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メトロノームアプリ おすすめ

メトロノームアプリおすすめ2選&ランキングTOP10 無料・人気のアプリを編集部が厳選【2024年】

更新日:2024年11月18日

メトロノームアプリを使えば、リズム感が身につき、豊かな表現力の習得に役立ちます。録音やチューナー機能があるアプリなら、スマホひとつで演奏の練習に必要なツール一式を無料で揃えられるのもメリットです。

この記事では、仕事でギターやウクレレの演奏配信をしている筆者が、本気でおすすめできるメトロノームアプリを2つ厳選。利用シーンに適したアプリを選べるように選び方を解説します。自分の練習法や楽器に合ったアプリを見つけましょう。

私が本気でおすすめするメトロノームアプリ2選

私が本気でおすすめできるメトロノームアプリはSmart Metronome & Tuner』『Soundbrennerの2つです。

チューナー・録音機材も無料でそろえたい欲張りタイプは『Smart Metronome & Tuner』を使いましょう。メトロノーム以外の機能も充実しています。

本気で演奏スキルを上達させたい人には『Soundbrenner』がイチオシです。音が聞き取りやすく、種類も豊富なのでメトロノームアプリとしても優秀ですが、レッスン動画を視聴できるので、テンポキープ以外の技術も習得できます。

おすすめメトロノームアプリ2選を徹底比較!

まずは、私がおすすめするメトロノームアプリの基本スペックをご紹介します。

用具一式を揃えるなら『Smart Metronome & Tuner』が便利!

楽器練習で頻繁に使うメトロノーム・チューナー・録音機器を無料で一式そろえるなら『Smart Metronome & Tuner』を使いましょう。楽器だけでも高価なのにそれ以外もそろえると結構な出費に……。できる限り出費を抑えて、練習に支障が出ない環境をそろえたい人に特におすすめです。

電子式だけでなく振り子式にも対応。好みに応じてメトロノームを使い分けられるのも『Smart Metronome & Tuner』の強みです。

メトロノームの音はボイスタイプも用意されており、声によるリズム取りが可能。私の経験上、ボイスタイプのメトロノーム音は、練習曲の音源や楽器音にかき消される心配が少ないため、正しいリズムが取りやすいです。

機能は豊富ですが、『Soundbrenner』よりアプリの操作画面がシンプルなので、使い方に困ることもないでしょう。

Smart Metronome & Tuner

Tomohiro Ihara

iPhone無料
Android無料

演奏スキル向上を狙うなら『Soundbrenner』が役立つ

Soundbrenner』ではレッスン動画が配信されているので、プロの演奏を参考にステップアップできます。楽器の弾き方、きれいな音の鳴らし方など、メトロノームを使うだけでは習得できない要素も学べるのが魅力です。

また3つのアプリの中では一番メトロノーム音が大きく聞き取りやすいのが特徴。練習曲や楽器の音がなっていてもメトロノーム音を聞き逃しにくいので、正確なリズムを体に覚えさせやすくなっています。

ギターやウクレレなど弦楽器のチューニングがしやすのも嬉しいポイント。例えばギターなら標準の音階EADGBEを基準にして、音の高さ・低さがわかります。

半音下げチューニングとも呼ばれるD#G#C#F#A#D#のプリセットもあるので、特殊な音階へのセッティングもサクッと完了。今鳴らしている音が本当に正しいのかをすぐに判断できるのが、ほかのアプリよりも優れている点です。チューニングの時間を短縮して練習に集中してみましょう。

拍の選択肢が多いため、オーソドックスなリズムの曲からマイナーで独特なリズムの曲まで幅広く対応しやすくなっています。

メトロノームアプリの選び方

ここでは私が考案した、ストレスなくずっと使い続けられるメトロノームアプリの選び方を紹介します。

  • チューナーや録音機能も使えるアプリを選ぶ
  • メトロノームの設定が簡単なアプリを選ぶ
  • メトロノームの音の大きさや種類で選ぶ

チューナーや録音機能も使えるアプリを選ぶ

▲『チューナー&メトロノーム』のチューナー画面

楽器練習を続けていくなら、チューナーや録音機材はいずれ必要になります。必要性を感じ始めてから買い足すのもいいですが、メトロノームアプリには『Smart Metronome & Tuner』など無料で使えるチューナーや録音機能が備わっているタイプがあるので、そちらを選んでおくのがおすすめです。

ギターやベースなど、弦楽器の演奏しかしない人であれば『Soundbrenner』を選ぶのもいいでしょう。

メトロノームの設定が簡単なアプリを選ぶ

▲『Smart Metronome & Tuner』のBPM設定画面

練習したい曲が増えれば増えるほど、正確なBPMを調べたり入力したりする機会が増え、準備作業自体が面倒に感じやすくなります。ストレスなく使い続けるには入力作業の簡略化が重要に

そこでおすすめなのが『チューナー & メトロノーム』。履歴からメトロノームの設定を呼び出せるため、複数の曲を練習する際にもサクッと設定を切り替えられお手軽です。

BPM設定をより素早く確実に行うなら『Smart Metronome & Tuner』などBPMを手入力できるアプリを使うのもいいでしょう。スライド式やダイヤル式の場合、数字の微調整が難しく、任意の数字に設定するまでに時間がかかります。

メトロノームの音の大きさや種類で選ぶ

▲『Metronome Beats』の設定画面。14種類の音を組み合わせて独自のメトロノーム音を作成できる。

エレキギターやドラムなど、大きな音を出す楽器やヘッドホンを装着しながら演奏する場合には、メトロノームの音が聞こえなくなりがち。メトロノームの音はできる限り大きい方が、音に集中しやすくなるので正確なリズムを刻みやすくなります。

私が実際に演奏しながらメトロノーム音を聞き比べてみた結果、『Soundbrenner』の音が大きくて聞き取りやすい印象。ドラム系の音も選べるので、ロック系の曲でも違和感を感じることなく演奏練習ができました。

音の種類の多さでは『Metronome Beats』圧倒的。ハイハットなど、ドラム系の音を複数の音を重ねてオリジナルのメトロノーム音を作れるので、自分にとって聞き取りやすい音で練習できます。

おすすめメトロノームアプリの機能一覧表

順位 アプリ 総合評価 こんな人におすすめ テンポの取り方 設定できるテンポ チューナー機能 テンポのプリセット バックグラウンド再生 その他機能 利用料金
1
Smart Metronome & Tuner

4.70

振り子式の画面は操作しやすく、機能も充実している。選ぶアプリに悩んだ人 電子・振り子式 1~999 音色の作成、カラー変更、タイマーなど 基本無料 / アプリ内課金あり
2
The Metronome

4.51

ほかのデバイスと同時にリズムを刻める。複数のメンバーで練習したい人向け 電子・点滅式 20~400 × タイマー、練習の教材動画、ほかのデバイスとの同期 基本無料 / 有料プランあり
3
メトロノーム

3.60

さまざまな形式でテンポを取れる。何種類かの楽器を演奏する人向け 電子・点滅・振り子・振動式 30~250 × × テンポに合わせ端末のライトを点灯 基本無料 / 有料プランあり
4
メトロノーム+

3.50

デザインがわかりやすく、各ボタンも操作しやすい。操作を早く覚えたい人 電子式 1~300 録音、徐々に速くなるリピート機能 完全無料
5
チューナー & メトロノーム

3.44

音声を組み合わせて音色を作れる。音色にこだわる人向け 電子・振動式 15~500 ×(テンポの履歴を参照できる) 練習曲の楽譜、音色の作成、練習時間の記録など 基本無料 / 有料プランあり
6
Metronome Beats

3.28

機能が少ない分カンタンに使える。手軽さを重視する人にオススメ 電子・点滅式 1~300 × ○(有料) 徐々に速くなるリピート機能 基本無料 / アプリ内課金あり
7
Metronome: Tempo Lite

3.11

ボイスカウント機能が使える。電子音ではテンポを取りにくい人向け 電子・点滅・ボイスカウント式 10~800 × ○(有料) 徐々に速くなるリピート機能、カラー変更 基本無料 / アプリ内課金あり
8
Practice+

3.06

デザインが特にシンプル。画面の見やすさを重視する人にオススメ 電子式 30~300 × 録音、徐々に速くなるリピート機能 基本無料 / アプリ内課金あり

メトロノームアプリおすすめランキングTOP10

メトロノームアプリおすすめランキングTOP8

全20件
総合評価
4.70
iPhone無料
Android無料

多機能さNo.1 振り子タイプで使いやすさもバッチリ

アプリ評価

使いやすさ
評価s
5.00
振り子の操作は直感的で快適。設定も柔軟に変更できる
機能の豊富さ
評価aa
4.40
音色のカスタムやテンポのプリセットなど幅広い機能
画面の見やすさ
評価a
4.10
ボタンが少なめで見やすく、画面のカラーも多彩に変更できる

こんな人におすすめ

振り子式の画面は操作しやすく、機能も充実している。選ぶアプリに悩んだ人

機能・仕様

テンポの取り方 電子・振り子式
設定できるテンポ 1~999
チューナー機能
テンポのプリセット
バックグラウンド再生
その他機能 音色の作成、カラー変更、タイマーなど
利用料金 基本無料 / アプリ内課金あり
総合評価
4.51
iPhone無料
Android無料

ほかの端末と同期できるから、バンドや部活の練習で活躍

アプリ評価

使いやすさ
評価aaa
4.80
他デバイスと同期し、多人数でも使える。音色もかなり豊富
機能の豊富さ
評価a
4.00
チューナーはないが、練習に役立つ動画が見られる
画面の見やすさ
評価aa
4.60
メニューが見やすく整理されており、各機能も開きやすい

こんな人におすすめ

ほかのデバイスと同時にリズムを刻める。複数のメンバーで練習したい人向け

機能・仕様

テンポの取り方 電子・点滅式
設定できるテンポ 20~400
チューナー機能 ×
テンポのプリセット
バックグラウンド再生
その他機能 タイマー、練習の教材動画、ほかのデバイスとの同期
利用料金 基本無料 / 有料プランあり

ピックアップレビュー

総合評価
3.60
iPhone無料
Android無料

どの楽器とも相性バツグン 好きな方法でテンポが取れる

アプリ評価

使いやすさ
評価a
4.00
振り子と点滅から表示を選べ、振動もありどの楽器でも使える
機能の豊富さ
評価c
2.80
プリセット機能やチューナーがなく、機能の幅は狭い
画面の見やすさ
評価a
4.00
点滅部分が大きく、テンポを確認しやすい。ボタンもシンプル

こんな人におすすめ

さまざまな形式でテンポを取れる。何種類かの楽器を演奏する人向け

機能・仕様

テンポの取り方 電子・点滅・振り子・振動式
設定できるテンポ 30~250
チューナー機能 ×
テンポのプリセット ×
バックグラウンド再生
その他機能 テンポに合わせ端末のライトを点灯
利用料金 基本無料 / 有料プランあり
総合評価
3.50
iPhone無料
Android-

シンプルかつ直感的な画面で、スムーズにカウントできる

アプリ評価

使いやすさ
評価b
3.10
無料のまま全機能が使える。視覚的な効果はやや弱い
機能の豊富さ
評価a
4.00
一通りの機能に加えて、リピートや録音もでき練習しやすい
画面の見やすさ
評価a
4.00
シンプルなデザインかつ、各ボタンも大きいため見やすい

こんな人におすすめ

デザインがわかりやすく、各ボタンも操作しやすい。操作を早く覚えたい人

機能・仕様

テンポの取り方 電子式
設定できるテンポ 1~300
チューナー機能
テンポのプリセット
バックグラウンド再生
その他機能 録音、徐々に速くなるリピート機能
利用料金 完全無料
総合評価
3.44
iPhone無料
Android無料

6つのパートを組み合わせて、音色が自分で作れちゃう

アプリ評価

使いやすさ
評価bb
3.40
英語表記に戸惑う部分もあるが、幅広いテンポが設定できる
機能の豊富さ
評価a
4.00
音色のカスタムが幅広く、練習用の楽譜も見られる
画面の見やすさ
評価c
2.00
ボタンがごちゃつき、各機能への誘導がわかりにくい

こんな人におすすめ

音声を組み合わせて音色を作れる。音色にこだわる人向け

機能・仕様

テンポの取り方 電子・振動式
設定できるテンポ 15~500
チューナー機能
テンポのプリセット ×(テンポの履歴を参照できる)
バックグラウンド再生
その他機能 練習曲の楽譜、音色の作成、練習時間の記録など
利用料金 基本無料 / 有料プランあり
総合評価
3.28
iPhone無料
Android無料

設定はとにかくカンタン 誰でも使えるメトロノーム

アプリ評価

使いやすさ
評価bb
3.30
シンプルな操作感でラクに使える。説明は英語の部分もある
機能の豊富さ
評価b
3.00
音色の変更機能やチューナーはないが、リピート機能を備える
画面の見やすさ
評価a
4.00
点滅が目立ちやすく、各ボタンもまとまっている

こんな人におすすめ

機能が少ない分カンタンに使える。手軽さを重視する人にオススメ

機能・仕様

テンポの取り方 電子・点滅式
設定できるテンポ 1~300
チューナー機能 ×
テンポのプリセット ○(有料)
バックグラウンド再生
その他機能 徐々に速くなるリピート機能
利用料金 基本無料 / アプリ内課金あり
総合評価
3.11
iPhone無料
Android無料

点滅とボイスカウントで、じっくりテンポを覚えられる

アプリ評価

使いやすさ
評価b
3.00
テンポを幅広く設定できる。メニューの操作はやや複雑
機能の豊富さ
評価b
3.00
チューナーはないがメトロノームの機能は一通りそろっている
画面の見やすさ
評価a
4.00
点滅が見やすい画面で、カラーも変更できる

こんな人におすすめ

ボイスカウント機能が使える。電子音ではテンポを取りにくい人向け

機能・仕様

テンポの取り方 電子・点滅・ボイスカウント式
設定できるテンポ 10~800
チューナー機能 ×
テンポのプリセット ○(有料)
バックグラウンド再生
その他機能 徐々に速くなるリピート機能、カラー変更
利用料金 基本無料 / アプリ内課金あり
総合評価
3.06
iPhone無料
Android-

シンプルさと便利さを両立 バランスの取れた使い心地

アプリ評価

使いやすさ
評価c
2.90
バックグラウンド再生が行えず、操作感はややクセがある
機能の豊富さ
評価b
3.00
チューナーなど便利機能を備えている。設定の項目は少ない
画面の見やすさ
評価a
4.00
視覚的にもテンポを取りやすい、広くシンプルな画面

こんな人におすすめ

デザインが特にシンプル。画面の見やすさを重視する人にオススメ

機能・仕様

テンポの取り方 電子式
設定できるテンポ 30~300
チューナー機能
テンポのプリセット
バックグラウンド再生 ×
その他機能 録音、徐々に速くなるリピート機能
利用料金 基本無料 / アプリ内課金あり
iPhone600円
Android-

正確性と使いやすさにこだわった、機能性が高いメトロノーム

良い点
  • 拍子とテンポを登録しておける。設定し直す手間いらず
  • A=440〜444に対応した、幅広いトーンジェネレータを搭載
  • 背景色やメトロノームの音を変更可能。音色に合わせて楽しめる
気になる点
  • 操作説明がないためビート設定など細かな部分がわかりづらい
  • 録音しながらメトロノームを使えない
iPhone無料
Android無料

『Metronaut ミュージックシート』を徹底レビュー

良い点
  • 20種類程度の楽器に対応した演奏の練習をサポートするアプリ
  • リピート再生と録音機能で、苦手なポイントを重点的に練習できる
  • ピアノのコンテンツが特に充実。初心者でも安心して取り組める

BPMの設定範囲は気にする必要なし

昭和の名曲や今流行りの曲など、オーソドックスな曲を数多く練習してきた私からすると、メトロノームのテンポやビートの上限・下限を気にしてアプリを選ぶ必要性は低いです。

具体例を挙げると、昭和の名曲・尾崎豊「I LOVE YOU」は75BPM、平成の有名曲・MONGOL800「小さな恋のうた」は115BPM、令和の人気曲・Aimer「残響賛歌」は171BPM。年代に関係なく有名な曲ほど60BPMから200BPMほどのテンポに収まっている傾向があります。

そしてメトロノームアプリのBPM上限は200以上、下限は1から30程度に設定されているケースがほとんど。「有名な曲から挑戦したい!」という人であれば基本的にどのメトロノームアプリを使っても正しいBPMを設定できるので、BPMの数値を気にしてアプリを選ぶ必要はありません。

筋トレ用に使うならBPM1から選べると便利かも

楽器演奏用ではなく筋トレ用としてメトロノームアプリを活用するのであれば、BPM1から設定できる『Metronome Beats』などを使うのもいいでしょう。筋トレを始めたばかりの人でも、ゆっくりと一定のペーストレーニングに励みやすくなります。

メトロノームアプリに関するFAQ

BPMって何?

1分間に何回音を鳴らすかの指標がBPM(ビート・パー・ミニッツ)。60BPMなら1分間に60回音を鳴らすという意味。数値が大きいほどリズム(テンポ)が速いことを表しています。

振り子式と電子式どっちがいいの?

無料で使えるメトロノームアプリが多いので、電子式をおすすめします。振り子式は目視でリズムを確認できるのがメリットですが、電子式のアプリでも『Smart Metronome & Tuner』のように振り子表示に対応しているアプリがあります。持ち運びや設置場所に困ることもないので、新しくメトロノームを導入するなら電子式を選択するといいでしょう。

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