【2023年】AIがイラスト・画像を自動生成するアプリおすすめランキングTOP10

更新日:2023年5月29日10:01

AI(人工知能)技術の発展により、絵が描けなくてもアプリを使えば、自分が見たいイラストをAIに生成してもらえるようになりました。ユーザーがやるのはプロンプト(キーワード)の入力だけと非常にお手軽です。

本記事ではAIイラスト自動生成アプリの使い方や選び方、おすすめのアプリをご紹介します。

※ランキングは、人気、おすすめ度、レビュー、評価点などを独自に集計し決定しています。

AIイラスト自動生成アプリおすすめランキング

1

WOMBO Dream

総合評価
4.43
iOS無料
Android無料
注目ポイント

短時間でサクサク生成 豊富なスタイルでどんな絵にも対応

4.50
クオリティ

どのスタイルでも高いクオリティで生成。絵の崩れも少ない

4.30
使いやすさ

選べるスタイルが多く、生成時間も短い

4.50
無料で使える範囲

イラストに透かしは入るが、一通りの機能を無料で使い放題

機能

画風の数 67(有料プランでは84)
参考画像の利用
生成にかかる時間 約5秒
1回で生成される枚数 1枚(有料プランでは4枚)
サイズ指定
作品の閲覧
ネガティブプロンプト ×
利用料金 基本無料(有料プランあり)
Check!

こんな人におすすめ

どのスタイルでも並以上のクオリティを出せる。さまざまな絵を生成したい人に

2

GoArt

総合評価
4.18
iOS無料
Android無料
注目ポイント

便利なプロンプトをワンタップで選び、手軽に名作を生成

4.60
クオリティ

スタイルや各機能でカンタンにクオリティを上げられる

3.70
使いやすさ

チケット制だが多機能。便利なプロンプトの一覧も見られる

3.50
無料で使える範囲

1日に5回までは、広告を見て生成に使うチケットを獲得可能

機能

画風の数 12
参考画像の利用
生成にかかる時間 約10秒(広告が入ると約40秒)
1回で生成される枚数 1枚
サイズ指定
作品の閲覧
ネガティブプロンプト ×
利用料金 基本無料(有料プランあり、アプリ内課金あり)
Check!

こんな人におすすめ

便利なプロンプトがあらかじめ用意されている。楽にクオリティを上げたい人に

3

AIイラスト Plus

総合評価
4.17
iOS無料
Android無料
注目ポイント

好きな要素を選べば、サクッとキャラクターの絵が作れる

3.80
クオリティ

二次元キャラクター特化で出来も十分。抽象画などは苦手

4.70
使いやすさ

人物や背景・服などプロンプトのプリセットが使える

4.40
無料で使える範囲

1日1回広告なしで生成。以降も広告を見れば無制限に生成可

機能

画風の数 8
参考画像の利用
生成にかかる時間 約15~20秒
1回で生成される枚数 1枚
サイズ指定
作品の閲覧 ×(サンプル画像あり)
ネガティブプロンプト
利用料金 完全無料
Check!

こんな人におすすめ

二次元キャラクターの生成に特化。アニメやゲーム風のイラストが好きな人に

4

UniDream

総合評価
4.12
iOS無料
Android無料
注目ポイント

ポーズまで細かく指定 人物イラストの生成ならお手のもの

4.70
クオリティ

特に人物の生成が得意。参考画像でポーズの指定もできる

3.60
使いやすさ

画像加工などモードが多彩。チケット制なので回数は限られる

2.80
無料で使える範囲

1日3回の生成が可能。以降は有料のチケットが必要になる

機能

画風の数 24(有料プランでは43)
参考画像の利用
生成にかかる時間 約10秒
1回で生成される枚数 1枚(有料プランでは4枚)
サイズ指定
作品の閲覧
ネガティブプロンプト ×
利用料金 基本無料(有料プランあり、アプリ内課金あり)
Check!

こんな人におすすめ

ポーズの指定ができ、人物の描写が得意。キャラクターを目立たせたい人向け

5

Wonder

総合評価
3.99
iOS無料
Android無料
注目ポイント

リアルな風景や動物の生成ならコレ 細部の調整もバッチリ

3.70
クオリティ

リアルなスタイルは得意だが、人物やアニメ調はやや苦手

4.30
使いやすさ

生成画像に対し、オブジェクトの追加や消去が可能

4.50
無料で使える範囲

無料でも動画広告を見れば、何度でも生成できる

機能

画風の数 36
参考画像の利用
生成にかかる時間 約30~45秒
1回で生成される枚数 1枚
サイズ指定
作品の閲覧
ネガティブプロンプト ×
利用料金 基本無料(有料プランあり)
Check!

こんな人におすすめ

リアル寄りのスタイルのクオリティが高い。風景や動物・写真が好きな人向け

6

starryai

総合評価
3.78
iOS無料
Android無料
注目ポイント

細かに設定を変えながら生成 手軽でもこだわってもOK

3.80
クオリティ

細部はやや崩れやすいが、手軽に生成してもクオリティは良好

3.80
使いやすさ

細かにステータスを変更して生成できるが、生成はチケット制

3.60
無料で使える範囲

1日10回まで、広告を見てチケットを獲得できる

機能

画風の数 10(有料プランでは12)
参考画像の利用
生成にかかる時間 約15秒
1回で生成される枚数 4枚
サイズ指定
作品の閲覧
ネガティブプロンプト
利用料金 基本無料(有料プランあり、アプリ内課金あり)
Check!

こんな人におすすめ

生成時間やSeed値など細かな設定が可能。出来にこだわりたい中級者向け

7

Picsart

総合評価
3.70
iOS無料
Android無料
注目ポイント

4枚のイラストを一度に生成 いろんな絵をどんどん作ろう

3.50
クオリティ

風景や物体は得意だが、人物は工夫しないと崩れやすい

3.70
使いやすさ

プロンプトを一覧から選択できる。ほかの機能はあまりない

4.70
無料で使える範囲

無料でも4枚の生成が可能で、回数にも制限なし

機能

画風の数 61
参考画像の利用 ×
生成にかかる時間 5秒
1回で生成される枚数 4枚
サイズ指定 ×
作品の閲覧
ネガティブプロンプト ×
利用料金 基本無料(有料プランあり)
Check!

こんな人におすすめ

無料でも1回で4枚の画像を生成。多くの画像を比較したい人におすすめ

8

画像生成AI

総合評価
3.62
iOS無料
Android無料
注目ポイント

ネガティブプロンプトも使える 自由なイラスト生成が可能

3.40
クオリティ

スタイルがないためプロンプトに大きく左右される。玄人向け

3.70
使いやすさ

ネガティブプロンプトを使えるが、スタイルは選べない

4.50
無料で使える範囲

すべての機能を無料で利用できる。広告は入るが回数は無制限

機能

画風の数 ×
参考画像の利用
生成にかかる時間 約30秒
1回で生成される枚数 1枚
サイズ指定
作品の閲覧 ×
ネガティブプロンプト
利用料金 完全無料
Check!

こんな人におすすめ

完全無料でネガティブプロンプトを使える。AIイラストに慣れた人におすすめ

9

Dream Art AI

総合評価
3.43
iOS無料
Android無料
注目ポイント

生成はもちろん、多彩なスタイルで画像アレンジもできる

3.50
クオリティ

細部は崩れやすいが、幅広いイラストを生成できる

3.40
使いやすさ

参考画像が影響する度合いを調整できる。生成時間は長い

3.20
無料で使える範囲

何度でも生成できるが、広告の後に生成の待ち時間が生じる

機能

画風の数 33
参考画像の利用
生成にかかる時間 約60秒
1回で生成される枚数 1枚
サイズ指定
作品の閲覧
ネガティブプロンプト ×
利用料金 基本無料(有料プランあり)
Check!

こんな人におすすめ

参考画像を指定しつつも、スタイルを反映させやすい。絵をアレンジしたい人に

10

AIピカソ

総合評価
3.43
iOS無料
Android無料
注目ポイント

シンプル画面で誰にでも使いやすい画像生成アプリ

3.20
クオリティ

色や造形がおぼろげになりやすい。動物や風景は比較的安定

3.70
使いやすさ

スタイルは少ないが、機能はシンプルで扱いやすい

3.80
無料で使える範囲

数回ごとに30秒の広告が入るが、何度でも無料で生成可能

機能

画風の数 7
参考画像の利用
生成にかかる時間 約5秒(広告が入ると30秒)
1回で生成される枚数 1枚
サイズ指定 ×
作品の閲覧 ×
ネガティブプロンプト ×
利用料金 基本無料(有料プランあり)
Check!

こんな人におすすめ

デザインがシンプルで操作がわかりやすいので、操作性を重視する人におすすめ

AI(人工知能)搭載アプリのおすすめランキングはこちら

【2023年】AI(人工知能)搭載アプリおすすめランキングTOP10
【2023年】AI(人工知能)搭載アプリおすすめランキングTOP10

人気AIイラスト自動生成アプリの比較一覧表

順位 アプリ 総合評価 こんな人におすすめ 画風の数 参考画像の利用 生成にかかる時間 1回で生成される枚数 サイズ指定 作品の閲覧 ネガティブプロンプト 利用料金
1
WOMBO Dream

4.43

どのスタイルでも並以上のクオリティを出せる。さまざまな絵を生成したい人に 67(有料プランでは84) 約5秒 1枚(有料プランでは4枚) × 基本無料(有料プランあり)
2
GoArt

4.18

便利なプロンプトがあらかじめ用意されている。楽にクオリティを上げたい人に 12 約10秒(広告が入ると約40秒) 1枚 × 基本無料(有料プランあり、アプリ内課金あり)
3
AIイラスト Plus

4.17

二次元キャラクターの生成に特化。アニメやゲーム風のイラストが好きな人に 8 約15~20秒 1枚 ×(サンプル画像あり) 完全無料
4
UniDream

4.12

ポーズの指定ができ、人物の描写が得意。キャラクターを目立たせたい人向け 24(有料プランでは43) 約10秒 1枚(有料プランでは4枚) × 基本無料(有料プランあり、アプリ内課金あり)
5
Wonder

3.99

リアル寄りのスタイルのクオリティが高い。風景や動物・写真が好きな人向け 36 約30~45秒 1枚 × 基本無料(有料プランあり)
6
starryai

3.78

生成時間やSeed値など細かな設定が可能。出来にこだわりたい中級者向け 10(有料プランでは12) 約15秒 4枚 基本無料(有料プランあり、アプリ内課金あり)
7
Picsart

3.70

無料でも1回で4枚の画像を生成。多くの画像を比較したい人におすすめ 61 × 5秒 4枚 × × 基本無料(有料プランあり)
8
画像生成AI

3.62

完全無料でネガティブプロンプトを使える。AIイラストに慣れた人におすすめ × 約30秒 1枚 × 完全無料
9
Dream Art AI

3.43

参考画像を指定しつつも、スタイルを反映させやすい。絵をアレンジしたい人に 33 約60秒 1枚 × 基本無料(有料プランあり)
10
AIピカソ

3.43

デザインがシンプルで操作がわかりやすいので、操作性を重視する人におすすめ 7 約5秒(広告が入ると30秒) 1枚 × × × 基本無料(有料プランあり)

AIイラスト自動生成アプリとは

AIイラスト自動生成アプリは、入力したプロンプトに沿って、AIが自動でイラストを生成してくれるアプリです。絵が描けない人でもイラストを作って保存や公開ができるのがメリット。

また自分でイラストを描く人は、背景やオブジェクトなど苦手な部分をAIに生成してもらい、それを自作イラストの素材にするといった使い方もできます。

プロンプトとは

プロンプトとは生成するイラストの要素を決定するテキストやキーワードのこと。「cat(猫)」「cloak(マント)」といった被写体を決めるものから、「high quality(高クオリティ)」など雰囲気を決めるものまで、さまざまなワードが反映されます。

これらを「girl,black cat,blue sky(少女、黒猫、青空)」「smiling girl with black cat(笑顔の少女と黒猫)」といったように組み合わせて入力し、イラストの方向性を決めます。おおよそ画像をキーワード検索するような感覚と考えていいでしょう。

AIイラスト自動生成アプリの使い方

ここでは『WOMBO Dream』を例に、アプリを使ってイラストを自動生成する手順をご紹介。アプリによって機能には細かに差がありますが、手順自体はどのアプリでもほとんど変わりません。

1.サイズを決める

生成される画像の縦横比を決定します。基本的には好きなものを選んでOK。SNSなどにアップロードする予定なら、アップロード先の規格に合ったサイズにすれば、トリミングの手間がかかりません。

2.プロンプトを入力する

プロンプトを入力して、生成されるイラストに含まれる要素を決定します。画像では「少女」「黒いロングヘア」「笑顔」「セーラー服」などを指定しました。なお枠右下のブラシアイコンをタップすると、ランダムにおすすめのプロンプトを入力してくれます。

3.スタイルを選択する

「Choose an art style」から、好きなスタイルを選びます。画像ではアニメ風のイラストを生成するために「Anime v2」を選択しました。最後に画面下の「Create」ボタンをタップして、イラストの生成を開始します。

4.イラストを保存または再度生成する

出来上がったイラストは、イラスト左下にあるボタンから保存できます。またイラストが気に入らない場合は、画面下の「Regenerate」をタップすれば、同じプロンプトで再度画像を生成できます。

AIイラスト自動生成アプリの選び方

アプリによって細かな仕様は異なるので、自分に合うものを選ぶといいでしょう。ここでは選ぶ際の基準となる、アプリごとに差異の大きいポイントを紹介します。

無料でイラストを生成できるか

無料で利用できるアプリは、手軽ながらクオリティも十分です。AIでイラストを生成する場合、1回で希望通りのイラストを生成できることは多くありません。基本的には望むクオリティのイラストが生成されるまで、生成をやり直すことになります。

WOMBO Dream』や『AIピカソ』は、どれだけ生成を繰り返しても無料。合わなかった場合にお金を損しないのも、もちろんメリットです。

有料プランがあるアプリは高機能なことが多い

一方で無料での生成に回数制限がついているアプリもあります。こちらは生成の回数が一定に達すると、有料プランに加入して制限を解除しないといけません。

有料プランのあるアプリは料金こそかかってしまうものの、指定できる条件が幅広い、候補を数枚同時に生成してくれるなどのメリットも。また広告を見たり、生成したイラストをSNSでシェアしたりすると、無料で生成できる回数を回復できるアプリもあります。

スタイルを指定できるか

キーワード以外にも、生成されるイラストのスタイルを指定できると便利。ダークファンタジー風やアニメ風など、タッチや雰囲気を絞り込むことで、望み通りのイラストが生成されやすくなります。また『Dream Art』ではダ・ヴィンチ風やダリ風といったように、特定の画家の画風も再現可能です。

スタイルは絵の方向性やクオリティに大きく関わります。選べるスタイルが多いアプリや、好みのスタイルがあるアプリを選ぶといいでしょう

スピーディな生成ができるか

1回の生成にかかる時間が短いほど、また1回で生成される枚数が多いほど、生成の回数は重ねやすくなります。スピーディな生成ができれば、希望にあったクオリティのイラストを素早く手に入れられるでしょう。

参考画像を利用できるか

AIピカソ』などは参考画像をアップロードして、似たスタイルや雰囲気のイラストを生成できます。これはi2i(image to image)と呼ばれる機能で、スタイルやプロンプトよりも多くの情報を直接指定できるのが強み。イラストを希望の仕上がりに近づけやすくなりますが、場合によっては参考画像に引っ張られすぎて、プロンプトがうまく反映されないこともあります。

またラフ程度にざっくり描いたイラストを、AIにキレイに仕上げてもらうといった使い方もアリです。背景を描く手間を省くときや、制作途中の絵をどう仕上げたらいいか参考が欲しいときに便利でしょう。

サイズの指定ができるか

starryai』のように、用途に応じて画像サイズの指定ができるといいでしょう。アプリによって縦長や正方形のみしか生成できないものと、自由にサイズを指定できるものがあります。

SNSにアップロードして楽しむ程度なら、サイズが固定でも特に困りません。しかし壁紙や自作イラストの背景といった素材としての利用を考えているなら、用途に合ったサイズを指定できた方がいいでしょう。

ほかのユーザーが生成したイラストを見られるか

WOMBO Dream』などではアプリ内に投稿された、ほかのユーザーが生成したイラストを閲覧できます。イラストの設定によっては生成時に指定したプロンプトやスタイルが見られる場合もあり、似たような画像を作りたいときの参考になるでしょう。

イラストを生成するときのコツ

イラストを生成する際は、プロンプトがそのクオリティを大きく左右します。出来に関わるスタイルの指定も、画風やタッチに関わるプロンプトの追加をワンタップで行う機能と言えます。次に挙げるような方法でプロンプトを工夫すれば、イラストのクオリティをより高められるでしょう

プロンプトは英語で入力する

プロンプトの入力は日本語に対応しているアプリも多く、気軽にイラストの生成ができます。しかしより厳密に要素を加えたい場合は、英語でプロンプトを入力すると正確に反映されやすくなります

クオリティを上げるためのプロンプトを調べる

プロンプトの中には、イラストのクオリティや構図を大きく変えられるものもあります。

多くのアプリに使われているAI『Stable Diffusion』のプロンプトは発見が進んでおり、「Stable Diffusion プロンプト」などで検索すると、便利なプロンプトを調べられます。たとえば全体の品質や情報量を上げられる「master piece」や「best quality」といったプロンプトは、多くのイラストで役に立つでしょう。

ネガティブプロンプトを指定する

画像生成AI』など対応しているアプリは限られますが、特定の要素を除外するネガティブプロンプトも、クオリティアップには有用です。たとえば「worst quality(最低なクオリティ)」を除外するよう指定することで、大きく崩れたイラストが生成されにくくなります。複数のネガティブプロンプトを組み合わせれば、より作画の乱れを減らせるでしょう

自動生成したイラストを使うときの注意点

AIで生成したイラスト(以下AIイラスト)は原則として自由に使えますが、新しい技術ゆえ不安な点もあるでしょう。ここではAIイラストを利用する上での留意点を紹介します。

AIイラストは自由に利用・投稿できる

ほとんどのアプリはユーザーが生成したイラストに対し、著作権を主張しないことを利用規約で表明しています。つまりAIイラストはSNSに投稿したり、自分で描くイラストの背景に使ったりできるほか、商用利用もアプリによっては可能です。

ただし細かな規約はアプリごとに違う場合もあるので、あらかじめ確認しておきましょう。

サイトによってはAIイラストが販売できない

AIイラストの販売やマネタイズは、『pixiv FANBOX』をはじめいくつかの主要なプラットフォームでは規制されています。『DLsite』ではAIイラストを利用したゲーム・ノベル作品のみ販売可能、『Booth』では販売可能なもののショップの商品が検索画面に表示されなくなるなど、サイトごとに対応の内容はさまざま。販売の際は利用規約を確認しておきましょう。

またAIイラスト制作の依頼を受けられる『プロンプトン』、クリエイターの有償支援機能の実装を予定しているAIイラスト専用投稿サイト『chichi-pui』など、AIイラストの販売・マネタイズに積極的なサイトを利用するのもいいでしょう。

利用する参考画像には注意

先述したように、一部のアプリでは参考画像をアップロードして、近いイラストを生成できます。しかし他人のイラストや写真といった著作物をアップロードし、元画像と酷似したAIイラストを生成し公開した場合、著作権の一部である複製権や翻案権を侵害する可能性があります。

アップロードするのは自分が著作権を持っている画像にする、他人の著作物をアップロードして生成したイラストは公開しないなどの注意が必要です。

今後の法整備によって扱い方が変わる可能性がある

AIイラストに関する法整備は現在進んでおらず、今後の規制やガイドラインによっては扱い方が変わる可能性があります。たとえばAIイラストが著作権で保護されるか否かは、未だ明確になっていません。

加えてアメリカの著作権局が2023年3月に発表したガイダンスでは、AIイラストは人間の著作物ではなく、著作権登録はされないとしています。一方でAIイラストを元に手を加えた作品は、制作状況によっては著作権登録が認められるともしています。生成したままのAIイラストを利用したい人には逆風と言えるでしょう。

上記のガイダンスはあくまで初期段階で、かつ日本でもアメリカと同様の措置が取られるとは限りません。しかしAIによる作品の自動生成を問題視する動きもあり、今後何かしらの規制が入る可能性はあります。大々的に商業で利用するなど、AIイラストを重要な場面で使うのは当分避けるのがベターです

参考:AIによって生み出される創作物の取扱い(内閣官房)

AIイラスト自動生成アプリのよくある質問

どうやってAIでイラストを生成するの?

どんなイラストを生成したいか、プロンプトを指定するだけでOK。あとはしばらく待つだけで、AIが希望に沿ったイラストを生成してくれます。

AIイラスト自動生成アプリではどんな絵が作れる?

アプリによってリアル調が得意、アニメ調が得意など差はありますが、総じて言えば幅広いジャンルのイラストを生成できます

AIイラストは自分で使える?

多くのアプリでは、自分が生成したAIイラストは自由に利用できます。SNSに投稿したり、イラストをもとに自作の絵を描いたりしてもOK。ただしAIイラストの販売については、一部サイトで規制されている場合もあります。
googletag.cmd.push(function () { googletag.display('div-gpt-ad-1539156433442-0'); });
googletag.cmd.push(function () { googletag.display('div-gpt-ad-1539156561798-0'); });