ライター
サンドボックスゲームとは自由度が高いゲームジャンルのこと
サンドボックスゲームとは、素材を集めてアイテムを作る「クラフト」を軸に、さまざまな物をプレイヤーが自由に作り出せるゲームジャンルのひとつです。
サンドボックスは、砂場を意味し、公園の砂場のように自分で目的を決めて遊べるのが最大の特長。代表格である『Minecraft（マインクラフト）』をもとに、サンドボックスゲームでできることを見ていきましょう。
素材を集め、さまざまな物を「クラフト」で作り上げていく
ゲーム開始直後、プレイヤーは何も持っていない状態で広大なフィールドに放り出されます。
その状態から、まずは素手で木を削って木材を入手し、木材から作業台を作り、作業台でオノを作ります。
素手の状態よりもはるかに効率良く木を削れるようになりました。
このようにクラフトを通じて、徐々にライフスタイルを確立していくのがサンドボックスゲームの独自のプレイ感です。
プレイヤーの発想次第で「何でも生み出せる」
サンドボックスゲームが世界中で遊ばれている最大の理由、それは何でも生み出せることでしょう。家やトロッコなど、あらかじめ想定されたアイテムのほか、仕様を徹底的に活かした、仕掛けづくりまで可能にします。
YouTubeをはじめとする動画投稿サイトにたくさんのアイディアが紹介されているのでチェックしてみるのもおすすめです。
ゴール（エンディング）がないので無限の可能性がある
サンドボックスゲームは、目的やゴール、ストーリーがあらかじめ決まっているわけではありません。
『Minecraft』では、いわゆるラスボスに相当するキャラクターも用意されていますが、倒すのも、無心にクラフトを極めるのもプレイヤーの自由です。発想次第で何でも生み出せるため、究極の暇つぶしを可能にします。まさに無限に遊べるゲームといえるでしょう。
サンドボックスゲームではこんな遊び方ができる
サンドボックスゲームは、何でも可能にする反面、自由度が高すぎて何をすればいいかわからなくなってしまうという声も聞かれます。
そこで『Minecraft』を例に、サンドボックスゲームでできることの一例を紹介しましょう。
建築の腕を磨き、自分だけの町を作る
大半のプレイヤーがサンドボックスゲームで初めにやること。それは拠点造りかもしれません。
簡素な拠点しか作れなくても、経験を積むことで実際に住みたくなるようなオシャレな家を作れるようになります。そこからさらに拡大して、町だって作ることも……！
家造り、町作りの過程は「Nintendo 公式チャンネル」より配信されている「よゐこの○○で○○生活：よゐこのマイクラでサバイバル生活 | Nintendo Switch | 任天堂」でわかりやすく、かつユーモラスに表現されているため、一度チェックしてみるといいでしょう。
モンスターがうろつく世界で冒険サバイバルを楽しむ
クラフトのイメージが強いサンドボックスゲームですが、バトルや、サバイバルの要素も用意されています。敵が出現する夜に備えて拠点を作り、武器・防具をクラフトし、食料を蓄えるなど、サバイバル要素も充実。
ラスボスに相当する敵もいるので、その撃破を目的にするのもありです
農作物を栽培しながら自動収穫!? 自給自足を体験できる
サンドボックスゲームでは農作物の栽培もできます。土を耕し、種をまき、水を与えると、過程も本格的。さらにAppliv編集部では、過去に自動収穫機の作成にも成功しました。
単に農業を楽しむだけでなく、アイディア次第でさらに一歩上を目指せる、これこそサンドボックスゲームの醍醐味です。
『Minecraft』での農業の楽しみ方について知りたい人は、以下の記事もあわせてチェックしてみてください。
牧場ライフを味わえる
サンドボックスゲームで登場する野生動物を狩ることで、素材や食料を入手できます。そして工夫次第では、飼育して牧場ライフを楽しむこともできるのです。
動物を柵で囲い、エサを与えれば繁殖も可能に。手懐けることもでき、本格的な牧場ライフを実現できます。かなり以前のバージョンではありますが、過去にAppliv編集部も牧場ライフに挑戦しています。
『Minecraft』での牧場ライフについて知りたい人は、以下の記事もあわせてチェックしてみてください。
音符ブロックを活用して音楽を作る
クラフトをかなり極めた人向けの遊び方もご紹介しましょう。『Minecraft』には音符ブロックというアイテムが存在し、これに電気回路の役割を果たすレッドストーン回路を組み合わせることで、音色が奏でられます。
上手く活用すれば、作曲ツールさながらの本格的な演奏ができるのです。
編集部おすすめの「サンドボックスゲーム」をマイクラと比較！
ここからは、Appliv編集部注目の「サンドボックスゲーム」について、『Minecraft』と比較しながら見ていきましょう。
広大な世界でのマルチプレイも可能！『テラリア』
2Dアクション版サンドボックスと言えるゲームで、知名度も高い『テラリア』。素材を集めてクラフトを行う点など、『Minecraft』との共通点も数多く存在します。
『テラリア』は比較的バトルに重きを置いており、『Minecraft』とは異なり、昼でもモンスターに襲われやすいほか、数多くのボスが待ち受けています。
キャンプ場で仲間とまったりできる『どうぶつの森 ポケットキャンプ』
キャンプ場の管理人となり、どうぶつたちの集まるキャンプ場を作り上げていく『どうぶつの森 ポケットキャンプ』。クラフトを通じてキャンプ場を飾るなど、『Minecraft』と類似の要素はありますが、サバイバルの要素はゼロ。
よりまったりとした、スローライフの雰囲気を味わえますよ。
自然を操り、命を見守る『WorldBox - サンドボックス神シミュレーター』
同じサンドボックスゲームでも、こちらは神の視点で土、水、生物などを設置し、世界の様子を見守っていきます。意図的に人々を争わせる、天変地異を引き起こすなど、神ならではの気まぐれも想いのまま。
創造神となるのも破壊神となるのもプレイヤー次第!? ある意味で桁外れのスケールのサンドボックスを体験できます。
サンドボックス・クラフトゲームアプリおすすめランキングTOP10
丸太を”ガリガリ”削る感覚が気持ちよすぎる 木工旋盤シミュレーション
- ガイドラインに沿って彫刻刀をあてるだけで、簡単に木彫り作品が完成
- 作品は見本に忠実なほど高値で売れる。繊細な作業でのめり込んでしまう
- 見本そっくりに作れたときの達成感を味わえ、職人になったような気分に
家から始まり最後は都市!? 1から建設できるサンドボックスゲーム
- 自分の思い通りに街を作れる、3Dのサンドボックスゲーム
- チュートリアルが丁寧なので、初心者でも簡単に遊べる
- レベルが上がるとアイテムをアンロック。建設の幅が広がる！
- 最初は使えるアイテムに制限がある
- 一部課金限定アイテムもある
恐竜に腕を生やして、胴体にガトリング！ なんでもありのバトルが今、開幕
- キャラクターを作成し、モンスターたちと戦わせるバトルシミュレーター
- キャンペーンモードを搭載。与えられたミッションをクリアせよ！
- T-レックスやアンキロサウルス、熊やゾウなど多彩な生き物が登場
- 戦闘スタイルにももっとバリエーションがほしい
無料で簡単にマルチプレイ 友達や家族とクラフターデビューを
- 制限のないマップを自由に冒険できる”無料”の箱庭シミュレーション
- 村人やキツネなど多彩な生物が登場。夜には危険なモンスターも……
- 素手でも丸石や葉っぱブロックが取得可能。序盤から建築の幅が広がる
- チュートリアルはない
- 都度広告が表示される
大陸を作るも壊すも神様次第 自然すらも操り、命を見守る
- 土、水、動物などを置き、大陸の様子を見守るサンドボックスゲーム
- 火災や地震を起こして、生命が慌てふためく様子を眺める背徳感
- 大陸の形も自由に変形可能。1から自分で成形することもできる
片手操作で手軽にオートクラフト 子供から大人まで家も船も楽に作れちゃう
- 操作は指一本で完結。誰にでも簡単にクラフトゲームを楽しめる
- 移動以外は完全オート。アイテム強化でサクサク進められる
- 類似ゲームと比較して、クラフトの自由度は低め
- 無料版だと広告の出現頻度が高い
自分だけのプレイスタイルで冒険＆略奪！ 血の気が多めのMMORPG
- 装備する武器や防具によって戦闘スタイルが変わるクラスレスシステム
- 集めた素材で武器や防具をクラフト。市場での売買もできる
- 素材も報酬も略奪！ ほしいものを手に入れるために強くなろう
自分だけしかいない島で土地開拓 実質、ここの神様は私
- 無限にある資材を採集していく、コツコツとした操作がクセになる
- 敵が現れても慌てるべからず。資材と同じように殴ればOKのお手軽さ
- 資材や道具を加工でき、やることがどんどん増えていく楽しさ
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