージョンは、常に最新の状態にしておく必要があります。バージョンが古いと、新しいウイルスやサイバー攻撃に対応できないことも。いつでも最高のセキュリティを保つために、アプリの自動更新はONにしておくのがおすすめです。
iPhoneで自動更新を有効にする場合は、「設定」アプリから「App Store」を選び、「アプリのアップデート」をオンにします。Androidで自動更新を有効にする場合は、Google Playストアで該当アプリのページを開き、右上のメニューから自動更新を有効にします。
OSとアプリを自動で最新バージョンにする手順(iOS)
OSとアプリを自動で最新バージョンに変更する設定は以下の通りです。
-
STEP1
設定>一般>ソフトウェア・アップデートの順に開く
-
STEP2
「自動アップデート」をタップし、表示される項目をONにする
「iOSアップデートをダウンロードをONに」「iOSアップデ―トをインストールをONに」の2つが表示されるので、どちらもONにします。これでOSの自動アップデート設定は完了です。
-
STEP3
設定>App Store>「Appのアップデート」をONにする
「Appのアップデート」をONにしたら、アプリの自動アップデート設定も完了です。これで、スマホのOSもアプリのバージョンも常に最新のものがスマホで利用できます。
※動作確認にはiOS 14.8を使用しています。2.以降の操作はOSのバージョンで多少表記が異なる場合があります。
アプリを自動で最新バージョンにする手順(Android)
-
STEP1
Google Playを開く>右上のアイコンをタップ>「設定」をタップ
-
STEP2
ネットワーク設定>「アプリの自動更新」をタップして、「Wi-Fi経由のみ」を選択
※動作確認にはAndroid 11を使用しています。2.以降の操作はOSのバージョンで異なる場合があります。
2.アプリダウンロードはアプリストアで行う
App StoreはApple社、Google PlayはGoogle社がそれぞれ厳正な審査のもと、安全性が保障されたアプリのみダウンロードできるようになっています。ウイルスに感染するリスクを減らすなら、安全性が保障されているアプリストアのみを利用しましょう。
Androidでは、Webサイトからアプリデータをダウンロードできますが、Google社が審査しているわけではないので、ウイルスに感染するリスクがあります。Google Playで提供されていないアプリの使用は危険ですので絶対にやめましょう。
3.身に覚えのないメールやSMSは開かない
メールやSMSに添付されているURLにアクセスすることで、ウイルスに感染したり高額請求をされるケースがあります。この場合はURLにアクセスさえしなければ、ウイルス感染や金銭的被害に遭うリスクは避けられます。
いくら気を付けても操作ミスでアクセスしてしまう可能性はあります。普段から身に覚えのない宛先からのメールやSMSは開かないよう心がけるとより安全です。
4.アカウント管理を厳重にする
各種サービスにログインするアカウントは、第三者に不正アクセスされる危険性が潜んでいます。対策にはパスワードロックや顔、指紋認証の設定が有効。可能であれば二段階認証も設定して、第三者が簡単にアクセスできないようにしておくと良いでしょう。
5.公共のWi-Fiは利用しない
スマホのデータ漏洩を防ぐには、外出中は見知らぬWi-Fiに接続しないことが大切です。
コンビニや公共施設などに設置されている公共のWi-Fiには、誰でも使えるようにパスワード未設定のWi-Fiもあります。手軽に利用できて便利ですが、セキュリティ対策がされていないため、ウイルス感染のリスクが非常に高く危険です。
6.定期的にデータのバックアップを取る
ウイルスやマルウェアには感染しないに越したことはありませんが、万が一感染した場合には被害を最小限に抑えることも大切です。
端末の故障や紛失なら新たに端末を購入することで解決できますが、データはなくなってしまうと復旧が困難です。定期的にデータのバックアップを取り、不測の事態に備えましょう。
Dropboxなどクラウドサービスの利用で、バックアップや復旧作業が簡単に行えます。
7.セキュリティ対策が不十分なPCには接続しない
セキュリティソフトがインストールされていないPCは、マルウェアから攻撃されるリスクが高く危険。PCがウイルスに感染していた場合、スマホとPCを接続するだけで、スマホもウイルスに感染してしまうことがあります。
PCとスマホを接続しデータの同期やバックアップを行う場合は、PCのセキュリティ対策も忘れずに行いましょう。
8.脱獄はしない【iOSのみ】
OSの制限を解除する改造行為を脱獄と呼びます。iOSでは脱獄をすることでWebサイトからもアプリダウンロードが可能に。便利なように思えますが、Appleのサポートが受けられなくなるのでセキュリティ面の危険性が高まります。
スマホのセキュリティを強化したいのであれば脱獄はやめておきましょう。
9.AirDropをオフにする【iOSのみ】
AirDropは写真や動画の共有が手軽に行えるiPhoneの機能。AirDropは設定をオンにしていると見ず知らずの人からもデータを受信します。その際にはiPhoneの登録名が表示されるため、本名を知られてしまう可能性があります。
勝手にデータを受信したくない場合は設定をオフに。また端末の登録名を本名以外に変更しておけば、個人情報を知られずに済みます。
AirDropの設定手順
1.設定を開く
2.一般をタップ
3.AirDropをタップ
4.受信しないor連絡先のみを選択
10.Safariのセキュリティを強化する【iOSのみ】
Webブラウザではページの閲覧を快適にするため、Cookieと呼ばれる記録機能が使われています。記録される情報の中にはユーザー名やパスワード、サイトに訪問した日時、クレジットカードの情報も含まれます。
Cookieの情報が抜き取られると現在地が特定されたり、カードを不正利用されたりする可能性があり危険です。
個人情報の流出リスクを軽減するには、Cookieをブロックするのが効果的。しかしWebサイトの中にはCookieを許可していないと、正常に動作しないページもあるため、適宜切り替える必要も出てきます。
Cookieの設定手順
1.設定を開く
2.Safariをタップ
3.すべてのCookieをブロックをONに
セキュリティアプリのよくある質問
iOSスマホでスキャンを使えるものはありますか?
App Storeはより審査が厳しいとされているため、ストアから怪しいアプリをダウンロードしてしまうことは少ないでしょうが、ウェブサイトなどからダウンロードするアプリやファイルには注意が必要です。
スマホがウイルスに感染するとどうなる?
アプリ以外にもできるセキュリティ対策はある?
マルウェアってなに?
iOSはセキュリティ対策がいらないって本当?
- 1
- 2