「7人家族ともなると食費や生活費だけで生活が大変そう……」「実際にどれくらい出費するのだろう?」と気になっている人もいるのではないでしょうか。

本記事では7人家族の平均的な食費を紹介。また、世帯人数や年収別など、さまざまな要素から食費の変化を比較しています。食費を削減する際に役立つ節約レシピなども掲載しているので、節約や貯金を検討している人はぜひ参考にしてください。

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7人家族の月々の食費

7人家族の月々の食費

ここでは7人家族における1ヶ月の食費の平均を年齢や収入(額面)など5つの観点から紹介します。自分の家計と比較して、どれくらいの差があるのかを把握してみましょう。

7人家族の平均的な食費とその内訳

政府統計ポータルサイト」によると、6人以上の家族全体の消費支出は約36万円。その内、毎月の食費は約10万円です。内訳を見ると、外食費や調理食品(お惣菜など)の金額が大きいことがわかります。この金額は、家庭ごとの食生活のスタイルや、食品の選び方・買い物の頻度などによって変動します。あくまで平均値なので、参考程度に確認してみてください。

食費の内訳 1ヵ月の食費内訳
穀類 9,515円
魚介類 7,517円
肉類 14,557円
乳卵類 5,540円
野菜・海藻 10,597円
果物 2,620円
油脂・調味料 5,480円
菓子類 10,580円
調理食品 15,021円
飲料 6,605円
酒類 4,363円
外食 15,182円
合計 107,577円

四半期ごとの食費の変動

ここでは年間を通して、何月ごろに食費が増えやすいのか、その傾向を把握できます。四半期ごとの食費の変動を考慮して、食費の管理を徹底してみましょう。

時期 1ヵ月の食費平均
1~3月 72,691円
4~6月 75,274円
7~9月 78,193円
10~12月 83,741円

10月~12月はクリスマスやお正月などのイベントがあるため、平均よりも食費が高くなる家庭が多いようです。

こちらの食費平均は世帯主が58歳以下のデータですので、子供の年齢は家庭によって異なります。参考程度に見ておきましょう。

地方ごとの食費平均

都市部と地方部では、生活費や食材の価格が異なるため、食費にも違いが出ます。また、地域の特産品や利用可能なスーパーマーケット、食文化なども、家庭の食費に影響を与えます。地方ごとの食費の平均を知ることで、適切な予算設定をしてみましょう。

地方 1ヵ月の食費平均
北海道 72,125円
東北 74,189円
関東 81,406円
北陸 78,756円
東海 77,880円
近畿 79,331円
中国 72,814円
四国 69,328円
九州 69,781円
沖縄 66,257円

世帯主の年齢ごとの食費平均

世帯主の年齢が異なると、食費の平均も変わります。若い世帯では外食やインスタント食品の利用が多い傾向があり、中高年の世帯では自炊を中心にした食生活が一般的です。また、子供の年齢に応じて食費の内容や金額も変動します。これらのデータをもとに、自身の家庭の食費を見直し、適切な予算設定を行うことが大切です。

年齢 1ヵ月の食費平均
~34歳 63,331円
35歳~39歳 76,739円
40歳~44歳 83,398円
45歳~49歳 83,368円
50歳~54歳 83,894円
55歳~59歳 83,894円
60歳~64歳 82,527円
65歳~69歳 79,334円

収入ごとの食費平均

収入に応じて食費の支出パターンも変わります。収入が高い家庭では、より質の高い食材の購入や外食が増える傾向があります。一方で、収入が限られている家庭では、節約と効率的な食費の使い方が求められます。収入と食費のバランスを考え、健康と生活の質を維持する方法を探ることが重要です。

年収 1ヵ月の食費平均
200万円未満 52,569円
200~250万円 58,698円
250~300万円 61,679円
300~350万円 66,504円
350~400万円 69,892円
400~450万円 73,157円
450~500万円 74,711円
500~550万円 73,146円
550~600万円 74,793円
600~650万円 76,287円
650~700万円 78,337円
700~750万円 81,772円

食費の実態は違う?

X(旧:Twitter)で調査した7人家族の食費の実態は、10万円よりももっと多いという意見もちらほら。食べざかりの男子がいるかどうかや、お米や野菜などを実家の援助に頼れるかどうかで差がついているようです。

7人家族の理想的な食費

6人以上の家族の理想的な食費は、エンゲル係数(所得に対する食費の割合)を基に計算できます。計算式は以下の通り。

**消費支出(円)×エンゲル係数(%)=食費の目安(円)

6人以上の家族の場合、消費支出の平均が36万円で、エンゲル係数は29.8です。これを計算すると以下の通りになります。

360,000(円)×29.8(%)=107,280円

計算上は10万7,000円ほどが、7人家族の1ヶ月分の食費として最適解となります。

世帯人数 エンゲル指数
2人 24.8
3人 25.2
4人 26.2
5人 26.1
6人以上 29.8

食費節約の具体的な方法

食費節約の具体的な方法

これまでに、さまざまな要素をもとに7人家族の平均的な食費や理想的な食費をみてきました。ここでは、実際の家庭の食費を平均値や理想値に近づけるために、具体的な節約方法を紹介します。

1.外食は控えて自炊を基本に

大前提として、食費を抑えたいなら外食を辞め自炊取り入れましょう。自炊と外食では1ヶ月にかかる食費が2~3倍違ってくるといわれています。

1食の食費の差は小さくとも、1ヶ月となるとその差は大きくなります。月に4回外食をしているなら、まずは3回に、次月は2回に……というように、徐々に回数を減らしてみるのがおすすめ。

2.家計簿でお金の使い方を把握する

節約をするにはまず、お金の流れの把握が大切です。家計簿をつけると支出と収入のバランスが視覚的にわかり、無駄遣いを減らせます。

また家計簿を見直せば、高い食材を避けたり先月の反省を活かしたりなど、毎月の食費を抑えられる効果も期待できます。

家計簿には手書きタイプもありますが、おすすめはスマホで気軽に操作できる家計簿アプリ。家計簿アプリならいつでもどこでも手軽に入力できるので、無理なく続けられます。

アプリによってはレシートを撮影するだけで自動入力してくれるものも。お金の流れを見直して着実に節約したい人は、家計簿アプリを始めてみましょう。

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3.食費に使う金額は決めておく

食費の予算を決めておくと、節約に意識が向きやすくなります。まずは1ヶ月の食費を決めて、1週間でいくら使えるかを計算してみましょう。

例えば月の予算が10万円なら、1週間の予算は2万5千円に。1週間ごとの予算まで計算しておくと、使っても良い金額と残高が明確になります。現実的な予算を決めておくと、無理せず節約できるようになります。

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4.1週間の献立を決めて必要な分だけをまとめ買い

お買い物へ行くとついつい不要なものを買ってしまうことがありませんか? 1週間の献立を作り、事前にお買い物リストを作っておくと無駄な出費を防げます

1週間の献立を作るのは少々大変ですが、1度作成しておけば定番食材を軸にアレンジが可能です。長い目で見れば時間と手間の節約になるでしょう。

『クックパッド』『クラシル』などのレシピアプリを活用すると献立作りが楽になりますよ。

6.セールや特売日を有効活用する

スーパーはある程度決まった曜日や日にちに安売りする場合が多いもの。セールや特売日を狙って買い物をすると節約になります。賞味期限が長いものなどは、まとめ買いをしておくとよりお得に。

とくにお肉や卵、豆腐など、よく使う食材の特売に合わせると節約効果が出やすいでしょう。まとめ買いをした食材は、小分けにして冷凍保存すると食材ロスを防げます。

紙のチラシを入手するのが面倒なら『トクバイ』『チラシプラス』などの、チラシアプリの活用がおすすめ。

5.作り置きをする

作り置きを行うことで、忙しい日の食事準備を効率化し、外食やデリバリーを頼みがちな状況を減らせます。健康的でバランスの良いメニューを計画的に作り、冷蔵・冷凍保存しておくと、食費も時間も節約できます。

7.クレジットカードやポイントカードを使う

支払いにはクレジットカードを使い、ポイントカードがあるお店なら、ポイントカードも忘れずに出しましょう。食費は消費支出の中でも、出費額や利用頻度が多いので、ポイントを貯めやすいです。

貯まったポイントは、次回の買い物やサービス利用に使え、実質的な節約につながります。カード選びや利用の仕方を工夫し、最大限のメリットを享受してみましょう。

『マネーフォワード ME』なら食費はもちろん、日用品や教育費などに分けて細かく予算設定ができます。

予算オーバーになれば赤文字で記載されるので、節約への意識も自然とアップするでしょう。

固定費の見直しで家計に余裕を持たせる

固定費の見直しで家計に余裕を持たせる

家計への金銭的な負担を減らす方法は食費の節約だけではありません。食費の節約をすでに実践している人や、子供のことを考えると今以上に食費を減らすことが難しい人は、固定費の削減に取り組んでみてください。固定費は食費同様、家計の大部分を占める出費のため、高い節約効果が期待できます

具体的には以下の項目を見直すのがおすすめ。
●スマホの料金プランを見直す
●電気ガス会社のプランを見直す
●家族全員の保険プランを見直す

7人全員がスマホを所持していた場合、スマホ料金だけでも毎月7万円以上の出費になる可能性が高いです。人数が多いからこそ、スマホの基本料金を数千円でも安くできれば、生活費に余裕が生まれやすくなります。

また、スマホの料金プランだけでなく、格安SIMへ乗り換える方法も節約効果が高いのでおすすめ。食費の節約が困難な家庭は固定費を見直して、家計全体の出費を減らしてみましょう。

3.コスパが良い食材を選ぶ

食費を抑えたくとも食べ盛りの子供がいる家庭では、栄養のある食事が欠かせませんよね。そんな悩みを解決してくれるのが、価格が安く栄養満点な食材です。以下にコスパが良い人気食材を表にまとめました。

食材 平均価格 主な栄養価
もやし 20~30円 / 袋 むくみを解消するカリウムや、骨や歯を作るカルシウムなど
豆腐 30~100円 / 丁 皮膚や筋肉を作るタンパク質やカルシウム、ミネラルなど
鶏むね肉 40~100円 / 100g 質の良いタンパク質や免疫力向上に役立つビタミンB6など
大根 100~200円 / 本 ビタミンCやカリウム、食物繊維など
キャベツ 100~200円 / 個 カルシウムやカリウム、胃の粘膜を正常化するビタミンUなど
キノコ類 70~120 / 袋 丈夫な骨や歯を作るビタミンDや、成長ホルモンの分泌を促すオルニチンなど
魚の缶詰 100~200円 / 個 良質なタンパク質や血液をサラサラにするDHAやEPAなど

家計の味方となってくれるコスパが良い食材を上手に使って、楽しみながら節約をしてみましょう。

また人件費や流通にかかる費用を抑えて安価で提供している、PB(プライベートブランド)の利用も節約に効果的です。イオン系列なら「トップバリュ」、イトーヨーカドーなら「セブンプレミアム」などがあります。

【子供の年齢別】節約レシピとポイント

【子供の年齢別】節約レシピとポイント

子供の年齢別に、おすすめの節約レシピを紹介。作る際のポイントも併せて解説します。

離乳食後期:わかめとしらすの柔らかご飯

わかめとしらすの柔らかご飯

(出典:楽天レシピ

離乳食後期は生後9~11ヶ月頃を指します。徐々に母乳を離れ、離乳食がメインになる頃には、簡単に作れて栄養満点なレシピがおすすめ。わかめとしらすのご飯の作り方を紹介します。

材料(10人分)
●炊いたご飯:300g
●水:お米と同量~
●人参:1本
●乾燥わかめ:大さじ1.5
●しらす:50g
●塩:少々
●だしの素:少々

まずは乾燥わかめを水で戻してみじん切りに、人参はすりおろしましょう。鍋にご飯、水、わかめ、にんじん、しらす、塩少々、だしの素を入れ沸騰させます。沸騰したら弱火にし、バナナ程度の柔らかさになるまで煮たらできあがりです。

一度にたくさん作り、小分けにして冷凍保存にしておくと時短に繋がります。
出典元: 楽天レシピ

1歳半~2歳頃:幼児向け辛くない麻婆豆腐

幼児向け辛くない麻婆豆腐

(出典:楽天レシピ

離乳食が終わったばかりの頃です。大人と同じ食べ物が食べられるようになるのは3歳頃。突然味付けや調理方法を変えるのはおすすめできません。最初は離乳食と大きく変わらないメニューを作りましょう。

材料(1人分)
●ひき肉:15g
●玉ねぎ:30g
●豆腐:35g
●水:大さじ4
●鶏ガラスープの素:大さじ1 / 2
●味噌::大さじ1 / 2
●醤油:数滴
●片栗粉:小さじ1 / 2
●ごま油:小さじ1 / 2

フライパンにごま油を熱し、ひき肉と玉ねぎを炒めます。玉ねぎが透明になり柔らかくなったら水、鶏ガラスープの素、味噌、醤油、豆腐を加えさらに煮込みましょう。最後に片栗粉を加え、とろみがついたらできあがりです。
出典元: 楽天レシピ

5歳頃:鶏むね肉のチキンカツ

鶏むね肉のチキンカツ

(出典:楽天レシピ

5歳になるとほとんど大人と同じご飯が食べられるようになります。食べ盛りな子供が喜ぶお肉メニューも、鶏肉を使えば節約レシピに。鶏ささみを使った照り焼きレシピを紹介します。

材料(4人分)
●鶏ささみ肉:2枚(600g)
●小麦粉:適量
●溶き卵:3個
●パン粉:適量
●油:適量
●塩こしょう:適量

まずは鶏むね肉を食べやすい大きさに切り、軽く塩こしょうをします。小麦粉、溶き卵、パン粉の順番に鶏むね肉をつけ、170度の油で約2分揚げましょう。サクッとジューシーに仕上がったら完成です。
出典元: 楽天レシピ

『楽天レシピ』には他にも子供向けのレシピが豊富にあります。気になる方はチェックしてください。

楽天レシピ 人気料理のレシピ検索と簡単献立

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