スマホは運動する際にも役に立つツールです。健康維持やダイエットなど様々な目的を持って、運動を習慣化している人達は、普段どのようにスマホを活用しているのでしょうか。

Applivでは、10〜60代の男女637人に対し日常的な運動習慣とアプリの利用状況に関する調査を行いました。運動場所や運動にかける金額など、調査結果を公開します。

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運動習慣のある人の目的は「健康の維持・向上」が42.4%で最多

日常的に運動をしている10~60代の男女637人を対象に、運動の目的を聞いてみたところ、1位は「健康を維持・向上させるため(42.4%)」でした。

次いで「体重の管理・減量のため(26.8%)」、「筋肉の増強・ボディメイクのため(14.1%)」と続きます。

2023年9月_運動習慣とスマホ利用に関するアンケート調査1_Appliv

健康維持や体重管理をし、日々を快適に生活するために日常的に運動している人が多いことがわかります。

気分転換やストレス軽減などの精神的にも良い効果が期待できる運動は、日々を快適に生活するために欠かせない要素といえるでしょう。

運動する頻度は「週2-3回」、1回の運動は「1時間未満」が最多

運動をする頻度を尋ねたところ、最も多かったのは「2‐3回程度(33.9%)」で、2番目は「ほぼ毎日(19.9%)」、3番目は「4‐5回程度(16.3%)」でした。

全体の約4割が週4日以上、運動する時間を確保しているようです。

2023年9月_運動習慣とスマホ利用に関するアンケート調査2_Appliv

1回あたり平均どのくらいの時間を使うのか調べてみると、「30分以上1時間未満(41.6%)」が最も多く、次いで「1時間以上2時間未満(27.6%)」「30分未満(21.8%)」となっています。

2023年9月_運動習慣とスマホ利用に関するアンケート調査3_Appliv

日常的な運動場所は「自宅(34.1%)」がトップ、「スポーツジム(17.7%)」は3位

日常的に運動を行う場所を聞いてみると、最も回答が多かった場所は「自宅」で34.1%、2番目は「自宅周辺の公共の場」で25.6%でした。

約3人に1人が「自宅」と回答していることから、プライベートな空間でダンスやストレッチ、筋トレなど、軽めの運動を日常的に取り入れていることがわかります。

3位の「スポーツジム」は17.7%と、自宅・自宅周辺の公共の場で運動する人の約3分の1程度となっています。

2023年9月_運動習慣とスマホ利用に関するアンケート調査4_Appliv

半数近くの人がコンビニジムの利用に前向き

最近店舗数が増えているコンビニジム(小規模かつ無人、24時間いつでも気軽に通えるジム)の利用経験を尋ねてみたところ、「利用経験あり」が15.9%、「利用してみたい」が31.2%でした。

2023年9月_運動習慣とスマホ利用に関するアンケート調査5_Appliv

「利用経験あり」と「利用してみたい」をあわせると、20代では71.7%、30代では62.5%がコンビニジムの利用に前向きな結果となっています。

他の世代と比較して意欲が高いことから、時間の制約が少なく、手軽に利用できるコンビニジムの利用者は20代30代を中心に、これから伸びていくのではないでしょうか。

2023年9月_運動習慣とスマホ利用に関するアンケート調査6_Appliv

日常的な運動にかける金額は33.9%が「0円」

運動するためにひと月どのくらいのお金をかけているかを調べた結果、上位は「0円(33.9%)」、「1,000円以上5,000円未満(18.8%)」、「1,000円未満(17.7%)」でした。

半数以上の人が月1,000円未満と回答していることから、日常的な運動を行うことに、お金をかけない人が多いことがわかります。

2023年9月_運動習慣とスマホ利用に関するアンケート調査7_Appliv

この結果を年代別に見てみると、20代と30代の約6割は、ひと月1,000円以上かけていることが分かりました。

部活やサークルなどで日常的に運動できる環境が社会人と比べて多い10代や、徐々に体力が低下し、生活の一部として運動を取り入れはじめる40代以降と比較すると、20代30代の方がかけている費用が高いことは自然な傾向だと考えられます。

2023年9月_運動習慣とスマホ利用に関するアンケート調査9_Appliv

運動時のスマホ利用、50代60代は「経験ない」が40%超、世代による差

運動する際のスマホの利用経験を尋ねると、50.2%が「利用している」と回答。運動中にスマホを利用したことがない人は全体の26.7%でした。

2023年9月_運動習慣とスマホ利用に関するアンケート調査9_Appliv

年代別に見ると、10〜40代は全ての年代で7割以上の人が運動中のスマホ利用経験があるのに対し、50〜60代は「一度も利用したことがない」と回答した人が4割以上でした。

若い世代ほど、日常生活におけるスマホの必要性を高く感じていると考えられます。

2023年9月_運動習慣とスマホ利用に関するアンケート調査10_Appliv

運動時に利用するアプリTOP3は「歩数計」「スマホ標準搭載のヘルスケアアプリ」「ランニング・ジョギング系」

運動時に利用するアプリTOP3は、1位「歩数計アプリ(206人)」、2位「スマホに標準搭載のヘルスケアアプリ(166人)」、3位「ランニング・ジョギングトラッキングアプリ(111人)」でした。

自分の運動を測定し、データを確認するためのアプリが多く使われていることがわかります。日常の運動に取り入れるアプリは、手軽で使いやすいものが好まれる傾向があるのではないでしょうか。

2023年9月_運動習慣とスマホ利用に関するアンケート調査11_Appliv

調査対象:全国の10~60代の男女637人
調査機関:株式会社ジャストシステム
調査方法:インターネット調査
調査期間:2023年9月7日~2023年9月11日
有効回答数:637人(男性:332人/女性:305人)

◇性別
男性:256人
女性:277人
◇年齢
15~19歳:107人
20~29歳:113人
30~39歳:112人
40~49歳:100人
50~59歳:95人
60~69歳:110人
※本アンケート結果は小数点以下任意の桁を四捨五入しているので、合計が100%にならない場合があります。


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