昔の写真のような、レトロな雰囲気が楽しめるヴィンテージ加工。何気ない写真もこのヴィンテージ加工をするだけで、オシャレに大変身!

本記事ではヴィンテージ加工のやり方はもちろん、ヴィンテージな写真が撮れるスポットも紹介しています。ぜひ参考にしてみてくださいね。

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この記事をまとめると・・・

  • 古くて味わいのある写真に仕上げる加工が「ヴィンテージ加工」
  • 希少価値のある見た目がインスタ映えにもつながる
  • 写真加工アプリ『BeautyPlus』でヴィンテージ加工が簡単にできる
ヴィンテージ加工のためのフィルターが満載!
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ヴィンテージ加工の魅力ってなに?

最近インスタで人気のヴィンテージ&レトロ加工。そもそも「ヴィンテージ加工」とはどういう加工のことを言うのでしょうか。

古い写真のようなノスタルジーを感じることができる

古い写真のようなノスタルジーを感じることができる

「ヴィンテージ」という言葉は年代物のアイテムや、古くて価値があるものを指します。なのでヴィンテージ加工をするということは、写真を「古くて味わいのある」ものに仕上げるという意味になります。

古い写真のような希少価値のある見た目が、インスタ映えに最適

古い写真のような希少価値のある見た目が、インスタ映えに最適

インスタの投稿写真は「雑誌」を参考にすると◎。ファッション雑誌でも使われるヴィンテージ加工は、希少価値のある見た目になるためインスタ映えにぴったりです。

見せたくないシワなどを品よく隠してくれる

見せたくないシワなどを品よく隠してくれる

最近のスマホや一眼レフカメラはとても高画質。そのため高性能なカメラはきれいな写真が撮れる反面、シワやシミなど写してほしくないものを写してしまいます。

ヴィンテージ加工は上記のような「高画質カメラ」特有の悩みを消してくれるのが魅力。加工した感を出さずにオシャレにぼかせるのが嬉しいですね。

おしゃれなヴィンテージ加工のやり方

おしゃれなヴィンテージ加工のやり方を『BeautyPlus』『Vmake』『Instagram』といったアプリを使用して、丁寧に解説していきます。

おしゃれに見せる秘訣は統一感

まずインスタをオシャレに見せるには統一感が大切。写真により色味が変わるため、加工後はなるべく同じ雰囲気になるように調整しましょう。

おしゃれに見せる秘訣は統一感

▲ヴィンテージ加工をした画像例。

『BeautyPlus』を使えば本物のレトロ写真のような仕上がりに

『BeautyPlus』は多機能かつ操作も簡単。ヴィンテージ風のフィルターが豊富で、古い写真特有のダスト(ホコリ)や、写真が折れ曲がったような線などが入ったりしています。

手軽にクオリティの高いヴィンテージ加工が楽しめますよ。

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1.明るさを下げる

明るさを下げることで写真全体が暗くなり、雰囲気のある仕上がりに。下記の画像は全体がほんのり暗くなるように「-40」に設定。

日陰で撮影した写真をイメージすると微調整しやすいでしょう。

明るさを調整している画像

▲編集内の「調整」をタップし、「明度」で明るさを調整する。

2.コントラストを上げる

コントラストを上げると明暗差がはっきりでるため、画像の「のっぺり感」をなくすことができます。

しかし画像によっては上げすぎると、黒い絵の具で塗りつぶしたような「黒つぶれ」現象が起きてしまうため、加減が必要です。数値は画像によりますが、「10」~「20」のあいだくらいがオススメ。

コントラストを調整している画像

▲調整内にある「コントラスト」を選択し、スライドバーを動かして調整する。

3.ハイライトを下げる

ハイライトを下げると影の部分が強調されます。写真にもよりますが、「-50」~「-60」のあいだくらいがオススメです。

ハイライトを調整している画像

▲調整内にある「ハイライト」をタップして、バランスを見ながら調整する。

4.彩度を下げる

彩度を下げると色あせたような、レトロな雰囲気が漂います。下げすぎるとモノトーンになってしまうので画像を見ながら微調整しましょう。

下記画像だと花瓶の茶色味を弱くしたいので、「-68」くらいに設定。赤や青など鮮やかな色を使用した被写体の場合は、「-50」~「-75」くらいで調整するといいですよ。

彩度を調整している画像

▲調整をタップし、「彩度」を下げる。

5.ノイズをかける

ノイズをかけるとフィルム風のザラザラとした写真になります。かけすぎると写真が荒くなるので、様子を見ながらかけるときれいに仕上がります。

ノイズをかけている画像

▲調整内にある「ビンテージ」をタップして、ノイズをかける。

6.色あせ加工をする

色あせ加工をするだけで、レトロな雰囲気に。画像全体が曇ったような仕上がりになるため、この加工をするだけでもオシャレになります。

色あせ加工をしている画像

▲調整内にある、「色あせる」加工をスライドバーで調整。

これらの加工を施し、出来上がった写真がこちら!

完成画像

▲全体的に暗くなり、ヴィンテージ感のあるレトロな風合いに。

「色あせ」や「ノイズ」などもプラスして細かく設定したため、よりヴィンテージな雰囲気になりました。

手書き風の文字はヴィンテージ加工と相性バツグン

上記の加工に加え、さらにオシャレに仕上げたい人は手書き風の文字を写真にプラスしましょう。手書き風の文字はヴィンテージ加工と相性◎。

特に暗めの写真に白い文字がオシャレです。たくさん書くと写真にごちゃつきが出るので、ひと言付け足す感じでまとめましょう。

文字入れ加工をした画像例

▲アプリは『Phonto』を使用。

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『Vmake』で加工すれば動画もエモくなる

『Vmake』にはフィルムや感光などのレトロなフィルターが豊富。何気ない動画もレトロな仕上がりになります。

加工手順を簡単に解説していくので、参考にしてみてください。

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1.画面の揺れを抑える

画像の揺れがひどいときは、安定化をタップして揺れを軽減させましょう。調整はスライドバーを左右に動かすだけなので簡単。動画を再生しながらチェックするのがおすすめです。

画面揺れを調整している画像

2.フィルターを選ぶ

次にフィルターを選んでいきます。「フィルム」「レトロ」カテゴリー内にあるタイプがおすすめ。フィルターの強さは上記同様、スライドバーを左右に動かして調整しましょう(フィルターによっては調整できないものもあります)。

フィルターを選んでいる画像

これらの加工を施し、完成した動画がこちら!

ヴィンテージ加工をした動画の完成例

「感光」や「ノイズ」などもプラスされ、よりレトロな雰囲気になりました。よりレトロさを出したい人には、下記のフィルターもおすすめです。

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インスタでできる、 基本のヴィンテージ加工のやり方

続いてインスタだけでできる加工方法を解説していきます。他のアプリを使用しないぶん楽ですが、リアリティは若干落ちてしまうのがネック。

この方法は加工をして、そのままサクッと投稿したい人にオススメのやり方です(画像は比較しやすいように同じものを使用)。

1.彩度&明るさを下げる

明るさを下げることで画像が全体的に暗くなり、ノスタルジーな雰囲気に。そして彩度も抑えて画像のバランスをとります。

「明るさ」は画像がほんのり暗くなるように「-50」、貝殻の茶色い部分の「彩度」を落としたいので「-30」くらいに設定。どちらも下げすぎないようにしましょう

明るさと彩度を調整している画像

▲モノトーンにならないように彩度を下げるのがポイント。

2.ハイライトを下げる

ハイライトを下げると影の部分が強調され、画像にメリハリが出ます。また画像にメリハリが出るだけでなく、雰囲気漂う仕上がりに。

元の画像が暗い場合は、黒つぶれ現象がおきてしまう可能性があるため「-10」~「-30」の間で微調整しましょう。

下記画像のように白い部分が多い画像は、「-50」~「-70」くらいまで下げてもOK。

ハイライトを調整下げている画像

▲画像にもよるが「‐50」~「‐60」くらいがオススメ。

3.シャープを上げる

シャープを強くすることで写真のキワが目立ち、パキッとした印象になります。

下記画像はアクセサリーが写っているので「100」まで上げていますが、金属やガラス類が写っていないモノ(布や花など)を加工する際は、上げすぎると柔らかい雰囲気が損なわれるため、「10」~「30」くらいがベストです。

シャープを上げている画像

▲色味が変わる心配もないので、「100」まで上げてOK。

これらの加工を施し、出来上がった写真がこちら!

加工前と加工後の比較画像

明るさや彩度、シャープなどを調整することで、落ち着いた雰囲気の写真になりました。ダストやノイズがないため若干デジタルっぽさはありますが、古い写真のようなヴィンテージ風の仕上がりがオシャレです。

そしてここからは、基本のヴィンテージ加工とは異なる加工法を紹介。統一感も出せるので、気になる人はチェックしてみてください。

白っぽいヴィンテージ加工のやり方

日に焼けたように見える白っぽいヴィンテージ加工は、ふんわりとした透明感のある仕上がりになるのが特徴。

元の画像と白加工の比較

白加工の手順は以下の通り

1.明るさを下げる
2.コントラストを下げる
3.暖かさを下げる

上記の加工をすることで、写真のオレンジ味を抑えた白っぽい写真に。元の画像にもよりますが、すべて「-50」~「-70」くらいまで下げてしまってもいいでしょう。

茶色いヴィンテージ加工のやり方

写真が茶色く変色したような茶色いヴィンテージ加工は、よりレトロ感を出したい時にオススメです。

元の画像と茶色加工の比較

茶色加工の手順は以下の通り

1.「色」をタップしてイエローを選択
2.「イエロー」のハイライトを選択し、「50」~「70」くらいまで上げる
3.「イエロー」のシャドウを選択し、「30」~「20」くらいまで下げる

上記の加工をすると写真全体が黄色くなり、昔に撮影したような雰囲気を手軽に表現できますよ。

フィルターを使えばたった3秒でヴィンテージに仕上がる

フィルターを使用すれば、時間をかけずにヴィンテージ加工ができます。「細かな調整はよくわからない」そんな人は、まずフィルターからチャレンジしてみましょう。

元画像とフィルター加工の比較

▲「Gingham」フィルターを使用した加工例。彩度が抑えられ、レトロな雰囲気に。

インスタにはたくさんのフィルターが搭載されていますが、ヴィンテージ加工をするなら以下がオススメ。

・Gingham
・Nashville
・Aden
・X-Pro ll

フィルターはすでに色やコントラストなどが調整されているため細かな設定はできませんが、手軽に加工できるのが魅力です。

その他おすすめアプリ

『BeautyPlus』『Vmake』『Instagram』の他に、オシャレな加工ができるアプリを紹介!

『VSCO』おしゃれなヴィンテージフィルターが豊富

ヴィンテージ感溢れるオシャレなフィルターが多数搭載されています。コントラストや明瞭度など、細かく設定できるのも嬉しいところ。

『VSCO』のフィルター選択画面
VSCO: 写真加工・動画編集アプリ

Visual Supply Company

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『FIMOレトロフィルムカメラ』趣のあるフィルム風加工が魅力

インスタントカメラ風の写真が撮れるのが特徴。無料で5種類のフィルターを選べます。ダイヤルを回す、フィルムを入れ替えるなどのギミックも面白いですよ。

『FIMO』の撮影画面
FIMOレトロフィルムカメラ

HongXiao Technology Ltd.

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被写体を選ぶコツ

ヴィンテージな写真が撮りたい場合は、レトロな雰囲気が漂う被写体や場所で撮影するのがポイント。加工頼りにするのではなく、撮影場所や被写体選びも大切です。

JNBY店の入り口

▲加工は『BeautyPlus』を使用。

ヴィンテージな写真が撮れるおすすめスポット

ヴィンテージな写真が撮れるスポットを紹介していきます。ぜひ参考にしてみてくださいね。

「鳩山会館」東京・文京区

「鳩山会館」は庭園や洋館などゴシックな雰囲気が魅力。ここは内閣総理大臣を務めた、鳩山一郎氏の邸宅を一般公開したもので、歴史も一緒に学べます(一部の展示コーナーは撮影NGなので注意しましょう)。

鳩山会館の外観

▲出典:『鳩山会館公式サイト』

「ゆりあぺむぺる」東京・吉祥寺

レトロ可愛いが溢れる、ノスタルジックなカフェ。フードやドリンクメニューも充実しており、ちょっとした休憩にもオススメです。

「北浜レトロ」大阪・北浜

大阪証券取引所の向かい側に建つ北浜レトロビルヂング。1階が紅茶雑貨ショップ、2階はアンティークの雰囲気が漂う喫茶店になっています。カフェスペースからは、中之島のバラ園が一望できるのがポイント。

「GADGET」大阪・寺田町

「GADGET」はアメリカのヴィンテージショップ。古着や雑貨はもちろん、カフェも併設されています。ポップなアイテムが多数あるため、カップルで訪れても楽しめるでしょう。

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