【2024年】iPhoneのウイルス対策アプリおすすめランキングTOP10

iPhoneのウイルス対策アプリおすすめランキングTOP10

スマホのウイルスとは

iPhoneがウイルス感染するリスクは低め

現状では、iPhoneはAndroidやPCと比べてウイルスに感染する可能性は低いです。その理由はiPhoneはApp Storeの厳しい審査を通過したアプリしかダウンロードできなかったり、ウイルスからシステムを守る仕組みが備わっていたりするからです。

しかし100％安全とは言い切れません。日々新たなウイルスが現れているので、もしもの時に備えて適切な判断がとれるように準備しておきましょう。

iPhoneのウイルス感染が疑われる症状

iPhoneを触らなくても勝手に操作される

iPhoneが勝手に再起動を繰り返したり、アプリやカメラが急に起動したりといったケースも注意です。裏で不正操作が行われて、情報が抜き取られるといった可能性もあります。

単に故障のケースもあるので一概にウイルスが原因とは言い切れません。しかし知らない間に有料電話をかけて高額請求されてしまうといった事例もあるので、気をつけておきたいところです。

iPhoneの動作に異常な重さがある

iPhone自体の経年劣化やデータ量の蓄積などで、徐々に動作が重くなることはあります。しかし、急に操作が困難なほどに重くなったり、電池の減りが早くなったりした場合は注意が必要です。

バックグラウンドで動作するウイルスがiPhone内のストレージを圧迫し、動作の低下を引き起こす場合があります。気になる場合は、iPhoneのストレージをチェックして、見覚えのない容量が大きいアプリなどを削除しましょう。

通信関連に異常を感じる

ウイルスが原因で通信関連に異常をきたすことがあります。

●見覚えのないアプリがインストールされている
●通信量が異常に増えている
●バッテリー消費が早く、熱をもっている

このようなおかしな挙動が見られた場合は注意したほうが良いでしょう。とくに最近では通信量を気にしない人も多く見られるので、セキュリティアプリや通信量チェッカーなどで確認するのもおすすめです。

「ウイルスに感染しています」という警告ポップアップが表示される

感染に関する警告ポップアップ表示をそのまま信じるのはやめておきましょう。ブラウザに急に表示されるような場合は偽物がほとんどです。焦ってリンクをクリックしたり、アプリをダウンロードしたりしてはいけません。

セキュリティアプリを入れておけば、そのアプリを通して削除指示があるので安心でしょう。

iPhoneの代表的なウイルス感染原因

不正サイトのリンクにアクセスする

基本的にweb上のサイトは誰でも見られるものなので、多くの危険が潜んでいます。iPhoneでよくあるパターンが「ウイルスが検出されました！」といったような、ポップアップが表示されるものです。

画面がロックされることもあるので、多くの人は焦ってリンクをクリックしてしまったり、アプリをダウンロードしてしまったりします。

ポップアップが表示されている段階でウイルスに感染している可能性は低いので、ページを離れるなど冷静に対処しましょう。

不審なメールやファイルを開く

これも不正サイトの例と同じく、よく見られる手口です。第三者が実在する企業や団体になりすましてメールを送信し、リンクをクリックした人の情報を盗み取ります。

最近よくある事例のひとつが、宅配業者になりすますというもの。実在する業者なのでユーザーは警戒心が薄れ、リンクをクリックしてしまうといったパターン。

普段からあやしいメールやファイルを開かないようにするのはもちろん、URLやメールアドレスは公式のものか確認するのも大切です。

iPhoneに設定された制限を解除する

これは一般的に、「脱獄（ジェイルブレイク）」といわれています。iPhoneにもともと備わっているプログラムiOSを改変することで、通常ではできない機能を使えるようにすることです。

その代表例が非公式アプリのダウンロード。App Storeの審査を通っていないアプリをダウンロードすることで、ウイルス感染につながるというものです。

セキュリティ的な側面だけでなく、本体動作が重くなったり保証対象外になったりとデメリットが目立つので、脱獄は避けましょう。

ウイルス感染した端末に接続する

音楽や写真をとりこむ時など、PC端末との接続にも注意です。PC側がウイルスに感染していると、電話番号や個人情報を盗み取られるといったリスクもあります。

一見すると、スマホ側にはおかしな挙動が見当たらないことも多く、見逃しがちになってしまうことも。普段からPC側のウイルス対策もしておくのが良いでしょう。

iPhoneをウイルス感染から守る6つの方法

セキュリティアプリを導入する

ウイルス感染対策にはさまざまな方法がありますが、セキュリティアプリを入れるのがおすすめです。『ウイルスバスター モバイル』や『ノートン 360 モバイル セキュリティ』などの大手セキュリティサービスもアプリを配信。

危険なサイトのアクセス防止に繋がる「セーフブラウジング機能」の有無など、自分が対策したい項目に合わせて選んでみましょう。

セキュリティアプリの必要性

●ウイルス感染を未然に防いでくれるだけでなく、撃退してくれる機能もある
●アプリを通して感染リスクを判断できる
●無料Wi-Fiをよく使う場合など、外出先のインターネット利用も安心

などのメリットが挙げられます。アプリごとに特徴や強みが違うので実際にダウンロードして確かめてくださいね。

本体設定でセキュリティ対策をする

iPhoneにもともと備わっているセキュリティ機能だけでなく、自らの設定でセキュリティを高めることができます。その一つの「サイト越えトラッキングを防ぐ」を紹介します。

この機能は、あるサイト内で入力したIDやパスワードなどの情報を、そのサイト内だけで保存・利用できるものです。この機能がオンになっていれば、別のサイトで過去にユーザーが検索した情報が履歴として残りません。

ポイントサイトなど一部のサイトを利用できなくなるデメリットはありますが、セキュリティを優先したいなら、オンにしておいた方が良いでしょう。

「サイト越えトラッキングを防ぐ」の設定方法

iPhoneの「設定アプリ」を開き、「Safari」を選択。「プライバシーとセキュリティ」内にある「サイト越えトラッキングを防ぐ」のスライドボタンを、緑色にすれば設定完了。

iOSを最新版にアップデートする

iOSをアップデートすると、セキュリティの強化につながります。アップデートをしないことは、セキュリティ上の弱点を放置することにもなるのでこまめに確認しておきましょう。

アップデートを行う際は失敗するリスクを回避するため、データのバックアップや空き容量を確認しておくと安心です。

アプリを定期的にアップデートする

iOSだけでなく、アプリのアップデートも定期的に確認しておきましょう。アプリに関しては、自動アップデートに設定しておけば手動でアップデートする手間を省けます。

手動でアップデートする場合もApp Storeを開き、プロフィールアイコンをタップして、アップデートをクリックするだけなので簡単です。

公式ストア以外からアプリをダウンロードしない

不正アプリをダウンロードしてしまうと、勝手に課金されてしまったり、位置情報が特定されてしまったりというリスクがあります。

個人が対策できることは、App Store以外のアプリダウンロードはしないこと。App Storeの審査を通っているかどうかが、安全性を判断する基準になるでしょう。

信頼できない無料Wi-Fiを使わない

実は街中でよく見かける無料Wi-Fiにも危険なものがあります。特にサービス元が不明なWi-Fiスポットは、ウイルスに感染させて端末情報を抜き取るなどの危険性もあるため注意が必要です。

無料Wi-Fiのウイルス対策法には以下のようなものがあります。

●暗号化されている無料Wi-Fiのみを使う
●無料Wi-Fiに自動接続しない
●VPN接続を活用する

特に3つ目のVPN接続に関しては、セキュリティアプリでも『ノートン 360 モバイル セキュリティ』や『マカフィーセキュリティサービス』で使うことができます。安全なネット利用のために検討してみても良いでしょう。

iPhoneのウイルス対策アプリの選び方

ウイルス検知機能の種類で選ぶ

セキュリティアプリにはアプリごとにさまざまな特徴があり、ウイルス検知機能も違います。『ウイルスバスター モバイル』では、Webサイトの安全性を確かめるセーフブラウザや、詐欺メッセージ対策などの機能がついています。

また使い方ガイドでは、項目別に設定方法などがまとめられているため、セキュリティアプリがはじめての人でも使いやすいアプリです。

無料・有料版でできることをチェック

多くのセキュリティアプリには無料版と有料版があり、使える範囲も異なります。『ノートン 360 モバイル セキュリティ』では登録時にサブスクリプションを選択する必要がありますが、2週間無料で有料版のセキュリティ対策を体験できます。

外出先での安全なインターネット利用に役立つVPN接続や、通信量の異常さをチェックする通信量チェッカーを無料体験できるアプリもあるので、各々の目的に合わせてアプリを選んでみましょう。

使いやすさで選ぶ

セキュリティアプリというと、設定や専門用語など難しいイメージをもたれがちです。『アバスト モバイル セキュリティ』は入れておくだけで、定期的に自動スキャンしてくれる便利なアプリ。あやしいWebサイトのブロックや、危険なWi-Fi を教えてくれる機能などもそろっています。

もし操作内容や機能面でわからないことがあっても、アプリ内からサポート内容を確認したり、問い合わせたりすることもできます。実際の機能を試してみて自分に合ったアプリを選びましょう。

iPhoneのウイルスに関するよくある質問