【2024年】AIがイラスト・画像を自動生成するアプリおすすめランキングTOP10 無料&日本語対応

更新日:2024年4月15日12:47

本サイトは一部にプロモーションを含みますが、記載されている情報は一切その影響は受けておらず、公平・中立な立場で制作しております。

自分で描くのは苦手な方でも、AIの力でスマホで簡単に高品質な画像が作れるのが『AIイラスト自動生成アプリ』。 例えば、「アニメ風、海の前に立つ、赤いワンピースを着た青い髪の美少女。白い犬を連れている」のように、大まかなイメージを文章で入力するだけで、簡単に希望のイラストを得られます。

この記事では、AIによるイラスト自動生成アプリの使い方、選び方、そして特に無料で使えるものからおすすめのアプリをランキング形式で詳しくご紹介します。プロンプトの例文も紹介しているので参考にどうぞ。

※ランキングは、人気、おすすめ度、レビュー、評価点などを独自に集計し決定しています。

AIイラスト自動生成アプリおすすめランキング

1

PixAI.Art

総合評価
4.66
iOS-
Android無料
注目ポイント

モデル数が圧倒的! 自分好みのイラストを生成可能

4.80
クオリティ

モデルとLoRAを利用し、自分のイメージ通りに生成可能

4.90
使いやすさ

モデルの豊富さとネガティブプロンプトなどの詳細設定が魅力

3.20
無料で使える範囲

無料の場合、毎日1〜20枚程度。画像サイズで枚数が増減

画風の数 300以上(多すぎて数え切れない)
1日に生成できる回数 無料プラン最大7回/有料プラン最大61回
参考画像の利用
生成にかかる時間 約20秒
生成中にほかのアプリを使えるか
1回で生成される枚数 1枚か4枚
サイズ指定
作品の閲覧
ネガティブプロンプト
利用料金 基本無料 / 有料プランあり、アプリ内課金あり
Check!

こんな人におすすめ

無料でも高クオリティなイラストを生成できる。イメージ通りに作りたい人向け

2

WOMBO Dream

総合評価
4.27
iOS無料
Android無料
注目ポイント

短時間でサクサク生成 豊富なスタイルでどんな絵にも対応

4.20
クオリティ

どのスタイルでも高いクオリティで生成。絵の崩れも少ない

4.30
使いやすさ

選べるスタイルが多く、生成時間も短い

4.50
無料で使える範囲

イラストに透かしは入るが、一通りの機能を無料で使い放題

画風の数 67(有料プランでは84)
1日に生成できる回数 無制限
参考画像の利用
生成にかかる時間 約5秒
生成中にほかのアプリを使えるか
1回で生成される枚数 1枚(有料プランでは4枚)
サイズ指定
作品の閲覧
ネガティブプロンプト ×
利用料金 基本無料 / 有料プランあり
Check!

こんな人におすすめ

どのスタイルでも並以上のクオリティを出せる。さまざまな絵を生成したい人に

3

AIイラスト Plus

総合評価
4.27
iOS無料
Android無料
注目ポイント

好きな要素を選べば、サクッとキャラクターの絵が作れる

3.90
クオリティ

二次元キャラクター特化で出来も十分。抽象画などは苦手

4.70
使いやすさ

人物や背景・服などプロンプトのプリセットが使える

4.80
無料で使える範囲

1日1回広告なしで生成。以降も広告を見れば無制限に生成可

画風の数 8
1日に生成できる回数 広告視聴で無制限
参考画像の利用
生成にかかる時間 約15~20秒
生成中にほかのアプリを使えるか ×
1回で生成される枚数 1枚
サイズ指定
作品の閲覧 ×(サンプル画像あり)
ネガティブプロンプト
利用料金 完全無料
Check!

こんな人におすすめ

二次元キャラクターの生成に特化。アニメやゲーム風のイラストが好きな人に

どのアプリにするか迷ったらこちら

4

GoArt

総合評価
4.23
iOS無料
Android無料
注目ポイント

便利なプロンプトをワンタップで選び、手軽に名作を生成

4.70
クオリティ

スタイルや各機能でカンタンにクオリティを上げられる

3.70
使いやすさ

チケット制だが多機能。便利なプロンプトの一覧も見られる

3.50
無料で使える範囲

1日に5回までは、広告を見て生成に使うチケットを獲得可能

画風の数 12
1日に生成できる回数 広告視聴で無制限
参考画像の利用
生成にかかる時間 約10秒(広告が入ると約40秒)
生成中にほかのアプリを使えるか ×
1回で生成される枚数 1枚
サイズ指定
作品の閲覧
ネガティブプロンプト
利用料金 基本無料 / 有料プランあり、アプリ内課金あり
Check!

こんな人におすすめ

便利なプロンプトがあらかじめ用意されている。楽にクオリティを上げたい人に

5

UniDream

総合評価
4.01
iOS無料
Android無料
注目ポイント

ポーズまで細かく指定 人物イラストの生成ならお手のもの

4.50
クオリティ

特に人物の生成が得意。参考画像でポーズの指定もできる

3.60
使いやすさ

画像加工などモードが多彩。チケット制なので回数は限られる

2.80
無料で使える範囲

1日3回の生成が可能。以降は有料のチケットが必要になる

画風の数 24(有料プランでは43)
1日に生成できる回数 無料は3回(従量課金で回数を増やせる)
参考画像の利用
生成にかかる時間 約10秒
生成中にほかのアプリを使えるか
1回で生成される枚数 1枚(有料プランでは4枚)
サイズ指定
作品の閲覧
ネガティブプロンプト ×
利用料金 基本無料 / 有料プランあり、アプリ内課金あり
Check!

こんな人におすすめ

ポーズの指定ができ、人物の描写が得意。キャラクターを目立たせたい人向け

6

AIピカソ

総合評価
3.97
iOS無料
Android無料
注目ポイント

AIがプロンプトを補完してくれるから、簡単に生成可能

4.20
クオリティ

日本のアニメ系もリアル系も、高クオリティで生成される

3.40
使いやすさ

簡単なプロンプトでOK。スタイルが少なく、サイズ変更不可

4.50
無料で使える範囲

広告視聴で、何枚でもイラストを生成できる

画風の数 9(有料プランでは18)
1日に生成できる回数 広告視聴で無制限
参考画像の利用
生成にかかる時間 約20秒
生成中にほかのアプリを使えるか ×
1回で生成される枚数 1枚
サイズ指定 ×
作品の閲覧
ネガティブプロンプト ×
利用料金 基本無料 / 有料プランあり
Check!

こんな人におすすめ

簡単なプロンプトで高クオリティなイラストを生成。初心者でも使いやすい

7

画像生成AI

総合評価
3.83
iOS無料
Android無料
注目ポイント

ネガティブプロンプトも使える 自由なイラスト生成が可能

3.70
クオリティ

スタイルがないためプロンプトに大きく左右される。玄人向け

3.70
使いやすさ

ネガティブプロンプトを使えるが、スタイルは選べない

4.90
無料で使える範囲

すべての機能を無料で利用できる。広告は入るが回数は無制限

画風の数 ×
1日に生成できる回数 広告視聴で無制限
参考画像の利用
生成にかかる時間 約30秒
生成中にほかのアプリを使えるか
1回で生成される枚数 1枚
サイズ指定
作品の閲覧 ×
ネガティブプロンプト
利用料金 完全無料
Check!

こんな人におすすめ

完全無料でネガティブプロンプトを使える。AIイラストに慣れた人におすすめ

8

starryai

総合評価
3.78
iOS無料
Android無料
注目ポイント

細かに設定を変えながら生成 手軽でもこだわってもOK

3.80
クオリティ

細部はやや崩れやすいが、手軽に生成してもクオリティは良好

3.80
使いやすさ

細かにステータスを変更して生成できるが、生成はチケット制

3.60
無料で使える範囲

1日10回まで、広告を見てチケットを獲得できる

画風の数 10(有料プランでは12)
1日に生成できる回数 無料プラン最大5回/最大67回
参考画像の利用
生成にかかる時間 約15秒
生成中にほかのアプリを使えるか
1回で生成される枚数 4枚
サイズ指定
作品の閲覧
ネガティブプロンプト
利用料金 基本無料 / 有料プランあり、アプリ内課金あり
Check!

こんな人におすすめ

生成時間やSeed値など細かな設定が可能。出来にこだわりたい中級者向け

9

Picsart

総合評価
3.70
iOS無料
Android無料
注目ポイント

4枚のイラストを一度に生成 いろんな絵をどんどん作ろう

3.50
クオリティ

風景や物体は得意だが、人物は工夫しないと崩れやすい

3.70
使いやすさ

プロンプトを一覧から選択できる。ほかの機能はあまりない

4.70
無料で使える範囲

無料でも4枚の生成が可能で、回数にも制限なし

画風の数 61
1日に生成できる回数 無制限
参考画像の利用 ×
生成にかかる時間 5秒
生成中にほかのアプリを使えるか
1回で生成される枚数 4枚
サイズ指定 ×
作品の閲覧
ネガティブプロンプト ×
利用料金 基本無料 / 有料プランあり
Check!

こんな人におすすめ

無料でも1回で4枚の画像を生成。多くの画像を比較したい人におすすめ

10

Wonder

総合評価
3.66
iOS無料
Android無料
注目ポイント

リアルな風景や動物の生成ならコレ 細部の調整もバッチリ

3.10
クオリティ

リアルなスタイルは得意だが、人物やアニメ調はやや苦手

4.30
使いやすさ

生成画像に対し、オブジェクトの追加や消去が可能

4.50
無料で使える範囲

無料でも動画広告を見れば、何度でも生成できる

画風の数 47
1日に生成できる回数 無料プラン5回/有料プラン50回
参考画像の利用
生成にかかる時間 約30~45秒
生成中にほかのアプリを使えるか ×
1回で生成される枚数 1枚
サイズ指定
作品の閲覧
ネガティブプロンプト ×
利用料金 基本無料 / 有料プランあり
Check!

こんな人におすすめ

リアル寄りのスタイルのクオリティが高い。風景や動物・写真が好きな人向け

AI(人工知能)搭載アプリのおすすめランキングはこちら

【2024年】AI(人工知能)搭載アプリおすすめランキングTOP10
【2024年】AI(人工知能)搭載アプリおすすめランキングTOP10

ひと目でわかるAIイラストの美少女生成比較一覧

同じプロンプト(命令文)でアプリごとに比較

▲使用プロンプト「masterpiece, super fine illustration, one girl, slender, pale skin, detailed wavy gray hair, beautiful gray eyes, looking back,light smile, pajamas, lying in bed, soft light」、モデルは全てアニメ調

9つのAIイラスト生成サービスで、美少女を同じプロンプト(命令文/指示文/呪文)を使って作成したイラストです

『Wonder』に関しては、アニメ調イラストにも関わらず実写のようなイラストが生成されました。また女性の年齢も比較的高めな印象です。『WOMBO Dream』は髪の色が黒、『AIイラストくん』は服が紺色とほかとは若干異なる結果に。

筆者の印象のイメージに近かったのは、『PixAI』でした。絵柄全体の柔らかい雰囲気だけでなく、部屋や服装、髪型など、細かい部分が想像通りに生成されていました。

※詳しい性能比較は機能比較表で解説しています。

AIイラストの自動生成アプリの機能比較表

順位 アプリ 総合評価 こんな人におすすめ 画風の数 1日に生成できる回数 参考画像の利用 生成にかかる時間 生成中にほかのアプリを使えるか 1回で生成される枚数 サイズ指定 作品の閲覧 ネガティブプロンプト 利用料金
1
PixAI.Art

4.66

無料でも高クオリティなイラストを生成できる。イメージ通りに作りたい人向け 300以上(多すぎて数え切れない) 無料プラン最大7回/有料プラン最大61回 約20秒 1枚か4枚 基本無料 / 有料プランあり、アプリ内課金あり
2
WOMBO Dream

4.27

どのスタイルでも並以上のクオリティを出せる。さまざまな絵を生成したい人に 67(有料プランでは84) 無制限 約5秒 1枚(有料プランでは4枚) × 基本無料 / 有料プランあり
3
AIイラスト Plus

4.27

二次元キャラクターの生成に特化。アニメやゲーム風のイラストが好きな人に 8 広告視聴で無制限 約15~20秒 × 1枚 ×(サンプル画像あり) 完全無料
4
GoArt

4.23

便利なプロンプトがあらかじめ用意されている。楽にクオリティを上げたい人に 12 広告視聴で無制限 約10秒(広告が入ると約40秒) × 1枚 基本無料 / 有料プランあり、アプリ内課金あり
5
UniDream

4.01

ポーズの指定ができ、人物の描写が得意。キャラクターを目立たせたい人向け 24(有料プランでは43) 無料は3回(従量課金で回数を増やせる) 約10秒 1枚(有料プランでは4枚) × 基本無料 / 有料プランあり、アプリ内課金あり
6
AIピカソ

3.97

簡単なプロンプトで高クオリティなイラストを生成。初心者でも使いやすい 9(有料プランでは18) 広告視聴で無制限 約20秒 × 1枚 × × 基本無料 / 有料プランあり
7
画像生成AI

3.83

完全無料でネガティブプロンプトを使える。AIイラストに慣れた人におすすめ × 広告視聴で無制限 約30秒 1枚 × 完全無料
8
starryai

3.78

生成時間やSeed値など細かな設定が可能。出来にこだわりたい中級者向け 10(有料プランでは12) 無料プラン最大5回/最大67回 約15秒 4枚 基本無料 / 有料プランあり、アプリ内課金あり
9
Picsart

3.70

無料でも1回で4枚の画像を生成。多くの画像を比較したい人におすすめ 61 無制限 × 5秒 4枚 × × 基本無料 / 有料プランあり
10
Wonder

3.66

リアル寄りのスタイルのクオリティが高い。風景や動物・写真が好きな人向け 47 無料プラン5回/有料プラン50回 約30~45秒 × 1枚 × 基本無料 / 有料プランあり

9つのアプリの機能比較ですが、最も使う頻度が多くなりそうなのが『PixAI』でした。生成回数の制限はほかに比べると残念ですが、何よりもほかの機能が盛りだくさん。さらに生成されるイラストのクオリティもかなり高く、プロンプト通りにしっかり表示してくれます。生成中の待ち時間にほかの作業ができる点もポイントが高いです。

特に日本のイラストを生成したい人なら、圧倒的におすすめ。無料アカウントでも利用できるモデルが豊富で、イメージに合わせた絵柄を選びやすいのが特徴。ネガティブプロンプト(※)が最初から記載されているため、初心者でも比較的高クオリティのイラストを生成できます。

『PixAI』の設定方法回数がなくなったら、『AIイラスト』がおすすめ。広告視聴で生成回数が無制限という破格の無料プラン。さらにプロンプトの作成が苦手な人でも、表情や背景、服に至るまでワンタップで設定できますよ。

※ネガティブプロンプトとは画像に表示させたくない項目を指示する命令文です。

AIイラスト自動生成アプリとは

AIイラスト自動生成アプリは、入力したプロンプトに沿って、AIが自動でイラストを生成してくれるアプリのことです。「アニメ調」や「バロック調」など収録されている画風も豊富。絵が描けない人でもイラストを作って保存や公開ができるのが嬉しいポイントです。

また自分でイラストを描く人は、背景やオブジェクトなど苦手な部分をAIに生成してもらい、それを自作イラストの素材にするといった使い方もできますよ。

AIイラスト自動生成アプリは無料で使用できますが、利用回数に制限があるタイプがほどんど。まずは無料のまま使用し、使い心地が良かったら月額課金を検討してみるといいでしょう。

プロンプトとは

プロンプトとは生成するイラストの要素を決定するテキストやキーワードのこと。「cat(猫)」「cloak(マント)」といった被写体を決めるものから、「high quality(高クオリティ)」など雰囲気を決めるものまで、さまざまなワードが反映されます。

これらを「girl,black cat,blue sky(少女、黒猫、青空)」「smiling girl with black cat(笑顔の少女と黒猫)」といったように組み合わせて入力し、イラストの方向性を決めます。おおよそ画像をキーワード検索するような感覚と考えていいでしょう。

ITライター:柳谷智宣

プロンプトは具体的にわかりやすく書くのがコツです。カンマで区切って欲しい要素を列挙するのが普通ですが、文章で書いてもいい画像になることもあります。

英語で入力するのが基本ですが、日本語を直訳しただけではニュアンスがAIに伝わらないことがあります。生成AIで画像を作る際は、とにかくトライ&エラーが重要です。色々な単語を試し、自分の好みに効きやすいプロンプトを探しましょう。

AIイラスト自動生成アプリの使い方

ここでは『WOMBO Dream』を例に、アプリを使ってイラストを自動生成する手順をご紹介。アプリによって機能には細かに差がありますが、手順自体はどのアプリでもほとんど変わりません。

1.サイズを決める

生成される画像の縦横比を決定します。基本的には好きなものを選んでOK。SNSなどにアップロードする予定なら、アップロード先の規格に合ったサイズにすれば、トリミングの手間がかかりません。

2.プロンプトを入力する

プロンプトを入力して、生成されるイラストに含まれる要素を決定します。画像では「少女」「黒いロングヘア」「笑顔」「セーラー服」などを指定しました。なお枠右下のブラシアイコンをタップすると、ランダムにおすすめのプロンプトを入力してくれます。

3.スタイルを選択する

「Choose an art style」から、好きなスタイルを選びます。画像ではアニメ風のイラストを生成するために「Anime v2」を選択しました。最後に画面下の「Create」ボタンをタップして、イラストの生成を開始します。

4.イラストを保存または再度生成する

出来上がったイラストは、イラスト左下にあるボタンから保存できます。またイラストが気に入らない場合は、画面下の「Regenerate」をタップすれば、同じプロンプトで再度画像を生成できます。

AIイラスト自動生成アプリの選び方

アプリによって細かな仕様は異なるので、自分に合うものを選ぶといいでしょう。ここでは選ぶ際の基準となる、アプリごとに差異の大きいポイントを紹介します。

ITライター:柳谷智宣

AIイラストを生成する際は、まず好みの画風が用意されているアプリを探しましょう。画風が選べないアプリでもプロンプト次第で絵柄を決められますが、試行錯誤が必要になります。

また、AIイラストの生成は1回で成功するほうが稀です。ベストの1枚をゲットするにはトライ&エラーが必要になるので、1日に生成できる回数が多い方がよいでしょう。無理に広告を視聴するくらいなら、課金して生成しまくるほうが楽しいのでお勧めです。

無料でイラストを生成できるか

無料で利用できるアプリは、手軽ながらクオリティも十分です。AIでイラストを生成する場合、1回で希望通りのイラストを生成できることは多くありません。基本的には望むクオリティのイラストが生成されるまで、生成をやり直すことになります。

WOMBO Dream』や『AIピカソ』は、どれだけ生成を繰り返しても無料。合わなかった場合にお金を損しないのも、もちろんメリットです。

有料プランがあるアプリは高機能なことが多い

一方で無料での生成に回数制限がついているアプリもあります。こちらは生成の回数が一定に達すると、有料プランに加入して制限を解除しないといけません。

有料プランのあるアプリは料金こそかかってしまうものの、指定できる条件が幅広い、候補を数枚同時に生成してくれるなどのメリットも。また広告を見たり、生成したイラストをSNSでシェアしたりすると、無料で生成できる回数を回復できるアプリもあります。

プロンプトの入力に慣れてきてから課金しよう!

よくあるのが「数回試してみたけど全然いい感じの画像が作れなかった」といって諦めてしまうパターン。まずは一枚、納得いくまで諦めずに挑戦しましょう。求めるクオリティのイラストが作れたら初心者卒業です。

もっといろんなイラストを作りたくなっているはずなので、そこで初めて有料プランや課金を検討すると良いですよ。

スタイルを指定できるか

キーワード以外にも、生成されるイラストのスタイルを指定できると便利。ダークファンタジー風やアニメ風など、タッチや雰囲気を絞り込むことで、望み通りのイラストが生成されやすくなります。また『Dream Art』ではダ・ヴィンチ風やダリ風といったように、特定の画家の画風も再現可能です。

スタイルは絵の方向性やクオリティに大きく関わります。選べるスタイルが多いアプリや、好みのスタイルがあるアプリを選ぶといいでしょう

スピーディな生成ができるか

1回の生成にかかる時間が短いほど、また1回で生成される枚数が多いほど、生成の回数は重ねやすくなります。スピーディな生成ができれば、希望にあったクオリティのイラストを素早く手に入れられるでしょう。

参考画像を利用できるか

AIピカソ』などは参考画像をアップロードして、似たスタイルや雰囲気のイラストを生成できます。

これはi2i(image to image)と呼ばれる機能で、スタイルやプロンプトよりも多くの情報を直接指定できるのが強み。イラストを希望の仕上がりに近づけやすくなりますが、場合によっては参考画像に引っ張られすぎて、プロンプトがうまく反映されないこともあります。

またラフ程度にざっくり描いたイラストを、AIにキレイに仕上げてもらうといった使い方もアリです。背景を描く手間を省くときや、制作途中の絵をどう仕上げたらいいか参考が欲しいときに便利でしょう。

サイズの指定ができるか

starryai』のように、用途に応じて画像サイズの指定ができるといいでしょう。アプリによって縦長や正方形のみしか生成できないものと、自由にサイズを指定できるものがあります。

SNSにアップロードして楽しむ程度なら、サイズが固定でも特に困りません。しかし壁紙や自作イラストの背景といった素材としての利用を考えているなら、用途に合ったサイズを指定できた方がいいでしょう。

ほかのユーザーが生成したイラストを見られるか

WOMBO Dream』などではアプリ内に投稿された、ほかのユーザーが生成したイラストを閲覧できます。イラストの設定によっては生成時に指定したプロンプトやスタイルが見られる場合もあり、似たような画像を作りたいときの参考になるでしょう。

イラストを生成するときのコツ

イラストを生成する際は、プロンプトがそのクオリティを大きく左右します。出来に関わるスタイルの指定も、画風やタッチに関わるプロンプトの追加をワンタップで行う機能と言えます。次に挙げるような方法でプロンプトを工夫すれば、イラストのクオリティをより高められるでしょう

プロンプトは英語で入力する

プロンプトの入力は日本語に対応しているアプリも多く、気軽にイラストの生成ができます。しかしより厳密に要素を加えたい場合は、英語でプロンプトを入力すると正確に反映されやすくなります

唱える呪文でクオリティが段違いに

プロンプトは英単語の羅列が続くため「呪文」と呼ばれています。日本語では出力結果が微妙なことが多く、英語での呪文詠唱がおすすめ。生成したい画像をいかに細かく描写できるかがAIイラスト生成のクオリティを大きく左右します。

クオリティを上げるためのプロンプトを調べる

プロンプトの中には、イラストのクオリティや構図を大きく変えられるものもあります。

多くのアプリに使われているAI『Stable Diffusion』のプロンプトは発見が進んでおり、「Stable Diffusion プロンプト」などで検索すると、便利なプロンプトを調べられます。たとえば全体の品質や情報量を上げられる「master piece」や「best quality」といったプロンプトは、多くのイラストで役に立つでしょう。

光の当て方(ライティング)の指定が意外と大事!

クオリティを上げるために意外と重要なのが光の当て方(ライティング)。人物や対象物にどこから光を当てるか、どういう光を当てるかによってイラストの雰囲気がかなり変わってきます。

「Spotlight(スポットライト)」「Underlighting(下からの光)」「Dynamic lighting(ダイナミックライト)」などを試してみてください。雰囲気がぐっと良くなりますよ。

ネガティブプロンプトを指定する

画像生成AI』など対応しているアプリは限られますが、特定の要素を除外するネガティブプロンプトも、クオリティアップには有用です。たとえば「worst quality(最低なクオリティ)」を除外するよう指定することで、大きく崩れたイラストが生成されにくくなります。複数のネガティブプロンプトを組み合わせれば、より作画の乱れを減らせるでしょう

自動生成したイラストを使うときの注意点

AIで生成したイラスト(以下AIイラスト)は原則として自由に使えますが、新しい技術ゆえ不安な点もあるでしょう。ここではAIイラストを利用する上での留意点を紹介します。

ITライター:柳谷智宣

「生成AIの利用規約には目を通しておきましょう。自分で生成したAIイラストをSNSに投稿
するのは問題ありませんが、写真集などとして販売するなら「商用可能」かどうか確認が必要です。

また、既存のアニメの画風やキャラクター、実在の人物にわざと似せて出力させる場合も、著作権などが問題になる可能性があるので注意しましょう。

AIイラストは自由に利用・投稿できる

ほとんどのアプリはユーザーが生成したイラストに対し、著作権を主張しないことを利用規約で表明しています。つまりAIイラストはSNSに投稿したり、自分で描くイラストの背景に使ったりできるほか、商用利用もアプリによっては可能です。

ただし細かな規約はアプリごとに違う場合もあるので、あらかじめ確認しておきましょう。

サイトによってはAIイラストが販売できない

AIイラストの販売やマネタイズは、『pixiv FANBOX』をはじめいくつかの主要なプラットフォームでは規制されています。『DLsite』ではAIイラストを利用したゲーム・ノベル作品のみ販売可能、『Booth』では販売可能なもののショップの商品が検索画面に表示されなくなるなど、サイトごとに対応の内容はさまざま。販売の際は利用規約を確認しておきましょう。

またAIイラスト制作の依頼を受けられる『プロンプトン』、クリエイターの有償支援機能の実装を予定しているAIイラスト専用投稿サイト『chichi-pui』など、AIイラストの販売・マネタイズに積極的なサイトを利用するのもいいでしょう。

商用利用は本当に気をつけて

まだまだ発展途上なAI画像生成業界。この後にも述べますが、法整備が進んでいる最中です。商用利用する際は、現時点で明確に「商用利用可」と謳っているサービスのみを利用するように気をつけましょう。

利用する参考画像には注意

先述したように、一部のアプリでは参考画像をアップロードして、近いイラストを生成できます。しかし他人のイラストや写真といった著作物をアップロードし、元画像と酷似したAIイラストを生成し公開した場合、著作権の一部である複製権や翻案権を侵害する可能性があります。

アップロードするのは自分が著作権を持っている画像にする、他人の著作物をアップロードして生成したイラストは公開しないなどの注意が必要です。

今後の法整備によって扱い方が変わる可能性がある

AIイラストに関する法整備は現在進んでおらず、今後の規制やガイドラインによっては扱い方が変わる可能性があります。たとえばAIイラストが著作権で保護されるか否かは、未だ明確になっていません。

加えてアメリカの著作権局が2023年3月に発表したガイダンスでは、AIイラストは人間の著作物ではなく、著作権登録はされないとしています。一方でAIイラストを元に手を加えた作品は、制作状況によっては著作権登録が認められるともしています。生成したままのAIイラストを利用したい人には逆風と言えるでしょう。

上記のガイダンスはあくまで初期段階で、かつ日本でもアメリカと同様の措置が取られるとは限りません。しかしAIによる作品の自動生成を問題視する動きもあり、今後何かしらの規制が入る可能性はあります。大々的に商業で利用するなど、AIイラストを重要な場面で使うのは当分避けるのがベターです

参考:AIによって生み出される創作物の取扱い(内閣官房)

AIイラスト自動生成アプリのよくある質問

どうやってAIでイラストを生成するの?

どんなイラストを生成したいか、プロンプトを指定するだけでOK。あとはしばらく待つだけで、AIが希望に沿ったイラストを生成してくれます。

AIイラスト自動生成アプリではどんな絵が作れる?

アプリによってリアル調が得意、アニメ調が得意など差はありますが、総じて言えば幅広いジャンルのイラストを生成できます

AIイラストは自分で使える?

多くのアプリでは、自分が生成したAIイラストは自由に利用できます。SNSに投稿したり、イラストをもとに自作の絵を描いたりしてもOK。ただしAIイラストの販売については、一部サイトで規制されている場合もあります。

AIイラスト自動生成アプリの最新ニュース

AIイラスト自動生成アプリ関連のプレスリリースや、話題になったニュースで最新情報をまとめています。

AIイラスト自動生成アプリに関する調査結果が「CNET JAPAN」、「digital-shift」、「毎日新聞デジタル」、「AIsmiley」、「マイナビニュース」に掲載されました。

生成AIによる画像の利用、イラストレーターの86.7%が「著作権意識する」、一般回答者を約10pt上回る結果に(Appliv調べ)

「画像生成AIの利用状況と著作権に関する意識調査」が実施

夏休み宿題にAI34% 学校・親の制限なし67% 活用状況、民間調査

学生の3人に1人が夏休みの宿題に生成AIを活用。TOP3は「論文・レポート」「数学の問題」「読書感想文」

3人に1人が「夏休みの宿題」に生成AIを使っていた - ネット「宿題の質も影響?」「子供を舐めちゃアカン」

過去のプレスリリース一覧

生成AIによる画像の利用、イラストレーターの86.7%が「著作権意識する」、一般回答者を約10pt上回る結果に(Appliv調べ)

【生成AIに関する調査】学生の3人に1人が夏休みの宿題に生成AIを活用、TOP3は「論文・レポート」「数学の問題」「読書感想文」(Appliv調べ)

googletag.cmd.push(function () { googletag.display('div-gpt-ad-1539156433442-0'); });
googletag.cmd.push(function () { googletag.display('div-gpt-ad-1539156561798-0'); });