50代、60代以降でマッチングアプリを利用してみたい場合、「若い人向けのアプリが多くて使いづらい……」となり、どれを使えば良いかわからないという人は多いのではないでしょうか。
この記事では実際に編集部が試し、熟年層(シニア)が選ぶべきおすすめのマッチングアプリや、出会うコツなどを解説しています。
熟年層でマッチングアプリに興味がある人はぜひ読んでみてください。
※この記事はアフィリエイトを含みますが、記載されている情報は一切その影響は受けておらず、公平・中立な立場で制作しております。
【結論】熟年層(シニア)でもマッチングアプリで出会える!
結論から述べると、熟年層(シニア)でもマッチングアプリで出会うことができます。
最近ではマッチングアプリの種類が増え、再婚向けやシニア向けのアプリがリリースされています。
その背景として考えられるのが、未婚の熟年層の増加です。
内閣府男女共同参画局の「結婚と家族をめぐる基礎データ」を見ると、1995年と2020年時点での50代以上で「生涯未婚」や「離婚により未婚」の男女の割合が増えています。
また、厚生労働省が令和3年に実施した「人口動態調査 人口動態統計」では2021年に結婚した再婚した男女のうち、50代以上の再婚率が27.14%を占めているという結果が出ています。
「出会いを求めるシニア世代」は一定数いるため、自分の年齢層や目的にマッチしたアプリを使うことで、熟年層でも問題なく出会いが期待できるでしょう。
男性無料のアプリにパートナーと出会えるものはない
マッチングアプリの中には、男性が無料で使えるものがあります。しかし、そういったものは、基本的に出会いが見つかりにくいです。
男性が無料だと「集客するための広告・宣伝」や「怪しい業者などを排除するための監視」に費用をかけられないため、女性が集まりにくい傾向があるためです。
例外として世界大手の「Tinder(ティンダー)」がありますが、こちらは20代前半~20代半ばくらいまでが多いため、熟年層だと出会いが見つかりにくいでしょう。
無料だからといってアプリを利用するのは時間の無駄になってしまうため、熟年層が出会いやすいマッチングアプリを選んで利用するのがおすすめです。
熟年層(シニア)におすすめのマッチングアプリ一覧
以下のマッチングアプリは熟年層が出会いやすいためおすすめです。
各アプリの特徴や月額料金をまとめているので、「とりあえず熟年層におすすめのマッチングアプリが知りたい」という方はチェックしてください。
女性無料のマッチングアプリ
女性が無料で利用でき、熟年層が出会いを見つけやすいマッチングアプリを紹介します。
実際に各アプリでランダムに10人選び、どんな男性が活動しているのかも調査しているので、アプリ選びの参考にしてください。
熟年層は50代で離婚歴のある人が多め「アンジュ」
アプリ名 | アンジュ |
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料金 | 男性 3,800円 女性 無料 |
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年齢層 | 30代〜50代 |
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累計会員数 | 80万人以上 |
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目的 | 恋愛、婚活 |
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特徴 | 恋愛を楽しみたい人向け 30代以上が登録できる |
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運営会社 | 株式会社アンジュ |
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※月額料金はAppleID決済を基準に掲載しております。また、決済方法やプラン、また為替や値上げ等の影響によって変動する場合もあります。
「アンジュ」は、30代・40代・50代以上限定のマッチングアプリ。運営開始から3年で累計会員数は60万人にものぼり、大人世代から注目を集めています。
30才未満は登録できないため、落ち着いた雰囲気のなかで活動できる点が特徴。真剣な出会いよりはカジュアルに会える相手を求めるユーザーが多く、経済的・精神的に自立した大人同士の出会いを求める人におすすめです。
実際に検索してみたところ、熟年層の男性は50代で離婚歴のある男性が多めでした。身なりにも気を遣っていて、芸能人でいうと寺脇康文さんのような男性が多かったです。
アンジュ利用者イメージ:寺脇康文さんのような50代
アンジュには「好みマッチ」という独自のマッチング機能があります。
相手に求める性格の明るさや積極性、体型や年齢などを登録することで、理想の相手とマッチングしやすくなる仕組みです。
自分の人柄を設定すると「好みマッチ」が登録できるようになるので、ぜひ活用してみましょう。
熟年・シニアの50代〜60代も一定数活動している「Pairs(ペアーズ)」
アプリ名 | Pairs |
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料金 | 男性 4,800円 女性 無料 |
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年齢層 | 20〜40代 |
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累計会員数 | 2,000万人以上 ※2022年8月時点 |
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目的 | 恋活、婚活 |
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特徴 | 会員数トップで出会いやすい 地方の人にもおすすめ |
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運営会社 | 株式会社エウレカ |
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※月額料金はAppleID決済を基準に掲載しております。また、決済方法やプラン、また為替や値上げ等の影響によって変動する場合もあります。
「Pairs(ペアーズ)」は累計会員数2,000万人を超える、国内最大級のマッチングアプリです。
月間利用者数は100万人を超えるため、「ほかのマッチングアプリでは出会えなかった……」という地方在住の人にもおすすめです。
ペアーズには20代・30代のユーザーが多いですが50代〜60代も一定数活動しています。実際に検索してしてみると、芸能人でいうと遠藤憲一さんのような男らしい外見の男性が多かったです。
ペアーズ利用者イメージ:遠藤憲一さんのような50代
ペアーズには趣味や価値観でつながれる「マイタグ(旧:コミュニティ)」機能が備わっており、熟年層向けのコミュニティも豊富です。
マイタグに写真やコメントを追加できる「マイタグフォト」機能もあるので、活用すると異性と出会いのきっかけになる可能性があります。
60代、熟年者の知的な経営者が多い「マリッシュ(marrish)」
アプリ名 | マリッシュ |
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料金 | 男性 4,400円 女性 無料 |
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年齢層 | 30代〜50代 |
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累計会員数 | 230万人以上 |
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目的 | 婚活、再婚活 |
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特徴 | 再婚を希望する人向け 結婚に積極的な利用者が多い |
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運営会社 | 株式会社マリッシュ |
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「マリッシュ(marrish)」は大人の恋活、婚活、再婚活向けのマッチングアプリ。メインユーザーは40~50代で、結婚歴のある人やバツイチに理解があるユーザーが多いのが特徴です。
シンママ・シンパパやバツイチには「いいね」ポイントが増量されるなど、再婚を目指す人にうれしい特典も。また再婚に役立つコラムも見逃せません。
実際に検索してみると熟年層は50代前半が多いですが、60代の男性も一定数いました。経営者が多く、芸能人でいうと光石研さんや内藤剛志さんのような知的な雰囲気の男性が活動している印象です。
マリッシュの利用者イメージ:光石研さんのような男性
マリッシュには、シングルマザーや再婚者への応援の意思を表すリボンマーク機能が備わっています。
手続きを行った男性には、プロフィール写真の左下にリボンマークが表示される仕組みです。シングルマザーや再婚者への理解がある人がひと目でわかり、バツイチであっても出会いやすい環境が整っています。
男女有料のマッチングアプリ
男女共に有料で、熟年層が出会いを見つけやすいマッチングアプリを紹介します。
無料のアプリ同様、実際に各アプリでランダムに10人選び、どんな男性が活動しているのかも調査します。
「youbride(ユーブライド)」
アプリ名 | youbride |
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料金 | 男性 4,500円 女性 4,500円 |
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年齢層 | 20代〜50代 |
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累計会員数 | 270万人以上 |
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目的 | 婚活 |
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特徴 | 真剣な婚活をしたい人向け 成婚率No.1のアプリ |
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運営会社 | 株式会社サンマリエ |
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※月額料金はAppleID決済を基準に掲載しております。また、決済方法やプラン、また為替や値上げ等の影響によって変動する場合もあります。
「youbride(ユーブライド)」は、成婚実績ナンバーワンを謳う人気のマッチングアプリ。ユーザーは30代後半~50代がメインで、会員数は240万人以上と婚活系のマッチングアプリでは最大級です。
女性も4,300円の月額料金が発生するため、業者や冷やかしのユーザーがほとんどおらず、結婚に真剣な人が集まっています。
実際に熟年層を絞り込んで検索してみると、プロフィールを詳細に記入していてゆっくり相手を探したい50代〜60代が多いです。芸能人でいうと、真面目な安住紳一郎さんのような男性が多かったです。
ユーブライドの利用者イメージ:安住紳一郎さんのような男性
ユーブライドのプロフィール欄は「結婚希望時期」「家族と同居してほしいか」「お相手の結婚歴を気にするか」など、結婚観にかかわる項目が豊富なのが特徴。
結婚後の相手に求めることがわかるので、自分と相性のよい相手を探しやすくなっています。
「ゼクシィ縁結び」
アプリ名 | ゼクシィ縁結び |
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料金 | 男性 4,900円 女性 4,900円 |
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年齢層 | 20代〜40代 |
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累計会員数 | 210万人以上 |
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目的 | 婚活 |
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特徴 | 絶対に結婚したい方に! 真面目な婚活におすすめ |
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運営会社 | 株式会社リクルート |
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※月額料金はAppleID決済を基準に掲載しております。また、決済方法やプラン、また為替や値上げ等の影響によって変動する場合もあります。
「ゼクシィ縁結び」の会員数は180万人となっており、20代〜40代までの幅広い年齢層の方が利用しています。
「ゼクシィ縁結び」では、利用者6,000人へ調査して「幸せ結婚生活を送っているカップルの特徴」を分析。結果をもとに18問の価値観診断を行い、相性の良い相手を紹介しています。
また「ゼクシィ縁結び」では、男女の料金プランが共通です。出会いに対して真剣な男女が多く集まるため、80%の会員が5ヶ月以内にパートナーを見つけています。(公式サイト参照)
業界で初めて「コンシェルジュによるデート日程調整代行」も取り入れました。相手に電話番号やLINEなどの個人情報を教えることなくスムーズにデート日や場所を設定できるため、実際に会い、雰囲気を確かめてからの連絡先交換が可能です。
実際にゼクシィ縁結びで熟年層のユーザーを検索してみたところ、50代前半が多いですが60代も一定数いました。IT系や公務員など安定した職業・収入の人が多く、芸能人でいうと野間口徹さんや近藤芳正さんのような落ち着いた男性でした。
ゼクシィ縁結びのユーザーイメージ:野間口徹さんや近藤芳正さんのような50代の落ち着いた男性
熟年層(シニア)が一番使っているマッチングアプリは?
「熟年層が多く使っているマッチングアプリは?」と気になっている方のために、各人気アプリの月間利用者数を調査しランキングを作成しました。
ここでは50代のデータを紹介します。
さまざまなマッチングアプリの月間利用者数を比較した結果、50代において一番使われているアプリは「Pairs(ペアーズ)」であることがわかりました。
「8.5万人以上」という数値をみても、他のアプリと比べ段違いで出会いチャンスが多いということがわかります。
利用者数が多いということは、それだけ出会いのチャンスがたくさんあるということ。なるべく多くの人に出会いたい方や、理想に当てはまる相手を探したい方は、ぜひ利用を検討してみてください。
ちなみに……マッチングアプリで恋人ができた人の約8割がアプリを「複数利用」しており、1つしかアプリを入れていない方は出会いづらい状態と言えます。以下のチャートから、自分に合ったアプリを選んでみてください。
マッチングの専門家が、あなたに最適なアプリを無料診断!
マッチングアプリで出会えない人の多くが使うべきマッチングアプリをそもそも間違えている事実があります。
『出会いコンパス』では、一人ひとりに最適なアプリを無料診断しています。LINE友だち追加して1分ほどのアンケートに回答すると、専門家がおすすめアプリを提案します。
さらに、希望する方には専門家が「あなた専用のプロフィール」を無料で代わりに作成したり、悩みがちな1通目のメッセージテンプレをお渡しします。ぜひ気軽に友だち追加してみてください。
マッチングアプリを使った熟年層(シニア)の口コミ・体験談
ここからは実際にマッチングアプリを利用した熟年層(シニア)の方からの口コミ・体験談を紹介します。
実際にシニア婚・熟年婚をした有名YouTuberにインタビュー!
ディズニーランドも気にせず二人で行ってるもんね?(あいかさんに向けて)
熟年層(シニア)がマッチングアプリを使うメリット
シニアには、マッチングアプリでの出会いは非常におすすめです。メリットは以下の5つです。
家にいながら出会いが探せる
熟年層(シニア)がマッチングアプリを使うメリットとして、家にいながら出会いを探せる点があります。
50代60代のほとんどは現役で仕事をしているため、忙しくて出会いの場に出かけられないという人は多いです。また、すでに多くの体験をしてきたからこそ、知らない環境での出会いの場に出かけたり、新たに趣味を始めてそこで出会うのが面倒に感じてしまう人もいるでしょう。
マッチングアプリなら自宅で就寝前などの短時間だけ活動することもできるので、好きな時に出会いを探せるのは大きなメリットです。
同年代と効率良く出会える
マッチングアプリの中には、熟年層・シニア向けのものがあります。そのようなマッチングアプリを使うことで、同年代で相手を探している人と効率良く出会えるのはメリットでしょう。
20代や30代の婚活パーティやイベントなどは頻繁に行われていますが、上限は40歳程度のものが多く、熟年層のものはあまり多くはありません。
趣味の場で出会おうにも、既に結婚をしていたり出会いを求めていなかったりする人も多くいます。そういった意味では、マッチングアプリを使うことで効率良く相手を探せます。
幅広い年代の異性と知り合える
マッチングアプリを使うことで、同年代はもちろん幅広い世代の人とやり取りが可能です。年下の女性を好む人や、年上の落ち着いた人を好む人など、個人で相手に求める条件が違います。
シニア向けのマッチングアプリには、年上好きの若い人が登録していることがあります。日常では出会えないような年の離れた人と出会える可能性があるのはメリットと言えるでしょう。
特に「興味があること」や「目的が同じ人」などとつながれる機能が備わっているマッチングアプリがおすすめです。「50代60代と出会いたい」「50代60代の同世代と出会いたい」のように、ピンポイントで熟年層との出会いを求めている人と出会えます。
条件を絞り込んで効率良く相手を探せる
マッチングアプリでは、細かい条件を設定した上で相手を探せます。年齢、身長、居住地に加えて、お酒をどれくらい飲むのか、タバコは吸うのかなども条件に含められます。
また、結婚願望や恋愛観についても記載できる項目があるため、ミスマッチを防ぎつつ効率よく出会いを探せます。
相手に求める条件が多い人にとっては、ぴったり合った相手を探すのに便利なツールに感じられるでしょう。
無料から利用でき、婚活パーティや結婚相談所より安い
マッチングアプリにかかる費用は定額制で、男性が月額4,000円前後(マッチングまでは無料のアプリがほとんど)、女性は基本無料(婚活アプリは一部女性も4,000円)です。
何人とでもマッチングでき、メッセージし放題なので費用を気にせず出会いを探せます。また、大手アプリであれば全国にいる会員と出会えるため、出会いのチャンスも多いです。
一方で、婚活パーティに参加すると1回5,000~6,000円近くかかる上、連絡先交換ができる人数も限られています。結婚相談所を利用したら初回登録で10,000円以上かかることも。
マッチングアプリはその他の出会いの手段と比較しても、圧倒的に安く出会いを探せコスパがいいのもメリットです。
熟年層(シニア)が失敗しないマッチングアプリの選び方
マッチングアプリの仕組みや活動の流れは基本的にはどれも同じですが、アプリ選びを間違えるとなかなか出会えなくなります。
マッチングアプリによって「利用者の年齢層」や「利用目的」が異なるためです。熟年層が20代の女性と結婚したいと思って若い人向けの恋活アプリに登録しても、マッチングしにくいです。
また、運営のセキュリティ体制がしっかりしていないと、トラブルに巻き込まれる危険性もります。
利用するマッチングアプリは、以下の3つのポイントをおさえて選びましょう。
同年代が多く活動している
20代を中心とした若年層が多く登録しているアプリでは、外見や将来性などで見劣りしてしまい出会いにつながりづらい可能性があります。
その点、40代以上の利用者が多いアプリであれば、近い世代同士で出会うことができます。
婚活目的のアプリを選ぶ
40代・50代、60代の熟年層(シニア)がマッチングアプリを使う場合は、利用目的が合うアプリを選びましょう。目的には、大きく分けて「遊び」と「婚活」の2つがあります。
ただし、シニアを対象とした遊び目的のアプリは女性人気がなく登録者に偏りがあるので、婚活目的のアプリの方が出会える確率が高くなります。
運営元がしっかりしていて、安全面に配慮している
アプリを選ぶ際は運営元が安全対策を十分に施しているアプリを選びましょう。
安全性の高いマッチングアプリかどうかは、「インターネット異性紹介事業届出を提出している」「利用規約に禁止事項が記載されている」「セキュリティ体制が整っている」などで判断できます。
特に利用規約に「恋活・婚活以外の目的での利用は禁止」「虚偽もしくは誤ったプロフィール情報を入力の禁止」ように禁止事項が設けられていれば、勧誘や詐欺目的や遊び目的のユーザーを見つけた場合に運営が対処してくれるため安心です。
なお、本記事でご紹介するアプリは24時間365日体制で運営が監視しています。安全面はもちろん、アプリの基本的な使い方などのサポートが受けられるものもあります。
熟年層がマッチングアプリで出会うコツ
最後に、マッチングアプリで出会うコツを解説します。ポイントを押さえて理想の相手からいいねをもらいましょう。
清潔感、親しみやすさが伝わる写真を用意する
アプリで出会うためには、「清潔感」と「親しみやすさ」が伝わる写真をメインに設定しましょう。この2つが、異性から見て特に重要だからです。
きちんと髪の毛を整えて、カフェやレストラン、公園などで撮影したものがあるとベストです。旅行に出かけた時などの写真も良いでしょう。
胸上から写っている他撮り写真なら、全体的なバランスを見られて自分の雰囲気が伝わりやすいです。
ない場合は自撮り写真が必要になりますが、ドアップの自撮りや背景に散らかった部屋が写り込まないように注意してください。
そして表情はなるべく笑顔の写真を用意すること。真顔だと怖い雰囲気になるため、口角を上げて撮影することを意識するとよいです。
マッチングアプリでは写真を一番最初に見られるため、マッチング率を左右する重要な要素となります。好印象を持ってもらえるように、こだわりましょう。
顔写真を公開しないと出会うのは非常に難しい
マッチングアプリでは、顔写真を公開しないと出会いのは難しいです。景色やペットの写真などを代わりにプロフィール写真に設定できるマッチングアプリもありますが、顔写真を公開して利用するのがベストです。
出会いコンパスの調査でも、マッチングアプリでは「プロフィール写真」を見て「この人と知り合いたい」と感じる人が多いという結果が出ているほど、顔写真は重要となります。
特に婚活要素が強く真剣に相手を探している人が多いアプリになると、慎重に相手を探している人もいるのでスタンプや手で顔を隠すことはせずはっきりと顔がわかる写真の方がよいです。
写真を未設定の状態や後ろ姿だけの写真だけでは、出会うのは難しくなるでしょう。
サブ写真もできるだけ設定しておくと、出会いに対する本気度も伝えられるのでおすすめです。
プロフィール項目はできる限り全部埋める
マッチングアプリのプロフィールの項目は、なるべく全て埋めましょう。
プロフィールが埋まっていると出会いへの真剣さが伝わります。
また、相手が共通点を見つけやすくなるので、興味を持たれる可能性が高まり、マッチング後のメッセージのやり取りで話題作りがしやすくなるメリットもあります。
趣味があると出会いやすい
どのアプリにおいてもそうですが、何か趣味があった方が出会いやすいでしょう。
マッチングアプリでは写真とプロフィール文章だけでどういった人なのか想像してマッチングするか判断します。プロフィールに趣味が記載されている方が、自分のことをイメージしてもらいやすく、相手が話題に出しやすいです。
また、「同じ趣味を持つ人」や「その趣味に関心がある人」に興味を持ってもらいやすくなるので、マッチング率が高まります。マッチング後は趣味をきっかけに自然な流れでデートに誘ったり、誘われたりすることも。
趣味がある場合は、プロフィールの項目や自己紹介・サブ写真でアピールしておくのがおすすめです。
自分の魅力が伝わる自己PR文を作成する
プロフィールで自分の魅力が伝わるように、自己PRを作成しましょう。
「趣味」や「休日の過ごし方」「利用目的」「人柄」などを入れるのが作成のポイントです。これらがわかると相手が「利用目的が同じか」「どんな人なのか」をイメージしやすくなるのでマッチング率が高まります。
特に趣味について記載しておくと、「インドア派・アウトドア派」かや「自分と気が合うかどうか」などを判断できます。
また、利用目的はミスマッチを防ぐためにも重要なので、「すぐにでも結婚を考えている相手を見つけたいのか」「交際期間を経ていずれは結婚できるような相手と出会いたいのか」のように、具体的に書きましょう。
人柄は周りの人から見て自分がどういった性格なのか、簡単に書いておくとよいです。性格が想像しやすくなると、イメージが湧いて返信をもらいやすくなります。
自己PR文のテンプレートがあるマッチングアプリもありますが、自分の言葉で文を作成する方が人柄が伝わりやすいです。
自分と同じ世代の人にアピールする
自分と同じ世代の人にアピールするのも出会うコツです。
熟年層の中には「一回り以上年下の相手と出会いたい」という人もいますが、相手が歳が離れた相手を求めていなければマッチングするのは難しいです。また、マッチングしたとしても、「世代の違いでやり取りがうまく続かない」なんて可能性もあります。
自分と同じ世代であればマッチングしやすく、共通の話題も見つけやすい世代の違いを感じずやり取りができるので関係が進展しやすいです。
「いいね!」をもらったらなるべくマッチングする
「いいね!」をもらったらなるべくマッチングしましょう。
ほとんどのマッチングアプリ熟年層の割合が低めなので、20代〜30代のユーザーと比べるとマッチングしにくいです。
相手に求める条件を重視しすぎると、うまく出会いを見つけることが難しくなります。
「いいね!」をもらったらとりあえずマッチングし、「会話が楽しいか」「気が合うか」などの様子をみるとよいでしょう。
プロフィールの内容や写真ではわからないけれど、相性が良い相手が見つかる可能性もあります。
メッセージは返信しやすさを意識する
メッセージは、マッチングした相手が返信しやすいよう工夫して送信しましょう。お互いに良いと思ってマッチングをしても、「こんにちは」「はじめまして」の一言だけでは盛り上がらないためです。
相手の興味の話題や質問などを盛り込んでコミュニケーションを取ることを意識してメッセージを作成すると、返信したいと思ってもらえる可能性が高まります。
しかし、メッセージが長文すぎると、読むのが大変で返信しにくくなるため注意してください。
長くても200文字程度でメッセージ文を作成するとよいでしょう。
顔が見えないやり取りだからこそ礼儀や誠実さが必要
マッチングアプリでは、直接会ったことがない相手とメッセージのやり取りをして信頼関係を築いていくため礼儀や誠実さが特に求められます。
メッセージのやり取りになると気が大きくなる人は多いですが、顔が見えないからこそ失礼にならないようにしましょう。
堅すぎても敬遠されてしまいますが、初回のメッセージでは「はじめまして」「こんばんは」の挨拶をするのはマナーです。年が同じだからといって、いきなりタメ口で話しかけてしまうのはNGです。
特に最初のメッセージでは今後メッセージが続くか決まるため、丁寧な言葉を使って好印象を与えましょう。
複数のアプリを併用する
熟年層が出会いを見つけるためには、複数のアプリを併用するのもよいでしょう。
ひとつのマッチングアプリだけで活動するより、出会いのチャンスが増えます。
男性は有料のマッチングアプリが多いので、出会いを探すためにかかる費用がかかりますが、効率よく出会いを見つけることが可能です。
「なるべく短期間で出会いたい」「少しでも多くの人と出会って見極めたい」という方には、複数のアプリ利用をおすすめします。
熟年層(シニア)が押さえておきたい危険性と対応策
次は、マッチングアプリを使う上での危険性と対応策に関して解説をしていきます。マッチングアプリにはリスクがありますが、事前に知識があれば危険を回避できます。
不自然なほどに甘い誘いがあった場合は、一度冷静になって怪しくないか振り返りましょう。
マッチングアプリには業者がいる
ほとんどのマッチングアプリには業者(※)が存在しています。どんなに安全対策を徹底している優良なアプリでも、普通のユーザーを装って潜んでいる可能性があります。
近年流行している主な業者の種類としては、ロマンス詐欺やマルチ商法、投資詐欺にぼったくりバー誘導型などが挙げられます。特に投資や副業の話を頻繁に持ち出してきた場合は注意が必要です。
業者は基本的に異性を惹きつけるため、美男美女の写真をプロフィールに設定しています。外見が良すぎる相手からアピールされた場合は、「業者かもしれない」と思い少し様子をみるとよいでしょう。
万が一業者を見つけた場合は、トラブルに巻き込まれないためにもメッセージのやり取りをやめて「通報」や「ブロック」機能を使って対処する必要があります。
(※)業者とは:マルチビジネスや宗教団体への勧誘、風俗の営業などを目的に、マッチングアプリを利用しているユーザー
業者について詳しくはこちら
マッチングアプリにはサクラは基本的にはいない
口コミを見てみると、「サクラが多い」と言われていることがありますが、大手のマッチングアプリにはサクラはいません。
サクラとは運営側が雇っているユーザーのことで、業者とは別物です。サクラを雇っていることがバレてしまうと信頼を大きく失ってしまうためリスクが高いです。
また、基本的にサクラはメッセージ1通あたり〇〇円のような都度課金のアプリで、やり取りをして課金を促すために存在します。そのため、月定額制でメッセージし放題のマッチングアプリにはサクラがいないと言えます。
今回紹介しているマッチングアプリは、信用を失うリスクを負わなくても人気がある大手アプリで、月定額制なのでサクラの心配をせずに利用できます。
マッチングアプリ以外に熟年層が出会いを見つけられる場所・方法
マッチングアプリ以外に熟年層が出会いを見つけられる場所や方法を紹介します。
マッチングアプリのように出会いを求めている人とばかり出会えるわけではありませんが、直接会話をして相手の人柄や相性の良さを見極めることができます。
マッチングアプリを利用しつつ、出会いが見つかりそうな場所に参加するのもよいでしょう。
趣味・習い事・シニアサークル
趣味や習い事・シニアサークルなどは、熟年層が出会いを見つけられる場所です。
「好きなこと」「興味があること」が同じ人が集まっているため、初めて会う人とでも意気投合して仲良くなりやすいでしょう。
個人で完結するものより、「社交ダンス」や「楽器」など誰かと一緒にできそうな習い事やサークルなどに参加するのがおすすめです。
ボランティア・自治会の集まり
ボランティアや自治会の集まりに参加してみるのも、出会いを見つけられる可能性が高いです。
「地域のために行動する」という意識・価値観が似ている人が集まっているためです。
しかし、出会いを求めて集まっているわけではありません。恋人や結婚相手を探している人を見つけるためにも、自分でコミュニケーションを取りに行くようにするとよいでしょう。
同窓会・紹介
同窓会や紹介は熟年層が出会いやすいです。
特に同窓会は「離婚して独身になっている」「生涯独身」という人と出会える可能性があります。また、懐かしい話で盛り上がり、恋人関係に発展するケースも少なくないでしょう。
また、ある程度自分のことを把握している友達や同僚からの紹介であれば、出会いを探していて合いそうな人を紹介してもらえます。気が合えばお付き合いに辿り着きやすいです。
まとめ:最適なアプリと出会うコツを押さえ、素敵な出会いを
今回は、熟年層(シニア)におすすめのマッチングアプリを紹介し、出会うためのコツや注意点を合わせて解説しました。
熟年層(シニア)の婚活に、マッチングアプリは非常におすすめです。結婚する上でどういったものを求めているのか、プロフィールに細かく書いている人が多いため聞き出しにくいことも事前にわかるメリットがあります。
40代・50代・60代で出会いを求めている人は、ぜひ自分に合ったマッチングアプリを見極めて、挑戦してみてください。
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10年以上アンドロイドスマートフォンサイトの編集長として従事。マッチングアプリや出会い系サービスにも造詣が深く、これまでに試したマッチングアプリは300以上。「出会いコンパス」編集長を務め、恋愛の悩みや婚活相談の記事を執筆。ユーザーからの恋活相談に直接答えることもある。
ペアーズのマイタグには、「50代60代でもOK」「50代男性と付き合える年下女性」など、50代以上と出会いたい人同士でつながれるタグがたくさんあります。
登録中の相手を確認できるので、積極的に登録して気になる人がいたらアピールしてみるとマッチングする可能性がありますよ。