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翻訳カメラは『Google翻訳』がおすすめ
翻訳カメラアプリなら外国語をスピーディーかつほぼ正確に翻訳できる『Google翻訳』がおすすめです。テレビやPCの文字はもちろん、崩れた手書き文字や筆記体でも、カメラを近づければ正確に翻訳してくれます。
またテキストや手書き、音声の翻訳など幅広い機能を持っているため、日常の幅広い場面で活用できるでしょう。例えば音声翻訳なら、スマホの近くで英語の曲を流せばすぐに日本語訳が表示されます。
試しにディズニーの楽曲『It'a small world』の冒頭の歌詞を、『Google翻訳』で日本語に直してみましょう。
翻訳アプリでは文章のニュアンス・世界観は汲み取れないため、歌詞らしさは薄くなりますが、一語一句正確な日本語訳だとわかります。カメラに写して数秒でリアルタイム翻訳してくれるのもGoodです。
さらに『Google翻訳』は文章の読み取り精度の高さも特徴のひとつ。ここでは、デザイン性の高い看板風の画像をカメラ翻訳してみました。
読み取りにくい筆記体も問題なく訳せています。海外旅行はもちろん、こうしたデザインは日本国内でも多く使われているので、日常生活でも役立ちますよ。
翻訳カメラアプリおすすめランキングTOP10
難しい文章でも自然に翻訳 リアルタイムで翻訳する機能も
翻訳の精度
原文のニュアンスを読み取り、自然な文章を訳出 |
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機能の豊富さ
機能は必要最低限。その分直感的に操作できる |
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使いやすさ
リアルタイム翻訳や部分翻訳にスワイプで切り替えできる |
翻訳方法の種類 | カメラ、テキスト、音声 |
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料金 | 無料 |
対応言語数 | 10言語以上 |
こんな人におすすめ
リアルタイム翻訳・部分翻訳にも対応。何よりも翻訳精度を重視する人向け
会話翻訳が得意。画像・スクリーンショット翻訳も高精度
翻訳の精度
基本的には正しいが、ところどころ不自然になることもある |
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機能の豊富さ
最大100人までの音声やテキストを翻訳してくれる |
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使いやすさ
スッキリと整理された操作画面でわかりやすい |
翻訳方法の種類 | カメラ、テキスト、音声、会話 |
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料金 | 無料 |
対応言語数 | 70言語以上 |
こんな人におすすめ
最大100人と会話翻訳を楽しめる。画像翻訳と会話翻訳を両方使いたい人向け
シンプルで簡単に操作できる 基本的な翻訳機能を網羅
翻訳の精度
自然で読みやすい日本語に訳出 翻訳スピードも問題なし |
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機能の豊富さ
音声やテキストなど基本的な翻訳機能を搭載 |
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使いやすさ
余白の多いソリッドなデザインで操作に迷わない |
翻訳方法の種類 | カメラ、テキスト、音声 |
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料金 | 無料 |
対応言語数 | 30言語以上 |
こんな人におすすめ
基本機能をそろえたシンプルなアプリ。とにかく簡単なアプリが好きな人向け
言語を自動認識して訳出 発音練習にも使える英語アプリ
翻訳の精度
複雑な構文も読みやすい日本語に。スピードはやや遅めか |
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機能の豊富さ
音声翻訳や発音練習など、スピーキングの特訓に役立つ |
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使いやすさ
大きなアイコンで使いやすく、言語切り替えも簡単 |
翻訳方法の種類 | カメラ、音声 |
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料金 | 有料 |
対応言語数 | 70言語以上 |
こんな人におすすめ
カメラ以外にも、発音の正確性チェック機能を搭載。英会話練習もしたい人向け
画像・リアルタイム翻訳に対応 サイトを丸々翻訳することも
翻訳の精度
一部不自然なところはあるが、意味を理解するのには十分な精度 |
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機能の豊富さ
URLを入力するだけでサイト内の言語を翻訳する機能 |
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使いやすさ
画面はシンプルだが説明が全て英語 |
翻訳方法の種類 | カメラ、テキスト、音声、会話、Webサイト |
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料金 | 無料 |
対応言語数 | 100言語以上 |
こんな人におすすめ
幅広い翻訳方法に対応したアプリ。さまざまなシーンで利用したい人向け
画像翻訳に特化したアプリ 長文もスピーディーに訳出
翻訳の精度
単語の順番やニュアンスが不自然になりがちだが、意味は理解可能 |
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機能の豊富さ
画像翻訳に特化 |
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使いやすさ
シンプルだが、メニューごとの機能の違いが分かりにくい |
翻訳方法の種類 | カメラ |
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料金 | 基本無料、一部有料機能 |
対応言語数 | 100言語以上 |
こんな人におすすめ
画像翻訳専門で長文もすばやく翻訳。画像のみに絞って使いたい人向け
ワンタップでパシャっと翻訳 英文法チェック機能も搭載
翻訳の精度
意味ごとにぶつ切りのざっくり翻訳。撮影し直すことで自然になることも |
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機能の豊富さ
英文法チェック機能で正しい文法知識を把握可能 |
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使いやすさ
ややごちゃついており、慣れるまでに時間がかかることも |
翻訳方法の種類 | カメラ、会話、マジック翻訳 |
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料金 | テキスト翻訳以外有料 |
対応言語数 | 100言語以上 |
こんな人におすすめ
英文法チェック機能を搭載。正しい英語を学びつつ翻訳機能も利用したい人向け
翻訳ツールアプリのおすすめランキングはこちら
翻訳カメラアプリの選び方
リアルタイム翻訳ができるかで選ぶ
リアルタイム翻訳とは、カメラで文字を撮るとその場ですぐに違う言語に翻訳してくれる機能のこと。外国の看板や本を撮影すれば、一瞬で日本語が表示されて読めるようになります。
また撮影をしなくても、撮影画面に映っただけで即座に翻訳をしてくれるものもあります。
多言語対応のアプリを選ぶ
複数の言語に対応しているアプリを使いましょう。触れる機会のある言語すべてに対応しているアプリを使えば、ほかの翻訳アプリをインストールする必要はありません。
対応言語数はアプリによってまちまちですが、30言語ほどに対応しているものなら、主要言語(英語や中国語、フランス語など)は網羅されていることが多いです。
オフライン対応のアプリを選ぶ
海外で電波が入らない状況で使う場合には、オフラインで使えるアプリが断然役立ちます。飛行機や地下鉄などネット環境が不安定な場所で重宝します。翻訳が必要な場面でアプリが起動できないのは不便なので、オフラインでも使えるものを選びましょう。
音声翻訳に対応したアプリを選ぶ
会話をするシーンで翻訳機能を使いたいなら、音声翻訳に対応したアプリを選びましょう。スマホに向かって話しかけると、リアルタイムでほかの言語に翻訳してくれます。
「日本語→他言語」だけでなく、「日本語→他言語」の翻訳もできるアプリを選ぶのがポイントです。
長文でも自然な日本語に訳せるアプリを選ぶ
翻訳精度の高さも重要なチェックポイントです。特に長い文章を翻訳する際に、読みやすく自然な日本語に訳されるかどうかは必ずチェックしましょう。
また専門用語の多い文章も、精度の低いアプリだとめちゃくちゃな日本語訳になりやすいです。いくつかアプリを触ってみて、精度の高いものを探してみましょう。
手書き翻訳に対応したアプリを選ぶ
カメラ翻訳がうまくいかないとき、手書き翻訳機能が搭載されていれば言葉の意味を調べられます。
手書き翻訳とは、文字を指で書くことでほかの言語へ訳出できる機能です。読み方を知らない言葉でも調べられるので便利です。
翻訳カメラアプリの性能を比較
カメラ翻訳アプリの機能を比較したところ、『Google翻訳』の圧勝でした。基本的な機能をすべて搭載しているだけでなく、読み取り精度や翻訳精度も高かったです。
特に読み取り精度は、ほかのアプリよりも圧倒的に精度が高く、多少ぼやけていても問題なく翻訳してくれました。
逆に『Microsoft Translator』のカメラ翻訳は、かなり使いにくかったです。読み取り精度が低いからか、翻訳されるテキストが少なかったり、翻訳された文章が文字化けのようになっていたりしました。
Google翻訳 |
DeepL翻訳 |
Papago |
Microsoft Translator | |
---|---|---|---|---|
リアルタイム翻訳 | ◯ | × | ◯ | × |
画像読み取り | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
ファイル読み取り | ◯ | ◯ | ◯ | × |
翻訳テキストのコピー | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
翻訳テキストの読み上げ | ◯ | ◯ | ◯ | × |
読み取り精度 | ◎ | ○ | ○ | × |
翻訳精度 | ◎ | △ | ○ | × |
ここからは、「Google翻訳」「DeepL翻訳」「Papago」「Microsoft Translator」の有名な4つの翻訳アプリのカメラ機能を説明書をサンプルとして比較した画像で解説していきます。
英語→日本語の精度を比較
英語から日本語への翻訳の場合、どのアプリも大きな差はありませんでした。どの文章も微妙におかしいですが、なんとなく説明されている意味はわかり必要なことを知るには十分でした。
個人的には『Google翻訳』と『DeepL翻訳』の精度が若干良いと思いました。どちらも1文に詰め込まれている感はありますが、翻訳された日本語はわかりやすいです。
『Papago』は後半部分の「しっとりとした肌を保つためのテクスチャーに沿った顔」、『Microsoft Translator』は前半部分の「疲れた肌とシートに活力を与えます」が、日本語訳としてはおかしいところがありました。
韓国語→日本語の精度を比較
韓国語から日本語のカメラ翻訳は、『DeepL翻訳』と『Papago』が優れています。全体的に日本語として破綻していることが少なく、文章を読んで意味を間違えないだろうと感じました。
『Google翻訳』と『Microsoft Translator』に関しては、どちらもおかしな点があります。『Google翻訳』では、使用上の注意事項に翻訳を飛ばされた箇所がありました。
『Microsoft Translator』では、全体的に変な記号が混ざっていたり、日本語が変な箇所があったりしました。
翻訳カメラアプリを使うメリット
翻訳カメラアプリの最大のメリットは、カメラで対象物の言語を映すだけでリアルタイム翻訳できる点です。わからない言語を入力しなくても、自動で読み取った言葉を翻訳してくれます。書けない、読めない言語どちらもサッと調べられるのがメリット。
特に、海外旅行でレストランのメニューや看板などをさっと映して翻訳することや海外通販で注意書きや詳細を知りたいときにもわざわざコピペして調べずに済むようになったことで格段に便利になりました。
翻訳カメラアプリは外国語の壁を取り払ってくれる素晴らしいツールです。海外旅行では必須アプリとなるでしょう。日本でも外国料理のお店で、日本語メニューがイマイチの場合でも、外国語メニューを翻訳できれば事足ります。翻訳カメラアプリは必要な時にサクッと使えることが重要なので、あらかじめ使い勝手を体験しておきましょう。
【編集部イチオシ】『Google 翻訳』の使い方
『Google 翻訳』はGoogle公式が提供する翻訳サービスです。アカウント認証が必要なく、インストールしてすぐ利用でき、英語やフランス語、中国語など、130以上の言語を無料で翻訳できます。
ネット検索や日常生活など、シチュエーションを選ばずに使えるのが魅力ですが、なかでも注目したいのがリアルタイムカメラ翻訳。意味を知りたいテキストをカメラで映すだけで読み取り、翻訳してくれる機能です。アルバム内の写真も認識可能で、テキスト入力する手間がありません。
ここからは、『Google 翻訳』の使い方を解説します。
リアルタイムカメラ翻訳の使い方
-
STEP1
『Google翻訳』を起動し「カメラ入力」をタップ
-
STEP2
読み取りたいテキストを映す
読み取りたいテキストを映すだけで完了。撮影する必要がなく、自動で読み取って翻訳してくれます
アルバム内の画像を翻訳する使い方
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STEP1
アプリを起動して「カメラ入力」をタップ
-
STEP2
「インポート」をタップ
-
STEP3
テキストを選択する
読み込んだ画像を翻訳してくれます。
「設定」から読み取り精度を上げる方法(Androidのみ)
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STEP1
トップ画面のメニューから「設定」をタップ
-
STEP2
「データ使用量」をタップ
-
STEP3
「ネットワークのテキスト読み上げの設定」をONにして完了
対応言語
全133言語
アイスランド語、アイルランド語
イタリア語
ウクライナ語
オランダ語
スウェーデン語
タイ語
ドイツ語
フランス語
ベトナム語
ロシア語
英語
韓国語
中国語(簡体・繁体)
日本語
など
『LINE』翻訳機能の使い方
LINEにも画像の翻訳機能があります。トーク画面内の画像や、カメラの「文字認識」機能から翻訳が可能。ここでは使い方を説明しています。
翻訳機能の使い方(スマホ版)
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STEP1
トーク画面内の画像をタップ
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STEP2
画面右上にある「A」アイコンをタップ
-
STEP3
テキスト全体、またはタップで選択した文字のみを翻訳
翻訳機能の使い方(PC版)
-
STEP1
で選択した文字のみを翻訳
-
STEP2
文字を読み取り、翻訳してくれる
対応言語
・読み取れる言語
日本語、英語、中国語(繁体・簡体)、タイ語、インドネシア語、韓国語
・翻訳できる言語
日本語から→英語、韓国語、中国語(繁体・簡体)
英語から→日本語、中国語(繁体・簡体)、タイ語、インドネシア語、韓国語、スペイン語、ポルトガル語、ドイツ語、ロシア語、ミャンマー語、ベトナム語、アラビア語、ペルシア語、ヒンディー語
中国語(繁体・簡体)から→英語、日本語、韓国語
韓国語から→英語、日本語、中国語(繁体・簡体)
タイ語&インドネシア語から→英語
ITライター:柳谷 智宣
Google翻訳が優秀ですね。Papagoもいい感じです。OCR機能が弱いと翻訳も正常に動作
しないので注意が必要ですね。アプリによって得手不得手があるので、いろいろと使い分け
るのもありです。